目次
FXのアプリを決めるための3つのポイント
チャート機能に妥協はないか
FXで取引をするときに、非常に重要な機能がチャート機能です。すでにパソコンでFXをしている人はもちろん、これからFXを始める人も、近いうちに難易度の高い取引手法にチャレンジするかもしれません。
その時、チャート機能が充実していなければ、現状で我慢するか、別のFX会社で口座開設をして新しいアプリに慣れるかのいずれかを迫られます。そのため、最初のうちから高機能なチャートが使えるアプリで始めることにはメリットがあります。
アプリから見られる情報量は多いか
あるニュースを境に大きく値動きするFX取引において、「情報」を手に入れやすいかは非常に重要です。
情報とは、経済ニュースはもちろんのこと、各国の経済指標や専門家が発表しているレポートまで多岐に渡ります。そのため、スマホのアプリでもより多くの情報を得たいところです。
スマホの小さな画面でも使いやすいか
パソコンやタブレットと比較して、スマホの画面が小さいことは言うまでもなく、スマホの小さな画面でも見やすいこと、操作しやすいことが重要になってきます。
ただ、見やすさや操作性は人それぞれ感じ方が違います。そのため、これから12社のFXアプリを解説する中で、各社のアプリの写真によって見やすさを、実際にアプリを使ったユーザーの声を読むことで操作性を判断していただきたいです。
【GMOクリック証券】業界大手のFX会社で最新アプリは使いやすさ抜群
GMOクリック証券は、FX取引高が世界第1位*の業界大手のFX会社です。
*
取引高が大きいということは、実際にGMOクリック証券で取引をしている人が多いということ。
また、親会社がIT会社であることを活かしたシステム開発力に定評があります。アプリを含めた取引ツールの使い勝手がいいのはもちろん、システム障害にも強いという特徴があります。
それでは、ここからはGMOクリック証券のスマホアプリである「GMOクリック FXneo」の機能について解説していきます。
チャートを見ながら瞬時に注文できる「スピード注文チャート」が便利
GMOクリック証券のアプリ「GMOクリック FXneo」のチャート機能は、使えるテクニカル分析機能が豊富です。
トレンド系は、以下の5種類の表示が可能です。しかも、これらの指標の設定値を自由に変更することができます。
GMOクリック FXneo トレンド系テクニカル
- 単純移動平均
- 指数平滑移動平均
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- 平均足
- スーパーボリンジャー
- スパンモデル
オシレーター系は、以下の代表的な7種類の表示が可能です。これらの指標の設定値も、自由に変更することができます。
また、他社のアプリでは1つしか表示できないところが多いのに対し、「GMOクリック FXneo」では複数のオシレーター系テクニカルを表示できるところも大きな特徴です。
GMOクリック FXneo オシレーター系
- MACD
- RSI
- DMI/ADX
- ストキャスティクス
- RCI
さらに、描画機能も豊富です。平行ライン(チャネルライン)や水平ライン、フィボナッチリトレースメントなどパソコンと遜色ないレベルでラインを描画することが可能です。
最後に、「GMOクリック FXneo」にはリアルタイムで更新される「スピード注文機能」を搭載していることも大きな特徴です。
チャートを確認しながら新規・決済注文に加えて全決済も可能です。
「GMOクリック FXneo」のニュース・経済指標
「GMOクリック FXneo」ウィジェットやFXトレード日記などトレード情報が充実しています。 マーケット情報については、経済カレンダーに重要度の表示が追加されたことでさらに使いやすさが強化されました。
また、「FXトレード日記」や「期間損益」で、日々の取引結果を確認ができるようになっています。 ウィジェット機能も使えるため、アプリを起動しなくても重要な情報をすぐに確認することができます。
また、経済カレンダーでは各国の経済指標の日時、前回の数値や予測数値、結果をチェックすることが可能です。10分以内のイベントについては、文字の色が変わるため見やすくなっています。
「GMOクリック FXneo」は、面倒なメールアドレスの登録やパスワード入力が不要な無料のデモ取引が「GMOクリック FXneo」では可能です。デモ取引で設定した情報はそのまま本番でも利用できます。
【DMMFX】約定力の強さはアプリでも健在
DMMFXを主要なFX会社として持つDMM.com証券は、取引高に関して世界で2位であるため、GMOクリック証券と同様に多くの人から支持されています。
