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FXとは?をわかりやすく|投資初心者が知っておいた方がいい基礎知識

困っている男性のイラスト

FXって難しそう…

そんな投資初心者の方が、必ず理解できるようにFXの基礎をわかりやすく解説していきます。

これだけは覚えてほしい!FXとは

  • FXとは、他の国の通貨を買ったり売ったりして損益を発生させることです
  • 1ドル100円のときに買い、1ドル=120円になったら売る→「20円の利益」(1ドル80円になったら20円の損失)この仕組みを利用して損益を出します

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目次

FXとは?わかりやすく解説

FXは外国為替証拠金取引(Foreign Exchange)の略です。

前半の「外国為替」とは、「国と国の通貨を交換する取引」のこと。

後半の「証拠金取引」とは、モノ(この場合は通貨)を実際にやりとりせず、売買の結果生じた損益を口座残高に反映する取引のことです。それぞれについて、詳しく解説いたします。

FXとはどのような投資なのか?

1年前に1ドル=100円だったのに、今は1ドル=110円になっているというように、国と国の通貨を交換するレートは、経済的に発展している先進国同士の場合、常に変動しています。

このレート変動を利用するのがFXでの取引方法です。海外旅行を例に、この仕組みを解説してみましょう。

仮に、1ドル=100円だとします。これから米国に旅行するので、現地で使うお金が必要ですから、10万円分の日本円を米ドルに交換します。すると、10万円→1000ドルになります。

でも米国旅行では、すべての出費をクレジットカードで決済できたため、交換した1000ドルは結局使わなかったとします。

日本に帰ってきたら米ドルは必要ありませんから、また日本円に戻さなければいけません。このときに1ドル=110円にレート変動していたら、1000ドルは11万円なので1万円のプラスになりますよね。

逆に1ドル=90円になっていたら、1000ドルは9万円になるので1万円のマイナスです。

FXとは?

これが、FXの基本的な仕組みです。

トレンドの波を知る

米ドルと円の交換レートの変動に、一定の傾向が現れることがあります。しばらく上がり続ける傾向が見られることを、「上昇トレンドである」と表現します。逆に下がっていれば下降トレンドです
こういったトレンドを見つけて、適切なトレードができれば利益に、予想に反した動きをしてしまったら損失となります。

また、上がっても下がってもいない状態を「レンジ相場」と呼び、こちらもまた上がったら下がる、下がったら上がるという予想が成り立ちます。

差益が発生するのは、上昇する局面だけではありません。下降トレンドのときは「高く売って、安く買う」取引をすると差益が発生します(この仕組みについては後ほど詳しく解説します)。

円高・円安の基礎知識

朝やお昼、夕方などのニュースで、「外国為替市場では円高ドル安が進み1ドルが107円でした」のように報じられていることをよく聞くと思います。この円高ドル安、あるいは円安ドル高という考え方は、外国為替市場を分析するにあたって非常に大切ですので、この機会に覚えておきましょう。

先ほどの海外旅行の例でも触れたとおり、FXとは通貨と通貨の交換レートに投資する金融商品です。そして、2つの通貨の価値は、一方が上がればもう一方が下がる、シーソーのような関係になっています。ドルと円の関係でいえば、ドルが上がれば円が下がり(円安ドル高)、円が上がればドルが下がります(円高ドル安)。

このことから、FXの取引は「買い」だけでなく、最初から「売る」取引もできます。

1ドル=100円の状態を基準に、円安ドル高、円高ドル安がどういうものかを考えてみましょう。

円安ドル高

  • 1ドル=100円→1ドル円=110円
    • 解釈
      もともとは1ドルを手に入れるのに100円で良かったのに、ドルが高くなり、円が安くなたため、110円必要になった

円高ドル安

  • 1ドル=100円→1ドル円=90円
    • 解釈
      もともとは1ドルを手に入れるのに100円だったが、円が高くなり、ドルが安くなったため、90円で済むようになった

円高ドル安になると、ドル円は上昇ではなく下降

FXでは、1ドル=100円の状態を、「ドル円が100円」という表記をします

つまりドル円が100円から90円になると、円が高くなり、ドルが安くなっているので、円高ドル安です。「円高」という言葉のイメージからドル円が「上昇した」ように連想するかもしれませんが、相場の動きとしては下降となります。

