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FXを情報力で比較!FXトレーダーが選んだ使える情報源を徹底解説!

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トレードに必要な情報力が高いFX会社ってどこなんだろう?

FXトレードをするうえでファンダメンタルズ分析(経済情報による分析)は欠かせないものですよね。

実際に取引をしていると、とあるニュースがきっかけで相場のトレンドが急変することも少なくありません。

この記事では各FX会社が提供するニュースや、トレーダーが選ぶ実際に使える情報源について解説します!

経済指標の見方・読み方について詳しく知りたい方はこちら

執筆者

高城泰さん

投資ライター

高城泰

TAKAGI YASUSHI
※本記事は、提携する企業のPR情報が含まれます。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。

情報力が高い会社は?|みんなが選んだ情報力で選ぶならここ

取引に欠かせないニュースをどこで入手し、どう活用するか、しっかりプランを立てているでしょうか?

FXでは「情報力」が大切です。

「大きなニュースはネットを見ていれば自然と目に入るから大丈夫」なんて油断している人もいるかもしれませんが、真剣にFXと付き合っていくつもりがあるなら、「ニュースとの付き合い方」を考えておきましょう。

利益に直結するような分析方法

なぜFX取引でニュースが大切なのでしょうか。

為替市場では日々、さまざまなニュースが飛び交い、ヘッドライン(見出し)に反応して為替レートが動きます。

言い換えれば、日々のニュースをいち早くキャッチし、為替市場の反応を予測することは、利益に直結するということです。

残念ながら「いち早くニュースを得てプロのディーラーを出し抜こう」などと思っても、個人投資家の取引環境では太刀打ちできません。

しかし、ニュースを読んで「なぜ動いたか」を理解しておけば「過剰反応だから買おう」「トレンドが生まれるかも」と、自分なりの戦略を組み立てることができます。

情報力の高いFX口座を準備する

必要な情報を必要なときに入手するためには、どんな準備が必要なのでしょうか。

通信社や新聞社、テレビ局なども頼れる存在ではありますが、実は一番頼りになるのはFX口座です。

FX口座をもっていると速報性が高く、しかも「FX投資家向け」に特化したニュースを読むことができます。

料金はもちろんかかりません。無料です。

ポイントは「FX投資家向け」という部分。

FX取引に役立ててもらうために配信されるニュースなので、通常の大手メディアが扱わないような経済指標の速報や、トルコやメキシコ、南アフリカなど「一般的には関心が高くないが、FXではなじみがある」国のニュースも優先的に配信されます。

いかに情報を使いこなすか、その第一歩はこうしたニュースをもれなく読めるような情報力の高いFX口座を準備することにあります。

FX会社のニュース配信サイト比較【一覧表】

DMM FX 外為どっとコム GMO外貨※ GMOクリック証券 みんなのFX LIGHT FX ヒロセ通商 外為ジャパン FXプライムbyGMO インヴァスト証券 MoneySquare SBI FXトレード 外為オンライン Money Partner IG証券
ロイター × 〇(会員ランクによって利用可能) × × × × × × × ×
ダウ・ジョーンズ × × × × × × × × × × × × ×
FXi24 × ×
(DZHフィナンシャルリサーチ社
提供の内容を配信しているが
サービス名非公開)

(DZHフィナンシャルリサーチ社
提供の内容を配信しているが
サービス名非公開)

(DZHフィナンシャルリサーチ社
提供の内容を配信しているが
サービス名非公開)
× × ×
MarketWin24 × × × × × × × × × ×
日本証券新聞 × × × × × × × × × × × × × ×
FXwave × × ×
(DZHフィナンシャルリサーチ社
提供の内容を配信しているが
サービス名非公開)
×
(DZHフィナンシャルリサーチ社
提供の内容を配信しているが
サービス名非公開)