以下、パソコンとは違うスマホのDMMFXのアプリについて詳しく解説していきます。
チャート機能
DMM FX(DMM.com証券)の「スマートフォンアプリDMM FX」は、他社と比較してもテクニカル分析機能がトップクラスに充実しています。
トレンド系は、以下の表示が可能です。またスーパーボリンジャーやスパンモデルも見ることが可能です。
トレンド系テクニカル一覧
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- スーパーボリンジャー
- スパンモデル
一方のオシレーター系は、FX取引をするうえで必須と言える5つの指標を揃えています。
オシレーター系テクニカル一覧
- MACD
- RSI
- DMI/ADX
- スローストキャスティクス
- RCI
これらの指標の設定値(パラメーター)を自由に変更することができるため、普段パソコンで取引している人も自分自身で考えたトレード手法を反映させられます。
また、「スマートフォンアプリDMM FX」では、チャートを4分割で表示させることが可能です。
時間足を変えて同一通貨をチェックする、あるいは関連性のある通貨(ドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円など)を一度に表示させることができるため、多角的な分析をするのに最適です。
さらに、1画面でのチャート画面で「スピード注文」のボタンを押せば、すぐにスピード注文モードへ切り替えることができます。
チャートを見ながら注文することができるため、相場が急変をしているときなど、一瞬の違いが損益に大きな差を生む場合にとても有効です。
ニュース・経済指標
「スマートフォンアプリDMM FX」では、グローバルインフォ社のニュースである「GlobalInfo24(GI24)」を見ることができます。
最新ニュースはもちろん、要人発言やマーケットコメントまで網羅しているため、FXをする上で必要十分な情報量だと言えます。
また、主要国の経済指標一覧を確認することができます。指標の重要度が国旗の下に[▬][▬ ▬][▬ ▬ ▬]の3段階で表示されており、前回の数値と今回の予測数値のほか、すでに発表された指標の結果が表示されます。
特に指標の重要度を表示する機能は、注目した方がいい指標と発表後の結果を照らし合わせることができるので、とても勉強になります。
このようにチャートの見やすさやわかりやすさが配慮されたアプリの設計によって、これからFXを始める人でも使いやすいアプリになっています。
【外為どっとコム】情報力が魅力のFX会社
外為どっとコムはFXに関する情報量が魅力です。
詳しくは後述しますが、4社分のニュースを提供したうえに豊富なレポートを見ることができます。もちろんスマホからも見られるので、いつでもどこでも最新のFX情報を入手することができます。
また、1000通貨単位からの取引が可能です。
業界トップクラスのGMOクリック証券やDMMFXは1万通貨単位での取引となるので、10分の1の資金からFXを始めることができます。
チャート機能
外為どっとコムのスマホアプリ外貨ネクストネオ「GFX」はテクニカル指標が充実しています。
外貨ネクストネオ「GFX」では、トレンド系は以下の表示が可能。パラボリックやエンベロープといった、パソコンのチャートでしか扱っていないようなテクニカル指標が使えるのは魅力です。
外貨ネクストネオ「GFX」のトレンド系テクニカル
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- スパンモデル
- スーパーボリンジャー
- パラボリック
- エンベロープ
- ピボット
- フィボナッチ・ピボット
- ピークボトム
また、スパンモデルやスーパーボリンジャーも利用することができます。
オシレーター系では、以下の表示が可能です。サイコロジカルラインや乖離率といった指標もあり、パソコンの高機能チャートと比較しても遜色ないトレード環境を実現できます。
外貨ネクストネオ「GFX」
- MACD
- RSI
- ストキャスティクス
- スローストキャスティクス
- RCI
- DMI
- サイコロジカルライン
- 乖離率
- ROC
- モメンタム
さらに、外貨ネクストネオ「GFX」ではチャート保存機能を備えており、分割チャートを最大4パターンまで保存できます。そのため、自身が見たい通貨のチャートを必要に応じて表示することができます。
ニュース・経済指標
外貨ネクストネオ「GFX」の特徴の1つに、マーケット情報が充実していることが挙げられます。
外貨ネクストネオ「GFX」では、経済指標に加え、「ニュース速報」「フィスコライブ」「ロイターニュース」の3つのニュースを見ることができます。