FXの特徴

投資、資産運用にはたくさんの種類があります。FXもその中の一つですが、どのような特徴がある投資なのでしょうか。詳しく解説していきましょう。

リスクと引き換えに、資金以上(最大25倍)の額で取引が可能

FXでは、「レバレッジ」をかけてトレードができます。

レバレッジとはテコのこと

レバレッジはテコのことで、この図のように実際の資金よりも大きな額面の運用をすることが可能です。

具体例で見ていきましょう。1ドル=100円のときに1万ドルを保有しようとすると、普通に考えて100万円の資金が必要となりますよね。

ところがレバレッジの仕組みを最大限に利用すると、1万ドルを約4万円の資金で運用できてしまうのです(ドル円=100円の場合)。つまりは実際に必要なはずの資金の25分の1の資金でトレードができるようになるのがレバレッジの効用です。

また、この25分の1の資金でトレードができるレバレッジ比率を、「レバレッジ25倍」と表現します。現在の国内個人口座のレバレッジは25倍になっています

レバレッジをかけて取引をすることで、保有している資金よりサイズの大きいトレードができるので、トレンドにうまく乗るなど優位性のあるトレードができれば、効率的に資金を増やすことができます

ですが、トレード技術が未熟だったり、資金管理がずさんだったり、メンタル的に乱れるなど優位性のないトレードをすれば、すぐに資金を失ってしまう結果を招きかねません。

Q
証拠金取引、差金決済とは
A

なぜ、FXはレバレッジをかけてトレードができるのでしょうか。
これは、一番最初に少しだけ触れた証拠金取引の仕組みと密接に関連します。

ドル円をトレードする場合、投資家は手元にドルのお札や硬貨を受け取るわけではありません。
取引画面の中で、ドル円を取引したことにして、その結果として生じた利益や損失を、自分の取引口座に反映させます。この仕組みのことを差金決済と呼び、取引の結果で増減する資金を、証拠金と呼びます。

現物としてのドルや円をやり取りするわけではないため、FXの場合は最大25分の1の必要資金でポジションを保有でき、レバレッジをかけた取引が可能となっています

FXのトレードは、必ず「新規ポジション保有→保有ポジションを決済」という2つの取引がセットで進行します。また決済の取引は、必ず新規取引の反対の売買になります。例えばドル円を買った場合、売りの決済をすることで、そのトレードが完了します。

決済の取引をまだしていない状態は、「ポジションを保有している」と表現され、その時点で未確定の利益(含み益)、あるいは損失(含み損)を抱えることになります。決済をしなければ含み益も含み損も現実の口座には反映されませんが、含み損については「耐えられる限界」があります。

資金に対して含み損が一定水準を上回った時点で、すべてのポジションが強制決済されます。この仕組みを強制ロスカットと呼びます(FX会社ごとにロスカットルールが異なるため、実運用する前に確認しましょう)。

基本的にレバレッジをかければかけるほど、含み損に耐える力は弱くなります。つまり、25倍のような高いレバレッジで取引をすると、ロスカットされる可能性も高まるということ。「ハイレバレッジ=ハイリスク」であると覚えておきましょう。

Q
資金がいくらあれば始められる?
A

現在、ほとんどのFX口座では、取引できる最低ロットが「1000通貨から」になっています。これはドル円なら1000ドルという意味。つまり1ドル=100円なら10万円分です。レバレッジの限界は25倍ですので、計算上は約4000円(10万円の25分の1)で1000通貨取引ができます。

ですが、これはあくまでポジションを持つために最低限必要な資金。先ほども解説した通り、ハイレバレッジの状態では含み損に耐える力がありません。全資金に対して取引に必要な証拠金を差し押さえた残りのアクティブな資金でトレードをするわけですから、現実的な目安を考えると1000通貨取引でも2万円程度の資金から始めたいところです。これなら、証拠金を差し引いても1万6000円程度の資金が取引の対象になるため、すぐに強制ロスカットになることはまずありません。

またレバレッジの観点からも、ドル円=100円のときに1000通貨を保有する場合、2万円の資金ならレバレッジは5倍程度となり、一定の余裕があると判断できます。

裏を返せば、何十万円、何百万円の資金がなくてもFXはできるということ。FXを知らない人は「巨額の資金で取引している」といったイメージを持っているかもしれませんが、10万円未満の資金でもFXは十分に可能です。

FX投資家の資金のデータ

こちらは外為どっとコムが発表している「外為白書」の、投資資金のデータです。全体の4割近い人が、10万円未満の資金でFXを運用していることが分かります。

平日なら24時間取引できる(メンテナンス時間を除く)

FXは平日なら24時間取引可能

FXは、FX会社のメンテナンス時間を除き平日なら24時間連続して取引が可能です。なぜなら、FXは個別株のようにその国の市場のオープン時間しか取引できないわけではなく、銀行とマーケットが接続されることでほぼいつでも注文を出すことができるからです。

そのため、会社員の方が通勤時間中に、主婦の方が家事の合間に、夜勤の方が帰宅後の朝にトレードをする…といったことが可能。人それぞれのさまざまなライフスタイルに合わせた運用スタイルがあります。