(DZHフィナンシャルリサーチ社
提供の内容を配信しているが
サービス名非公開)
× × ×
その他(上記以外のニュース) ・時事通信社 ・フィスコ × × ・GI24 ・GI24 ・Klug NEWS ・相場を動かす一言 ・グローバル・インフォ24 ・フィスコ ・ブルームバーグ
・ウォールストリートジャーナル
・日経電子版
・日経ヴェリタス
・その他のFXニュース
独自配信 ・FXに関するコラム ・マネ育チャンネル ・みんなのオーダー
・なっとく!FXブログ/遠藤寿保
× ・TMサイン ・TMサイン ・小林義彦のマーケットナビ × ・勝ち組FXトレーダー スペシャルインタビュー
・チャートのささやき
・井戸端為替会議
・INVAST NAVI ・メルマガサービス ・マーケット情報メール配信サービス ・つわものブロガーの週間相場予想 ・FXコラム ×
動画コンテンツ × ・マネ育チャンネル ・動画アーカイブ × × × ・達人のコーナー
・FX経済研究所
・FXマーケット情報セミナー
× ・セミナー動画 × ・M2TV × × ・会員向けサービス動画 ・IG TV
セミナー × 定期的に開催 外貨exアカデミーのオンラインセミナー × 不定期で開催 × × × 定期的に開催 不定期で開催 定期的に開催 × 定期的に開催 定期的に開催 不定期で開催
レポート配信 × ・外為どっとコム総研
・ワカバヤシFX
・フィスコ
・井上義教
・酒匂隆雄
・野村雅道
・岩田仙吉
・PickUp編集部
・プレミアムレポート
・スペシャル・トレンドレポート
× ・FXレポート × ・かざみどり × ・森好治郎のストラテジーレポート
・マーフィーのFXコーチングレポート
・松崎美子のロンドン発WEEKLY為替市場見通し(動画)
・バイナリーオプション丸わかり辞典
× ・デイリーフラッシュ
・テクニカル・ポイント
ファンダメ・ポイント
・ウィークリーアウトルック
・マンスリーアウトルック
・特別レポート
・現役ファンドマネージャーの“極意”
・日刊2分でわかるアメリカ
・週刊2分でわかる豪・NZ
・週刊2分でわかるトルコ
・デイリーレポート
・特別レポート
・週間マーケット展望
・本日の注目通貨トピックス
・今日のアナリストレポート
・外為LAB
・「ミスターFX(坂本軍治)による今週のアングル」
・ゴールドレポート
・トレードレポート
・分析レポート
・取引戦略レポート
※YJFX!は2021年9月27日より、ヤフー株式会社の子会社からGMOフィナンシャルホールディングスの子会社になり、GMO外貨となりました

FX口座で読めるニュースは2種類

FX口座で読めるニュースには、大きく分けて2種類があります。

一つは国際的なネットワークを有する総合通信社のニュース。

具体的には、ロイターやダウ・ジョーンズなどです。

この2社の名前は耳なじみのある方も多いのではないでしょうか。

ロイターはロンドンに本社を置く通信社で、1851年設立の歴史ある会社。

ダウ・ジョーンズもまた19世紀に設立された由緒ある通信社です。

ロイターやダウ・ジョーンズは国際的な総合通信社

ロイターやダウ・ジョーンズのニュースでは、世界の政治経済についてのニュースがおもに配信されます。

主要国の政治にまつわるニュースやグローバル企業の動向、経済指標、テロや事件など、新聞でいえば「国際面」や「経済面」に掲載されるようなニュースです。

速報性が高く、独自のニュースソースによるスクープ記事や観測記事が掲載されることもあります。

ロイターの記事に為替市場が反応することも珍しくありません。

政治やテロ、戦争などによって相場が変動しているような場面では頼りになる存在です。

「FXi24」と「MarketWin24」はFX特化型

ただ、ロイターやダウ・ジョーンズは金融市場全般について取り扱うため、FXとは直接関係がないニュースも配信されます。

よりFXに特化したニュースを配信してくれるのが、DZHフィナンシャルリサーチやジャパンエコノミックパルスなどのニュース配信会社です。

この2社はいずれも日本の会社でFX投資家向けに特化し、FX取引に役立つニュースだけを日々100本以上、配信してくれます。

いずれも為替市場に直結するニュースのため、重要性は高いといえます。

以前はグローバルインフォという会社も「GI24」というサービスでニュースを配信していましたが、2017年にDZHフィナンシャルリサーチに譲渡しました。

そのため、DZHフィナンシャルリサーチが配信する「FXwave」と、グローバルインフォの「GI24」が統合、現在は「FXi24」となりました。

今もFXwaveやGI24といった記載が残っていることもありますが、内容は同じです。

プロの注文がわかるFXi24

それでは2社の特徴を見ていきましょう。

DZHフィナンシャルリサーチのニュースは前述のとおり、「FXi24」というサービス名で配信されています。

為替情報部部長を務める和田仁志さんはシティバンクで長年経験を積んだ有名為替ディーラー。

配信するニュースは幅広く、銀行や証券会社が参加するインターバンク市場の機微な情報が伝えられることもあります。

とくに通貨ごとの「リアルタイムオーダー」は、その日のインターバンク市場に置かれたオーダー(注文)状況を伝えてくれるため、取引に即効性がある情報です。

MarketWin24で市況を確認

「MarketWin24」のサービス名でニュースを配信してくれるジャパンエコノミックパルスを率いるのも、有名為替ディーラーであり為替市場で40年以上の経験をもつ大ベテランの坂本軍治さんです。