また、「フィスコ朝刊」と「フィスコ夕刊」、往年の名ディーラーである酒匂隆雄氏のレポート(酒匂レポート)、「外為トゥデイ」や「G.com」と、レポートもかなり充実しています。
経済指標は、週間予測カレンダーでチェックが可能です。その週に発表予定の主要経済指標を一覧することができ、各経済指標の前回の数値と今回の予測数値、今回の結果が見られます。
このように3つのニュースと各種レポートがこれほど充実しているアプリはなかなかありません。サブとして外為どっとコムで口座を開設し、出先でスマホからFX関係の情報を集めるのもいいでしょう。
【ヒロセ通商】LION分析ノートで取引結果を客観的に分析
ヒロセ通商はスキャルピングを歓迎しているめずらしいFX会社です。スキャルピングとは、最短で数秒しか保有せずに決済をする超短期売買のことで、機動力の高いスマホと相性のいい取引です。
また、ヒロセ通商は業界でも食べ物キャンペーンが有名なFX会社です。一定数以上の取引量をすると、肉・餃子・カレーなどをプレゼントしており、ヒロセ通商の個性となっています。
それでは、一風変わったFX会社であるヒロセ通商のアプリの機能を解説していきます。
チャート機能
ヒロセ通商のスマホアプリ「LION FXアプリ」では、シンプルながら高機能なチャート機能を搭載しています。テクニカル分析機能が充実しており、特にトレンド系の種類が豊富です。
LION FXアプリのトレンド系
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- パラボリック
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- スーパーボリンジャー
- スパンモデル
スーパーボリンジャーやスパンモデルなども表示することができます。「LION FXアプリ」の特徴として、トレンド系を最大3つまで設定できるため、これらのテクニカルを存分に使うことができます。
また、それぞれの設定値を変えられるのはもちろん、ラインの種類や色を自由に変更することが可能で、自分好みにカスタマイズすることができます。
オシレーター系も基本的な指標がそろっており、さまざまなトレーダーのニーズに応えてくれます。
LION FXアプリのオシレーター系
- MACD
- RSI
- DMI
- 平均足
- RCI
また、「LION FXアプリ」ではチャートを4分割で表示させることが可能です。
その他、「LION FXアプリ」の大きな特徴として、過去の取引データをもとに自分の取引を分析してくれる「LION分析ノート」という機能が挙げられます。
損益の時系列グラフや損益の比率などのデータを確認することができる「LION分析ノート」を活用すれば、自身の取引パフォーマンスが向上するかもしれません。
ほかにも、チャートを表示させながら注文ができる機能や描画ツールなどが備わっており、スマホでも妥協せずにチャートを使うことができます。
ニュース・経済指標
「LION FXアプリ」ではGCIキャピタル社が提供する「Klug NEWS」、DZHフィナンシャルリサーチ社が提供する「FX WAVE」の2つニュースが平日24時間、リアルタイムで配信されています。
また、「小林芳彦のマーケットナビ」もチェックすることが可能です。モーニングショットとイブニングショットでは、敏腕為替ディーラー小林氏の生の声で相場を解説しています。
このように個々人の好みに合わせてカスタマイズできる機能や4分割表示チャートなど、ユーザーの使い勝手にこだわって作られており、1000通貨単位からの取引も可能。これからFXを始める方には注目のアプリです。
【外為ジャパン】iPhoneとAndroidでアプリの仕様が異なる
外為ジャパンはDMMFXと同じDMM.com証券が提供するFXサービスの1つです。
以下、外為ジャパンのアプリの解説に入りますが、DMMFXとの違いも踏まえながら見てもらえたらと思います。
チャート機能
外為ジャパンのスマホアプリは、「Android版」と「iPhone版」でチャート機能がやや異なるのが特徴です。
Android版
「Android版」では、過去のチャートを見たり、水平線や垂直線を表示することが可能です。
また、国旗マークをタップすると通貨ペアの選択ができます。チャート周期に関しても、画面下部の「Tick」「分」「日」をタップすると選択することができます。
トレンド系は、以下の表示が可能です。
Android版トレンド系テクニカル
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- 平均足
また、オシレーター系で表示できるのは以下のものです。
Android版のオシレーター系テクニカル