なお、外国為替相場はその時間帯で動いている株式市場と連動しやすい特徴があります

日本時間で見ると、午前9時~午後3時の時間帯は東京証券取引所がオープンしているため「東京市場」と呼ばれ、日本円が主役になりやすい傾向があります。同様に、日本時間夕方~午後9時くらいが欧州主体の「ロンドン市場」でユーロやポンドが主役、午後9時くらい~明け方が米国主体で「ニューヨーク市場」と呼ばれ、米ドルが主役となります。

トレードはほぼ24時間できますが、このようにメインの市場参加者が入れ替わるため、注目される通貨ペアや情報も変化します

(外為どっとコム総合研究所『外為白書2018-19』より)

ちなみにこちらは、FXのトレードスタイルの変化を示すグラフです。2011年頃はほとんどの方がパソコンのみでトレード、モバイルの割合はわずかでした。

しかしスマートフォンの性能向上に伴って、現在はスマートフォンのみでトレードする人の方が多数派。
FXは平日であればいつでもどこでも取引が可能なので、スマホとの相性もいいと言えるでしょう。

スワップポイントの受け取り(支払い)がある

FXで利益を出す方法は2種類。

1つはここまで解説してきた、通貨間の交換レート変動を狙う取引で、「安く買って高く売る」、あるいは「高く売って安く買い戻す」ことで、その差額を得る方法。

もう1つは政策金利差の調整額を狙うスワップポイント運用です。FXでトレードする2種類の通貨ペアのうち、政策金利(その国の基準となる基本金利)に差がある場合、その調整額をスワップポイントとして投資家が受け取る、あるいは支払う仕組みがあります。

スワップポイントは、日をまたいでポジションを保有すると発生します(そのタイミングは日本時間の朝であることに注意)。

(※2022/1時点)で、高金利なのはトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドなど。逆に低金利の代表格は日本円で、他にスイスフラン、ユーロ、英ポンドなども低金利です。

これらを組み合わせた、トルコリラ円、メキシコペソ円、南アランド円の「買い」ポジションを持って日をまたぐとスワップポイントを受け取ることができ、「売り」ポジションで日をまたぐとスワップポイントを支払うことになります。

スワップポイントを受け取れるポジションを保有することで、日々利益が発生するのでスワップポイント狙いの運用をしている人もたくさんいます。

しかし、スワップポイント狙いの運用にはリスクが二つほどあることも知っておきましょう。まず一つが、為替差損のリスクです。

たとえばトルコリラ円の買いポジションを持っているときにトルコリラの価値が下がれば、当然ながら含み損が発生します。そして含み損が一定のラインを超えれば、強制ロスカットとなり決済されてしまいます。

せっかくコツコツとスワップポイントを積み重ねていっても、為替によって生じた損失が、スワップポイントで得た利益を上回ってしまう可能性もあるのです。

とくに高いレバレッジをかけると、相場が下落したときに耐える力が少ないため、ロスカットに遭う可能性も高まります。多少の変動ではロスカットされないように、余裕を持った資金が必要です。

そして二つめが、政策金利が変動するリスクです。

運用を始めたときには高金利でも、月日が経つうちに政策金利が下がっていくことはめずらしくありません。金利差が狭まれば狭まるほど、受け取れるスワップポイントは少なくなってしまいます。

場合によっては政策金利差が逆転する可能性もあり、今まではスワップポイントを受け取れていても、金利差が逆転すると「支払う側」になってしまいます

スワップ狙いの運用は、こういったリスクを把握したうえで取り組む必要があります。

実際にトレードしてみよう準備編

ステップ0 デモトレードを体験してみる

さて、ここまででFXという投資の概要はある程度理解してもらえたかと思います。

ですが、やはり実際に体験してみないと分からないことは多いはず。さまざまなウェブサイトや本などでFXの基本は勉強できますが、実体験をしないですべてを把握できる人は少ないでしょう。何事も「やってみる」ことが非常に大切です。

そこで、バーチャルな口座でトレードの流れやシステムの操作を体験できるデモトレードをやってみましょう。様々なFX会社では、実際のお金を使わずに、トレードの勉強や練習ができるデモトレードを用意しています。

デモトレードとは、要はゲームのようなものなのですが、為替相場の値動きは現実のものとほぼ同じ。使えるツールもリアル口座と同様です。

実際のお金が増減するわけではないので、資金を失う心配なく、FXの基本的な仕組みを勉強することができます。目まぐるしく動き続ける為替レート、高機能なパソコンやスマートフォンの取引ツールに慣れるため、デモトレードは非常に有効と言えるでしょう。