その人脈は内外に張り巡らされています。

MarketWin24では日々の市況やスケジュール、経済指標速報の他、読み応えのあるコラムも充実しているため、「今日の為替市場はどんな動きだったのか」と確認するのに最適。

また、頻繁に国内外の主要メディアが報じた情報をいち早く伝えてくれるので、「今、市場が動いた理由を知りたい」と思ったときにも便利でしょう。

独自ニュースを配信するFX会社も

この2社の他、

  • GMO外貨※
  • FXプライムbyGMO
  • SBI FXトレード
  • IG証券

など独自のニュースやレポートを配信するFX会社もあります。

いずれにせよ、こういったニュースは口座をもっていないと読めないことがほとんどです。

情報源は多いに越したことはありません。「読みたいときに読めない」ということがないよう、FXi24とMarketWin24の2つは最低限、読めるようにしておきたいところです。

※YJFX!は2021年9月27日より、ヤフー株式会社の子会社からGMOフィナンシャルホールディングスの子会社になり、GMO外貨となりました

FX会社の【情報力】ランキングBEST3

「結局どこのFX会社が情報力があるの?」と感じている方、「比較しても選べない…」という方に向けて、FX会社の情報力でランキングを作成しました。

以下の記事を参考にしてみてください。

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ファンダメンタルズ分析をするうえで押さえておきたい情報収集のコツ

「政治」と「金融政策」が2本柱

FX取引の上達に欠かせないのがファンダメンタルズ分析です。

テクニカル分析のシグナルに従って売買するのはシンプルでわかりやすくはありますが、相場をダイナミックに変動させるのはファンダメンタルズ的な要因、とくに「政治」や「金融政策」の大転換です。

アベノミクスによる円安やブレグジットによる英ポンド安はテクニカル分析だけでは決して予想できませんでした。

とはいえ、ファンダメンタルズ分析だけで取引できないのもまた事実です。

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析はクルマの両輪のような関係。

2つの分析方法をバランスよく身につけることが、FX取引上達への近道です。

市場のテーマを知ることが第一歩

では、ファンダメンタルズ分析の初心者はまず、何を意識すればよいでしょうか。

最初のステップとして「為替市場は今、何をテーマにして動いているのか」を意識してニュースに目を通してみましょう。

為替市場には時期により、通貨により、旬のテーマがあります。

2019年の為替市場では「米中貿易戦争」がテーマとなり、その関連ニュースにより為替レートが変動しました。

また英ポンドであればブレグジットがテーマでした。

何が今の市場を動かすテーマなのかを知るために日々、取引を始める前にFXwave(FXi24)やMarketWint24のニュースを開いて、「為替見通し」や市況解説などの記事を読んでみましょう。