- MACD
- RSI
- スローストキャスティクス
- DMI/ADX
- RCI
トレンド系、オシレーター系ともに種類はそれほど多くはないものの、一般的なトレーダーが利用するには十分なテクニカル指標を備えていると言えます。
iPhone版
「iPhone版」では、画面下部のメニューバーのチャートをクリックすれば、チャートを4分割で表示させることが可能。しかも、4分割されたチャートの1つをクリックすれば、そのチャートが縦1画面で表示されます。
4分割されたチャートは、通貨ペアやチャート周期などにより自由に設定することが可能です。
iPhone版トレンド系テクニカル
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
iPhone版のオシレーター系テクニカル
- MACD
- RSI
- スローストキャスティクス
- HV
なお、iPhoneを横向きにすることで横画面チャートが表示され、ここから設定値(パラメーター)の変更も可能です。
「Android版」と比較するとやや劣るように感じられるものの、必要最低限の機能は備わっていると言えます。
ニュース・経済指標
外為ジャパンのスマホアプリでは、グローバルインフォ社が提供するニュースの「GlobalInfo24(GI24)」や相場分析を閲覧することができます。
また、経済指標を見ることも可能で、各国の経済指標の発表日時、前回の数値や予測数値、結果のチェックができます。
重要度が高いものほど星印の数が多くなるため、重点的にチェックするニュースがすぐに分かります。
ただし、「Android版」と「iPhone版」のいずれも、ニュースの詳細画面を見るためにはログインをしなければならない点には注意が必要です。
【SBI FXトレード】使いやすい高機能チャート
SBIFXトレードの特徴は、何といっても1通貨単位で取引できるところです。例えば1ドル=100円なら、レバレッジを踏まえれば最低4円から取引が可能だということです。
もちろん4円で取引することは現実的ではありませんが、SBIFXトレードで口座開設をすれば500円口座に入金された状態でFXを始めることができます。
これからSBIFXトレードのアプリの解説をしますが、実質タダで始められることも頭の片隅に置きながら読んでいただければと思います。
チャート機能
SBI FXトレードのスマホアプリのチャート機能は、業界トップクラスと言えるほどです。
メイン画面は左右に表示範囲の移動が可能で、長期間のチャートの確認や、画面上での拡大・縮小により、表示本数を変更することもできます。
また、設定により表示する通貨ペアや分析指標、時間足を選択することが可能です。
トレンド系は、以下の6種類の表示が可能。
SBI FXアプリ トレンド系テクニカル
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- 加重移動平均線(WMA)
- フィボナッチ
SBI FXアプリ オシレーター系
- MACD
- RSI
- ストキャスティクス
- スローストキャスティクス
- モメンタム
- RCI
- ROC
また、SBI FXトレードのスマホアプリではトレードラインも引くことができます。ただし、トレードラインを保存することができないので、その点には注意が必要です。
さらに、チャート画面を4分割することが可能です。画面分割設定を利用すると、複数の通貨ペアを同時に表示させたり、同一通貨での異なる時間足での表示をさせることができます。
画面左上にある星印をタップすれば、表示されているチャートをお気に入りに設定し、最大5件まで保存することが可能です。
SBI FXトレードのスマホアプリは、画面上部の発注ボタンをタップすることで、チャート画面を見ながらの取引が可能です。
ニュース・経済指標
SBI FXトレードのスマホアプリは、ニュースと経済指標のボタンが上部に表れる、使いやすいレイアウトとなっています。
以前は、配信されるニュースは「Marketwin24」のみだったのに対し、新たに「GlobalInfo24(GI24)」も閲覧できるようになりました。
また、経済指標も見ることが可能で、前回の数値と予測数値、結果が表示されます。
ニュースの横にある経済指標のボタンをタップすると、日付・全地域・条件クリアのボタンが表示されるので、見たい経済指標を自由にチェックすることができます。
【外為オンライン】iサイクル注文をスマホでも
外為オンラインの特徴は、やはりiサイクル2取引です。iサイクル2取引とは自動売買の一種で、複雑な設定なく始められる自動売買として評判になっています。もちろんスマホからでも注文することができます。