ステップ1 FX口座を開設する

デモトレードで十分にFXに慣れたら、いよいよリアル口座を開設しての実資金トレードにチャレンジしてみましょう。この際に開設する口座は、デモトレードでたくさん練習した口座を選べば、同じツールを使えるので操作しやすいです。

ただし、念のためその口座の取引最低単位をチェックしましょう。現在の主流は1000通貨取引で、先ほども説明した通り数万円もあれば最低ロットの取引を余裕を持って行えます。でもこれが1万通貨だと、20万円程度の資金が欲しいところ。よって、一番最初のリアルトレードは、1000通貨の口座を選んだ方が無難です。

口座の開設手続きは、基本的にWeb上で進めます。現在はスマホを使った本人確認ができるFX会社も増えてきており、そういった会社であれば書類のやり取りなしで口座開設が可能です。それ以外のFX会社も、本人確認以外の手続きはWeb上で完結します。

口座開設の手順

  1. 各証券会社のホームページ内申込みフォームから必要な情報を入力
  2. 本人確認書類の画像をアップロード(マイナンバーカードが必要です)

以上の手続きが済み、審査に通過すれば、取引口座にログインするための情報が居住地に郵送されます。

通貨単位とは

取引の単位についても覚えておきましょう。

繰り返しになりますが、FXでトレードができる通貨ペアは、ドル+円(ドル円)、ユーロ+ドル(ユーロドル)のように、必ず2種類の通貨が1つのセットになっています。

そして「左側の通貨を1つ得るのに、右側の通貨がいくつ必要か」という考え方をします。

ドル円なら、1通貨なら1ドル分、1000通貨なら1000ドル分の取引となります。ほとんどのFX会社は1000通貨からの取引が可能ですが、中には「1万通貨から」のFX会社もあるので注意が必要です。

通貨単位とは

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ステップ2 資金を入金する

口座開設後、資金を入金することでトレードを始めることができます。

ほとんどのFX口座では「クイック入金」という便利な仕組みを導入しています。対応している銀行のネットバンキング機能を使えるのなら、その場で取引口座へ資金を入金でき、タイムラグなくトレードが開始できます。

また、クイック入金は入金時の手数料がかからないことがほとんどなのも嬉しいポイントです。

実際にトレードしてみよう基礎編

ステップ3 新規注文をする

取引口座を開設し、トレード資金を入金したら、いよいよリアルな実資金トレードができる状態になります。

ここからはトレードをしていく流れと基礎的な知識を解説していきます。

まずは、新規エントリーをするためには、どの通貨ペアをトレードするか選ばなければいけません。FX会社によってトレードできる通貨ペア数は違いますが、ドル円、ユーロドルといった世界中で多くの投資家が取引している主要通貨ペアや、ポンド円、ユーロ円、豪ドル円のように日本人に人気の通貨ペアは、まずどこの口座でも取り扱いがあります。

通貨ペアとは

通貨ペアとは、通貨と通貨を組み合わせたもので、左側の通貨と右側の通貨の交換比率を表します。FXにおいて単独の通貨を売買することはなく、必ずセットになった通貨ペアをトレードすることになります。

通貨の組み合わせにおいて、円は必ず右側に来るルールがあります。そのため、円が絡む通貨ペアは、ドル円、ユーロ円のように、「1つの外貨を得るのに、○円が必要になる」という表記になります。

もちろん、ユーロドル、ポンドドルのように、円が絡まない、私たちから見て外貨同士を組み合わせた主要な通貨ペアもたくさんあります。これらは、損益の計算が円が絡んだ通貨ペアより少し分かりにくいので慣れが必要かもしれません。

また、通貨ペアごとに取引量は大きく異なります。世界で最も取引されているのはユーロドル、次いでドル円です。また、取引量は少ないものの、ポンド円、ユーロ円、豪ドル円、NZドル円といった円が絡んだ通貨ペアは、日本人トレーダーに人気。こういった主要な通貨ペアは、スプレッドと呼ばれる取引コストが安いメリットがあります。

逆に、ノルウェークローネ円、ブラジルレアル円といった取引量が少ない通貨ペアは、相対的に取引コストが高いデメリットがあります。さらに取引量が少ないほど、急激に相場が動くリスクが高まります。

各通貨ペアには動き方にそれぞれ特徴があります。覚えておくことで、基本的なトレード戦略が構築しやすくなるでしょう。

  • ドル円:ほとんどの口座で一番スプレッドが狭い通貨ペア。値動きの幅は狭い。
  • ユーロドル:世界で最も多く取引されている通貨ペアで、ドル円同様スプレッドが狭い。値動きの幅も狭い。
  • ポンド円、ユーロ円、豪ドル円、NZドル円:外貨と円の組み合わせで日本人に人気。スプレッドはそれなりに狭く、材料があるとトレンドが出やすい。
  • トルコリラ円、南アランド円、メキシコペソ円:高金利通貨と低金利の日本円の組み合わせ。買いを持っているとスワップポイントを受け取ることができる。