数日間読み続けていると、繰り返し出てくるキーワードに気がつくはず。

それが今、市場が注目しているテーマです。

毎日100本以上も配信されるニュースのすべてに目を通す必要はありません。

市場のテーマがわかれば、自ずと読むべきニュースも絞られてくるはずです。

「政策金利」がなぜ重要なのか

市場を動かす大きな要因の一つが「金融政策」です。

日本銀行やECB(ヨーロッパ中央銀行)などの中央銀行には、「インフレの抑制」という使命が課せられています。

つまり、物価が上がりすぎて過度のインフレにならないようコントロールする役割です。

どうやってインフレをコントロールするのか、その手段となるのが金融政策です。

景気が過熱し物価が上がりやすくなると、中央銀行は「政策金利」を引き上げることで景気を冷まし、物価が上がりすぎないようにします。

反対に、景気が冷え込んだときには政策金利を引き下げてデフレに陥らないようにします。

政策金利は国ごとに中央銀行が決定し、金利が引き上げられる通貨は買われやすく、引き下げられる通貨は売られやすくなります。

皆さんが金利の高い銀行を選んで預金するのと発想は同じです。

中央銀行は経済指標を見て金利を決める

なぜFXでは経済指標が重視されるのかというと、中央銀行が経済指標を見ながら政策金利を決定するためです。

経済指標で強い数字が続くようなら「政策金利を上げるかもしれない」と考えられますし、弱い数字が続けば引き下げが近いかもしれないと警戒することになります。

こうした政策金利のコントロールは伝統的に行なわれてきましたが、最近では「非伝統的金融政策」も登場しています。

日本やユーロ圏が行なっているマイナス金利や中銀による資産買い入れなどの金融緩和(QE)です。

こうした非伝統的金融政策も考え方としては同じです。

景気が冷え込めば、QEを拡大して支えようとしますし、景気が上向けばQEの終了へと向かいます。

とくにQEの導入や終了、金利据え置きから引き上げへ、あるいは引き下げへといったように方向性が変わるときには、相場が反応しやすくなります。

発表直後に50pips、100pipsと動くことも珍しくありません。

少なくともアメリカ、日本、ユーロ圏については、どのような金融政策を進めているのかを押さえておきましょう。

「要人発言」に金融政策のヒントがある

利上げ・利下げ、あるいはQEの拡大・縮小をいつ行なうのかといったヒントを教えてくれるのが、中央銀行関係者などによる「要人発言」です。

彼らは市場が急変しないよう、政策転換の前にはヒントを与えてくれます。

要人発言もまたFXi24やMarketWin24などのニュースで配信されますから、重要な発言がないか気を配っておきましょう。

「織り込み済み」と為替市場の反応

金融政策や経済指標の発表前後には、必ずFX会社のニュースをチェックしておきましょう。

市場関係者が「結果はこうなるだろう」と予想(コンセンサスともいいます)を出し、その数字がニュースで配信されるからです。

為替市場は「サプライズ」で急変します。

「予想よりも強ければ通貨高になりやすい」、「予想よりも弱ければ通貨安になりやすい」といったように、「予想との比較」が値動きを見極めるポイント。

金融市場ではしばしば「織り込み済み」という言葉が使われます。

事前に予想される程度の数字はすでに値動きに反映されており、予想どおりの結果となれば市場の反応は薄くなります。

これが「織り込み済み」です。

「予想vs結果」の比較で判断する習慣を

最初のうちは発表された数字だけを見て「これだけGDPが高いなら買われるだろう」と判断したくなりますが、事前にもっと強い数字が予想されていれば、むしろ売られやすくなります。

発表後の値動きを考えるには、コンセンサスを知っておく必要がありますし、それを教えてくれるのがニュースです。

雇用統計や消費者物価指数、GDPなど主要な経済指標では必ず事前の予想を確認し、「予想と比べて結果はどうか」と考えるクセをつけておきましょう。

必ず押さえたい!トレーダーが選んだ「使える厳選情報源」とは

マーケット情報

ファンダメンタルズ分析の情報源となるのは、FX会社のニュースだけではありません。

あなたが日々接しているホームページやSNS、新聞、書籍などにもヒントがちりばめられています。

どんなものがあるのか、具体的に見ていきましょう。

日本経済新聞(webバージョン)