一方、取引手数料に相当するスプレッドは業界最高水準とはいかないため、短期的に売買を繰り返すのにはあまり向いていません。iサイクル2取引や長期売買の様子をスマホで確認する程度の使い方が望ましいと思われます。
チャート機能
外為オンラインのスマホアプリでは、トレンド系は、以下の6種類の表示が可能です。
トレンド系テクニカル一覧
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- 加重移動平均線(WMA)
- 複合型移動平均線(GMMA)
特に複合型移動平均線(GMMA)はほかのFX会社ではなかなか利用できるところが少ないため、外為オンラインの特徴の1つに挙げられます。
また、オシレーター系で表示できるのは以下の6種類です。
オシレーター系テクニカル一覧
- MACD
- RSI
- ストキャスティクス
- スローストキャスティクス
- 乖離率
- DMI(方向性指数)
特に、乖離率とDMI(方向性指数)はほかのFX会社ではPC版の高機能チャートでしか搭載していないケースが多く、それらを表示できるのは大きなメリットと言えます。
ただし、外為オンラインのスマホアプリは、テクニカル分析を1つずつしか表示できない(※トレンド系やオシレーター系ともに)という点に注意が必要です。
ニュース・経済指標
外為オンラインのスマホアプリでは、「ロイターニュース」「MarketWin24」「FX WAVE」の3つのニュースがチェックできます。
また、レート画面の構成では、レートとニュースを並べて配置することが可能です。【実際に使ってみた】外為オンラインアプリならではの便利な機能
外為オンラインのアプリが気になるけど、そもそもアプリではなにができるの?外為オンラインアプリにはアプリならではの便利な機能が3つあ•••続きを読む
【外貨ex byGMO※】アプリの描写がきれいで見やすい
(※YJFX!は2021年9月27日より、ヤフー株式会社の子会社からGMOフィナンシャルホールディングスの子会社になり、外貨ex byGMOとなりました)
外貨ex byGMOは親会社がGMOフィナンシャルホールディングスのFXサービスです。特徴としては、アプリの描写がきれいで見やすい点があります。
以下、外貨ex byGMOのアプリの解説をしていきますが、アプリの画像をたくさん載せているため、アプリの見やすさの点も確認しながら読み進めていただけたらと思います。
チャート機能
外貨ex byGMOのスマホアプリ「Cymo(サイモ)」は、チャート画面が見やすいのが特徴です。
一般に他社のスマホアプリは、チャートのローソク足とローソク足の間がくっついており、チャート画面が見づらいものが多いと言えます。しかし、「Cymo」はローソク足とローソク足の間に適度なスペースがあるため、スマホの画面でも窮屈さを感じることはありません。
「Cymo」では、トレンド系は以下の表示が可能。トレンド系のテクニカル指標は、複数表示させることもできます。
Cymoのトレンド系テクニカル一覧
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
オシレーター系では、以下の表示が可能です。ただし、オシレーター系のテクニカル指標は、1種類しか表示をすることができません。
そのため、オシレーター系のテクニカル指標をメインで使いたい人には不向きだと言えるでしょう。
Cymoのオシレーター系テクニカル一覧
- MACD
- RSI
- ストキャスティクス
- RCI
- DMI/ADX
さらに、「Cymo」にはチャートを見ながらワンタッチ注文ができる「チャート機能付きワンタッチ注文」を搭載しています。
チャートを見た判断を、ほとんどタイムロスなくトレードに反映することが可能です。
ニュース・経済指標
「Cymo」では、グローバルインフォ社が提供する、業界内でも定評のある「FXi24」のニュースを見ることができます。
ただし、以前はニュース配信会社が2社あったものの、現在(※2017年10月現在)では1社だけとなってしまいました。
また、「Cymo」では経済指標のチェックも可能です。予測数値や結果、前回の数値が見やすく並べられており、星の数によって重要度が表示されています。
さらに、業界の著名人や国内有数の情報ベンダーが執筆したプレミアムレポートの閲覧も可能なので、より深くマーケット情報を分析しながら取引することが可能です。
【マネーパートナーズ】PCツールに匹敵するテクニカル分析
マネーパートナーズの特徴は、外貨両替サービスが使えるところです。このサービスを使えば、外貨両替にかかる手数料を最大98%減らすことができます。
海外旅行によく行かれる方にはありがたいサービスですね。