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トレード戦略に基づいて、トレードしたい通貨ペアが決まったら、新規注文を出すことにりますが、このとき2種類の価格があることに気付くでしょう。

FXでは2WAYプライスという仕組みが用いられていて、売値(Bid)と買値(Ask)に価格差があります。必ずBidよりAskが高くなっていて、同じ通貨ペアでも私たちは高く買い、安く売ることになります。この価格差を「スプレッド」といい、FX会社の収益となっています。

スプレッドとは

新規エントリーした瞬間のポジションを見ると、ほとんどの場合マイナスからスタートするはずです。実はこれがスプレッド分のコストです。

例えば、ある円が絡んだ通貨ペアのスプレッドが1銭(100分の1円)だとして、1万通貨を新規買いエントリーすると、注文の直後に価格変動しなければ、100円の損失からトレードがスタートします。円絡み通貨ペアで1万通貨取引時の1銭は100円の損益なので、スプレッド分遠くから取引が始まるのです。1銭上昇してやっとプラマイゼロ、10銭分の値幅を得るためには、11銭上昇しなければいけません。これがスプレッドの正体です。

このスプレッドは、トレードするごとに支払うことになります。ということは、最終的な獲得利益が同じ100銭分の値幅でも、1回で獲得するのか、10回に分けて合計で獲得するのかで、支払うスプレッドは10倍違うことになります。

スプレッドは、通貨ペアによって違うことはすでに述べた通り。メジャーなペア、人気のあるペアの方が狭い(価格差が少ない)傾向にあります。

またスプレッドは相場の展開によっては拡大します。穏やかに値動きしていて、ほどよく相場に参加している人が多い状況なら、売り待ち、買い待ちの注文ともにたくさんあるため、希望の価格、狭いままのスプレッドで売買することができます。

ただし、経済指標や要人発言の直後などで、買いか売りどちらかに市場参加者の注文が偏った場合には、どちらかの注文が品切れのような状態になります。FX会社も狭いままのスプレッドで提供できなくなるため、いつもよりスプレッドが広がります(価格差が大きくなります)。また、市場でほとんど誰も取引をしていない場合にも、同様の状態になることがあります。

株式のように、売買ごとに定額の手数料を支払うのなら、取引コストを実感することは簡単です。でもFXのようにスプレッドという価格差が取引コストの場合には、どれくらいのコスト負担をしているか実感しづらいかもしれません。

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トレードをするときには、必ず取引ロット数を決めなければいけません。ロット数はリスクを基準に設定しましょう。先にも出てきましたが、ドル円やユーロ円など、円が絡んだ通貨ペアにおいて、1万通貨取引時の1銭は100円の損益です。ということは、1円(100銭)逆行したら1万円の損失となります。

例えばドル円を買ったとして、どこまでも上昇する可能性はありますし、どこまで上昇しても投資家が決済しなければトレードは終わりません。買いのトレードに限りますが、理論上の利益は無限です。

でも、損失は有限です。先ほどの条件で、資金が10万円だとします。まずトレードをするために必要な証拠金がロックされます。ドル円が100円だとして、1万通貨取引の証拠金は4万円です。なので、10万円から4万円を引いた6万円が、実際にトレードに使える資金ということになります。

この状態なら、6円以上の下落をするとトレード資金がなくなることになります。これが「損失は有限である」という意味です。また、数字上の最終ラインは6円だとしても、精神的に負担を感じる水準はもっと手前かもしれません。例えば一度のトレードで1万円以上は負けたくないなら、1円の損失幅で撤退しなければいけません。

このように、「いくら以上損はしたくない」という基準で、ロット数を決めることがトレード計画の基本中の基本となります。

くれぐれも、なんとなくで取引ロット数を決めるのはやめましょう。また、こういった計算は少し難しいので、ひとまず最低ロットから始めるのも1つの考え方です。

レバレッジとは

すでに解説してきた通り、FXの取引ではレバレッジをかけられるため、実際に必要な資金より少ない資金でポジションを保有できます。

ただ、FXの界隈ではレバレッジに関する誤解もいくつかあります。まず、レバレッジ25倍だからといって、もともと持っているお金の25倍多く勝ったり、負けたりするわけではありません。あくまで「本来必要な資金より圧縮された少しの資金でポジションを持てる」ことがレバレッジの機能。円絡みの通貨ペアで1万通貨取引したときに、1銭の損益は100円であることは、レバレッジが何倍だろうと同じです。

また、実際にトレードをすると、「私はレバレッジ○倍でトレードをしています」「チャンスなのでレバレッジ○倍まで上げよう」というように、主体的にレバレッジをコントロールするものではないことが分かります。レバレッジは資金とロット数で自動的に決まるものだからです。

ただ、現在のレバレッジを計算して求めることはでき、その数値がリスクをどれだけ負っているかの目安にはなります。

レバレッジは、(現在のレート×ロット数)÷資金で計算できます。
(現在のレート100円×10,000通貨)÷資金100,000円=レバレッジ10倍というようにすぐ計算できますし、FX会社の取引ツールによっては画面上にリアルタイムで表示されています。

25倍に近ければほとんど余裕がないことになりますし、1倍に近ければ長くポジションを持つ余裕があると判断できます。

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ステップ4 (場合によっては)ロールオーバーする

FXはポジションの保有期限がありません。後で解説する強制ロスカットにならない限り、いつまででも決済を遅らせることができます。

前日に買った、あるいは売ったポジションを翌日に持ち越すことを「ロールオーバー」と呼びます。いわゆる日またぎで、スワップポイントはこのタイミングで発生します。

証拠金維持率とは

ここまでは、主にリスクの目安としてレバレッジが○倍という考え方を紹介してきましたが、証拠金維持率についても学びましょう。

証拠金維持率とは、どれくらい資金に余裕があるかを判断できる数字で、

純資産÷必要な証拠金×100で求められ、○%のように百分率で表されます。100%になった時点で、純資産と必要な証拠金額が同額となり、取引に使う余裕資金がないことを表します。

なお純資産とは、証拠金全体から現在の評価損益と未決済のスワップポイント損益を足したもので、つまり取引の途中経過も加味した、リアルタイムの資金のことです。

例えば、以下のような計算となります。

純資産100,000円÷証拠金40,000円×100=証拠金維持率250%

先ほど解説した強制ロスカットは、証拠金維持率が一定の水準を下回ったところで発動し、50%~100%がその水準であるFX会社が多いです。例えば100%で強制ロスカット発動なら、ポジションを保有するために必要だった資金は残ることになります。

※強制ロスカット発動時に相場の動きが急激だと、ロスカット取引が実行される前にさらに損失が拡大する可能性があります

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Lot数とは

証拠金維持率は、純資産÷必要な証拠金×100ですから、高い数値に保つには資金を多く持つか、ポジションを少なく持つ必要があります。

現実問題として、投資資金には限りがあるものですから、証拠金維持率を高く保って安全な運用をするためには、ロット数を抑えるのが有効です。

ロスカットとは

すでに述べた通り、証拠金維持率が一定水準を下回ることで、強制ロスカットとなります

強制ロスカットと書くと、とてつもなくネガティブな響きとなりますが、これは実際は投資家の資産を保護するという側面もあります。もしも相場が自分の予想に反して逆行し続けたら、資産が全部なくなるどころか、資産がマイナスになり追い証(資金追加)が必要になってしまいます。そうなる状態よりもっと手前で、それ以上に損失が拡大することを食い止めるために強制ロスカットは行われます

FX会社によっては、強制ロスカットの水準が近づいてくると、画面上の表示が変わったり、メールが送信されたりします。見逃さないようにしましょう。

ステップ5 決済する

ポジションを決済することで、初めてそのトレードの損益が確定します

決済をする前の未確定の利益や損失を、含み益、含み損と呼びます。また含み益の状態で利益を確定させることを利食い、含み損を確定させることを損切りと呼びます。

pipsとは

FXの利益や損失を説明するための表現にpipsがあります(単数形はpip)。これはトレードにおける最小単位のことで、円が絡んだ通貨ペアなら1pip=0.01円=1銭となります。

外貨同士の組み合わせなら、少しだけ計算が複雑になります。ユーロドル、ポンドドルのような対米ドル通貨ペアの場合、1pip=0.00001ドル(0.01セント)です。

現在はほとんどのFX会社で、最小取引単位が0.1pipsになっていますが、例外的に0.01pipsの口座もあります。

実際にトレードしてみよう応用編

ステップ6 チャートの見方を覚える

ここまでの流れで、エントリーをして決済するというトレードの基本的な仕組みはお分かりいただけたかと思いますが、資産運用としてFXを続けていくためには、相場の分析が必須です。

相場の分析とは、「現在の相場がどういう状態であるか」を知った上で、「その状態に適した手法を選ぶ」ために行います。

この分析のための基本の基本は、ローソク足(あし)を用いたチャート分析。ローソク足とは、江戸時代に日本で考案されたといわれ、1つのバーに4種類の価格情報が記録されています。