また100通貨単位から取引することができ、さらにキャンペーンで1000円もらえます。100通貨単位だとアプリが「HyperSpeed nano」になりますが、基本的な機能は同じです。
ただし、以下は一般的なマネーパートナーズのアプリ「HyperSpeed Touch(ハイパースピードタッチ)」の解説をしていきます。
チャート機能
マネーパートナーズのスマホアプリ「HyperSpeed Touch」の特徴は、PC並みに利用できるチャート機能です。PCに匹敵する、10種類のテクニカル指標が搭載されています。
HyperSpeed Touchのテクニカル
- HighLowチャネル
- エンベロープ
- スーパーボリンジャー
- スーパーボリンジャー/スパンモデル
- スパンモデル
- パラボリック
- ボリンジャーバンド
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- 一目均衡表
スーパーボリンジャーやスパンモデル、さらにはスーパーボリンジャーとスパンモデルの合成チャートなども提供されているのが特徴です。
また、テクニカル指標の表示は最大3画面まで対応。ただし、トレンド系1種類のみの表示となります。
【オシレーター系テクニカルの追加】
ただし、「HyperSpeed Touch」には描画ツールがないという短所があり、その点には注意が必要です。
「HyperSpeed Touch」では、他社のスマホアプリと同様、「チャート画面からの発注」が可能です。しかも、リアルタイムで更新されるチャートを見ながら新規・決済同時発注ができます。
そのため、決済注文を入力するためにチャート画面を離れる、ポジション一覧から探すといったことは不要です。
また、トレード画面の決済注文設定とリンクしているので、値幅を間違える心配もありません。
なお、マネーパートナーズでは100通貨単位からの取引が可能な「パートナーズFX nano」でも、ほぼ機能が同じ「HyperSpeed Touch nano」というアプリを提供しています。
ニュース・経済指標
「HyperSpeed Touch」で提供されるニュースは、ジャパンエコノミックパルス社の「MarketWin24」とグローバルインフォ社の「GlobalInfo24(GI24)」に加えて、フィスコ社のニュースの3つ。
フィスコ社のニュースを提供するのはFX会社でも珍しいと言えるでしょう。
経済指標画面からは、各国の重要経済指標の一覧をチェックすることが可能。前回の数値や予測数値、結果も一覧から確認することができます。
さらに、インフォバーの搭載により、最新の価格や直近の発表予定を確認しながら、ニュースや経済指標のチェックが可能となっています。
マネーパートナーズのアプリの評判は?|HyperSpeed Touchの特徴を解説
「HyperSpeed Touch」は、マネーパートナーズが提供するスマホアプリです。この記事では「HyperSpeed Touc•••続きを読む
【インヴァスト証券】自動売買はブラウザから
インヴァスト証券といえば、自動売買のサービスを複数提供していることで有名。
「トライオートETF」「シストレ24」「トライオートFX」という3つの自動売買を提供していますが、今回は「トライオートFX」の解説をしていきましょう。
チャート機能
インヴァスト証券では、スマートフォンアプリ「トライオートFX(トライオートFX専用アプリ)」を利用することができます。
スマートフォンアプリ「トライオートFX」では、ルールに従って自動で注文が繰り返されるオートパイロット注文がメインと考えられているためか、チャート機能は必要最低限のものとなっています。
時間足は、1分足から月足まで8種類を利用することが可能です。しかし、テクニカル指標や描画ツールは搭載されていないため、裁量トレードで利用するにはチャートを見ながら注文することはできません。
なお、裁量トレードをする場合には、アプリ版「FX24」のチャートを利用することで高機能なサービスの提供が受けられます。アプリ版「FX24」では14種類のテクニカル指標の利用が可能で、3種類のテクニカル指標を同時に表示することもできます。
ニュース・経済指標
スマートフォンアプリ「トライオートFX」では、ニュースのチェックはできるものの、それは他社のアプリのような経済ニュースではありません。
そこで提供されているのは、インヴァスト証券の公式サイトで24時間リアルタイムに更新されているブログ「ディーラーズバトル24」です。
「ディーラーズバトル24」では、為替のプロフェッショナルのディーラーが24時間ノンストップで、FXに特化した高品質な情報を提供しています。
【IG証券】PCを凌駕する分析ツールの豊富さ