ローソク足は、一定時間が経過するごとに新しいものが追加されます。短いものでは1分に1本(1分足)、長いものでは1か月に1本(月足)のローソク足が成立します。そしてその一定時間内の値動きを表します。

4種類の価格とは、始値(開始価格)・終値(終了価格)・高値(一番高かった価格)・安値(一番安かった価格)となり、図のように始値と終値の間の太い部分を実体、実体から高値と安値に伸びる線をヒゲと呼びます。

また、始値<終値の上昇しているローソク足を陽線、始値>終値の下降しているローソク足を陰線と呼びます。

ローソクアシ

チャートとは、FX会社各社の取引システムに搭載されている値動き分析のベースになるもので、ローソク足が時系列順に並んでいます。一番右のローソク足が最新もので、先ほど解説した一定時間ごとに新規ローソク足が立っていくことで、価格変動の流れを追うことができます。

ローソク足が時系列で並んでいる画像
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ステップ7 自分に合ったトレードをライフスタイルから考える

FXの相場は、平日ならほとんど24時間動き続けているため、いつ新規エントリーをして、いつ決済をするかの自由度は非常に高いと言えます。

そのため、投資家のライフスタイルに合わせて、売買のタイミング、ポジション保有時間を決めることができます。平日の朝から夕方まで勤務している方なら、帰宅後の日本時間夜に本腰を入れてトレードをするといった具合です。

トレードスタイルとは

FXのトレードスタイルは、ポジションの保有時間に合わせて4種類に分類できます。

  • スキャルピング 数秒から数十分
  • デイトレード 1時間から数時間。日をまたがない
  • スイングトレード 数日から数週間
  • 長期トレード(ポジショントレード) 数か月から数年

ステップ8 相場を分析してみる

FXのトレードを収益化するためには、相場分析をしっかり行い、現在の傾向と将来の見通しを得なければいけません。

分析のアプローチには無数の種類がありますが、核となるのはすでに解説したチャート分析が軸になるテクニカル分析と、各国の経済や政治、地政学などから判断するファンダメンタルズ分析の二通りとなります

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析

テクニカル分析は、チャートから読み取れる過去から現在までの値動きを把握することです。

チャート上に並ぶローソク足の配置や長さ、形状を分析したり、チャートにテクニカル指標を表示することで、値動きの傾向を把握し、未来の値動きを予想します。

テクニカル指標とは、チャート上に現れている価格変動を再計算し、計算結果を線や図形などで視覚化したものです。

有名なものに、移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、RSI、MACDなどがあります。

ボリンジャーバンド
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ファンダメンタルズ分析とは、通貨を発行している各国の経済や政治の状況から、その通貨の未来の強弱を予想するものです。

その中でも特に重要なのが、雇用統計、GDP、金利政策などの公式発表である経済指標で、相場を大きく動かす要因になります。

またトランプ米大統領のような要人の発言も、マーケットに大きなインパクトを与えることがあります。

なお、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は対立概念ではありません。二者択一で考えるのではなく、両者は連動しているので、どちらも等しく学ぶことが大切です。

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ステップ9 複数の注文方法を駆使する

FXのトレーダーというと、たくさんの画面を監視して、その都度リアルタイムで売買をしている人物を連想する方が多いかもしれません。

もちろんそういったスタイルのトレードで成功している方もいますが、必ずしも相場に張り付かなくても資産運用としてのFXは可能です。

なぜならFXのトレードは、価格を指定する予約注文が使えるからです。あらかじめ「○円になったら決済」というようにセットをすることで、ずっとチャートを見張っていなくて良いのです。

FXの注文は、大きく分けて2系統。リアルタイムの成行(なりゆき)と、価格指定する予約注文である、指値(さしね)と逆指値(ぎゃくさしね)となります。

成行は、その時点からできるだけ早く売買を完了させる注文で、価格を指定できません。今すぐにエントリー、あるいは決済をしたい場合に用いられ、投資家がそのタイミングで注文の操作をしなければいけません。

指値と逆指値は、「○円でエントリーする」「○円で決済する」ことを、事前に指定します。

FXの注文方法とは

・指値(さしね)注文
より安く買い、より高く売る注文。新規エントリー時には、今より安くなったら買い、今より高くなったら売ります。決済時には、利益確定の注文となります。

・逆指値(ぎゃくさしね)注文
より高く買い、より安く売る注文。新規エントリー時には、今より高くなったら買い、今より安くなったら売ります。決済時には、損切りの注文となります。
指値と逆指値の関係は分かりにくいですが、2種類の予約注文を出すために分類されているので慣れていきましょう。

指値と逆指値を組み合わせた注文を使いこなすことで、売買の大部分を自動化することもできます。

  • IFD(イフダン)注文
    新規エントリーと決済をどちらも価格指定できます。新規注文が実行されると、そのポジションに対して決済注文が有効になります。
  • OCO(オーシーオー)注文
    保有しているポジションに対して、利益確定(指値)と損切り(逆指値)を同時に設定できます。どちらかが有効になると、もう一方がキャンセルされます。
  • IFO(アイエフオー)注文
    新規エントリー+OCO注文。エントリーから2種類の決済まで、全ての売買を価格指定して予約できます。

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裁量トレードと自動売買

ここまでは、投資家自身が注文を出す裁量トレードについて解説してきました。

FXでは自動売買も盛んで、あらかじめ売買の戦略を設定しておくことで、自動的にトレードが行われるため、特に時間がなくて忙しい方には向いています。

自動売買は、裁量トレードと比較して、メンタル面の負荷を受けないメリットもあります。フルオートで売買が行われるため、投資家がその場での判断を求められることはありません。

ただ、自動売買は想定外の値動きが起きたときへの対応が遅れるデメリットもあります。裁量トレードほどすぐに軌道修正はできないことも覚えておきましょう。

FXの自動売買を実行するためには、大きく分けて2種類の環境があります。1つは、証券会社が用意しているトレードシステムを利用するやり方。FX会社内のサーバでトレードが行われるため、投資家がパソコンやスマートフォンを起動させ続ける必要はありません。すぐ自動売買を始められますが、スプレッドとは別の取引コストが発生することが普通です。

もう1つは、MT4と呼ばれるトレードソフト上で、EAという自動売買のプログラムを動かすやり方。こちらは自らの環境でMT4を常時稼働させる、EAファイルを入手しなければいけないなどハードルはやや高いですが、スプレッド以外の手数料が発生しないため、前者より取引コストを抑えられるメリットもあります。

自動売買については別の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はそちらもぜひご覧ください。

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「FXの税金」についても把握しておこう

FXを始める際は、FXにかかる税金についても知っておく必要があるでしょう。

FXでは、利益が出れば納税の義務が生じ、その年の所得を確定申告しなければいけません(サラリーマンなど給与所得者は、FXを含む給与以外の所得合計が20万円以上で申告の義務)。

つまり、年間20万円以上の利益が出たときは納税の義務が発生し、それ以下であれば税金はかからないということ。単純計算で、月平均で1万7,000円ほどの利益が出せるようになったら、課税対象になるようなイメージです。

FXにおける所得は申告分離課税の対象で、利益から経費を差し引いた所得に対して20.315%が課税されます。他の所得と通算されることはなく、単独の課税となります。

また、FXの所得は、CFD取引、先物取引などの同ジャンルの利益や損失と、損益通算できます。例えばFXで10万円勝ち、CFD取引で10万円負けていたら、その年の所得は0円です。ただし、株式や仮想通貨、海外FXとは通算できません

さらに、損失を3年間繰り越すことができます。2019年に10万円負け、2020年に10万円勝ちなら、2020年の所得はゼロです。そのため、損失が出た年でも確定申告をした方が良いでしょう。

なお、トレード用パソコンやスマートフォン、投資関連書の購入費用、セミナー受講費と会場までの交通費、有料メルマガなどの情報料が経費として認めれる可能性があります。

自分に合ったFX会社を見つけるには?

国内の主要FX会社を16社紹介します。この中で、自分がやりたいトレードスタイルに合った口座を選ぶようにしましょう

使いたいツールがある、スマートフォンのアプリが使いやすい、トレードしたい通貨ペアのスプレッドが狭かったりスワップポイントが多い、1000通貨での投資ができるといった基準で選ぶと良いです。

また、サポートが充実している、株やCFDなどFX以外の商品もトレードできるといった点を重視する考え方もあります。

エフプロがオリジナルで開発した診断ツールで、あなたに合ったFX会社が見つけられます。ぜひ診断してみてください。

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この記事のまとめ

  • FXとは、「Foreign Exchange」の略。米ドルなどの外国通貨を売買し、為替の値動きによる損益を出すのがFX
  • FXはレバレッジをかけることで、少ない資金で大きな投資ができる
  • その反面リスクも大きくなることに注意
  • 通貨ペアの政策金利差によってはスワップポイントを受け取ることができる(逆に支払うこともある)
  • FXは売りからスタートすることもできるため、不景気・円高・円安でもトレードできる
  • さまざまなトレードができるがリスクとリターンは常に隣合わせということを忘れないように注意
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