IG証券は日本で初めてバイナリーオプションの導入や、Applewatchへの対応をしたFX会社です。
これらから分かるとおり、IG証券は新しいものをいち早く導入する会社なので、新しいもの好きは要注目です。
ただし、スプレッドは他社と比較すると広いため、スマホの機動力を活かした短期トレードにはあまり向いていません。以下、IG証券のスマホアプリの解説をしていきます。
チャート機能
IG証券のスマホアプリ「トレーディング・アプリ」は、チャート機能の高さが魅力。26種類にも及ぶテクニカル指標の搭載は、FX会社のなかでもトップクラスに充実しています(※ボリンジャーバンド・一目均衡表・RSI・ストキャスティクス・標準偏差など)。
国内のFXサービスを提供している会社で、テクニカル指標を20種類以上利用できるのは、IG証券以外ではSBI FXトレードの22種類のみ。このことからも、テクニカル指標が豊富であることが分かります。
しかも、2つのテクニカル指標を同時に表示することもできます。
また、表示できる時間足も16種類と豊富です。
さらに、描画ツールもトレンドラインやフィボナッチ・リトレースメント、テキスト入力など、11種類の利用が可能。
一般にFX会社のスマホアプリで利用できる描画ツールは1〜3種類ほど、多くてもGMOクリック証券や外貨ex byGMOの5種類なので、いかに種類が豊富なのかが分かります。
しかも、描いたラインはほかの時間軸でも反映されます。
ニュース・経済指標
IG証券の「トレーディング・アプリ」では、ロイター社のニュースを見ることができます。ただし、英語表記となっているので、その点には注意が必要です。
また、チャート画面の下部にあるマークをタップすると、その時間に発表された経済指標の結果や予想値、前回の数値が表示されます。ポップアップ形式でウィンドウが表示され、左右にスライドすると、同時間のほかの指標結果をチェックすることも可能です。
経済カレンダー画面でも経済指標を確認することができ、しかも国旗を表示している、数値には色付けがされているなど、見やすさにも配慮されています。
【FXプライムbyGMO】P&Fをスマホでも使える珍しいアプリ
FXプライムbyGMOは名前から分かるとおり、GMOクリック証券と同じ親会社を持ちますが、元の会社が異なるため毛色はかなり異なります。
FXプライムbyGMOは「ちょいトレFX」という自動売買取引が可能で、シンプルにロジックを組めるように設計されています。ただ、スプレッドに関しては業界最高水準ではないため、短期での売買には不向きです。
以下、FXプライムbyGMOのアプリの解説をしていきます。
チャート機能
FXプライムbyGMOの特徴として、高い約定力と高いチャート機能が挙げられます。チャート機能の高さは、スマホアプリ「PRIMEアプリS」にも引き継がれていて、業界トップクラスとなっています。
足種は13種類、テクニカル指標は18種類と豊富。描画ツールでトレンドラインを引くこともでき、ラインの色を変えられるなど、自分が見やすいようにカスタマイズをするのも可能です。
「PRIMEアプリS」では、最大4分割ができるマルチチャート機能を搭載。4つの画面はそれぞれ拡大や縮小が可能など、高い自由度を有しています。
しかも、通貨ペアや足種、テクニカル指標やカラーパターンを個別に設定することが可能。この点、それぞれのチャートについて共通の設定しかできない、一般的なFX会社のスマホアプリの分割機能とは異なります。
また、「PRIMEアプリS」ではテクニカル指標のポイント&フィギュア(P&F)を利用することが可能。スマホアプリでポイント&フィギュアを使えるものは少なく、これが目的で「PRIMEアプリS」を利用する人もいるくらいです。
さらに、1クリックで新規・決済の注文を発注できる「ハイスピード注文」も搭載。横画面に設定すれば、チャートを見ながらの発注が可能です。
なお、チャート機能の1つとして「ぱっと見テクニカル」を利用すること可能。これは、最大12年分の過去チャートのなかから、現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、過去の値動きを参考にして、将来の値動きを予測する分析ツールです。
プロの世界で利用されているチャート分析手法が1タップで使えることから、多くのトレーダーに好評です。
ニュース・経済指標
「PRIMEアプリS」では、ジャパンエコノミックパルス社の「MarketWin24」とグローバルインフォ社「GlobalInfo24(GI24)」のニュースを閲覧することができます。
また、経済カレンダーでは、通貨ごとの重要経済指標の詳細について確認することが可能です。
さらに、一部を除いて、PCの取引画面で提供されている各種のマーケティング情報も見られます。