欧米のトレーダーでも「Nikkei」といえば通じる、言わずと知れた日本を代表する経済紙です。

情報の信頼性が高く、M&Aや不祥事などのスクープ記事が掲載されることもあります。

最近では紙の新聞ではなく、Webサイトを閲覧する人が多いのではないでしょうか。

記事の閲読は有料制ですが、会員登録することで月に10本まで記事の全文を無料で読むことができます。

また、見出しや記事の冒頭は誰でも読めるので、初心者であれば無料でも充分でしょう。

日経はFX投資家向けではなく総合経済紙ですから、取引に即効性のある情報はそう多くありません。

しかし、世界の政治経済の重要トピックをもれなく掲載してくれるため、世界の全体像を把握するには最適です。

ロイター

世界的に知られたイギリス発祥のグローバルな通信社がトムソン・ロイターです。

ロイターの記事は銀行や証券会社で働くプロの為替ディーラーも目を通しており、ファンダメンタルズ分析の基本的な材料となります。

経済指標や要人発言もいち早く伝えてくれ、情報のスピードにも定評があります。

ただ、プロが契約するサービスに比べると、個人投資家向けのサービスは速度が劣ります。

そうした難点を少しでもカバーできるよう、外為どっとコムでは取引量の多い口座開設者向けに「ロイター赤文字ニュース」のサービスを行なっています。

情報の速度を重視したい人には価値があるサービスとなるでしょう。

ブルームバーグ

最近ではロイターをしのぐほどの存在感を見せているのがブルームバーグです。

ニューヨークに拠点を起き、経済情報に特化してニュースの提供を行なっている企業です。

創業者のマイケル・ブルームバーグは2002年から3期にわたりニューヨーク市長を務め、2020年の米大統領選挙では民主党の指名争いにも参加しました。

ブルームバーグの情報は同社のサイトを通じて無料で入手できます。

銀行や証券会社などのプロが使うものとは速度や内容などが劣るものの、充分なほどのボリュームがあります。

金融市場からの注目度が非常に高いため、ブルームバーグのニュースをきっかけにして、為替市場が動くことも少なくありません。

特に日本では、日銀の金融政策決定会合について日高正裕記者が報じる独自路線の観測記事が一時、話題となりました。

日高記者の書く記事によって米ドル/円が動いたこともあり、そのインパクトは「日高砲」との言葉を生むほどだった時期があります。

話は少し脱線しますが、世界の中央銀行には「中銀ウォッチャー」として定評のあるアナリストや記者がいることがあります。

誰がそうなのかは、人事異動などにより変わっていくのですが、有名な中銀ウォッチャーの記事やレポートは見逃さないようにしておきましょう。

Investing.com

インベスティング・ドットコムは、経済指標の発表予定をまとめたカレンダーやチャートなどが掲載された金融情報サイトです。

為替に限らず、世界のさまざまな市場の銘柄を1つのホームページで見られるため、為替市場とも縁の深い株価指数、原油や金などのコモディティ、米金利などの値動きを確認したいときにも便利です。

また、複雑な機能はありませんが簡単なテクニカル分析もできるため、知っておいて損のないサイトです。

市場の動向レポート

外為どっとコムのマネ育チャンネル

為替のプロたちがどんな相場観をもっているのか、まとめて情報を見るのに便利なのは外為どっとコムの「マネ育チャンネル」です。

「マネ育チャンネル」は、「外為どっとコム総合研究所」という独自の研究所をもつなど、情報力には定評のある外為どっとコムが立ち上げた情報サイト。銀行などで経験を積んだ為替ディーラーたちの相場観、外為どっとコム利用者の売買動向、マンガを使ったわかりやすい市況情報など、さまざまな情報が掲載されています。

特に、外為どっとコム総合研究所が日々、配信してくれる「外為トゥデイ」は振り返りと展望を兼ねた、とても役立つレポートです。

また、「外為注文情報」では外為どっとコム利用者のオーダー状況が見られるため、上級者に人気のあるコンテンツとなっています。

FX会社の無料セミナーやYouTube

外為どっとコム 公式FX動画ch

政策金利や米雇用統計など注目度の高い経済指標の結果を動画で確認したい人にはYouTubeも便利な存在です。

生配信とはいえタイムラグがあるため、速報性を重視する人には向きませんが、結果が出た直後にアナリストの見解や解説を即座に聞けるため、ステップアップには有効です。

YouTubeには個人投資家が配信するものもありますが、信頼性に不安を感じる人もいるのではないでしょうか。

初心者は信頼性を見抜くのが難しいので、まずは外為どっとコムが配信している「外為どっとコム 公式FX動画ch」などのチャンネルに登録してみましょう。

毎月第1金曜日に発表される米雇用統計に合わせた放送などが行なわれています。

著名なアナリストやディーラーがゲストに招かれ、相場観などを語ってくれるので取引の助けになるはずです。

ツイッター

ドナルド・トランプ大統領のツイッター

ファンダメンタルズ分析に欠かせないツールとなりつつあるのがツイッターです。

特にトランプ米大統領が誕生して以降、ますます重要度は高まっています。

トランプ米大統領は2019年8月、中国に対して「中国製品3000億ドル分に10%の追加関税を課す」とツイートし、直後から米ドル/円は急落しました。

こうしたツイートは「トランプ砲」と呼ばれ、大きなインパクトを与えることがあります。

上級者になると、トランプ氏のツイートをスマホにプッシュ通知し、一言一句逃さずリアルタイムに知ろうとする人もいるほどです。

トランプ米大統領には「@realDonaldTrump」と「@POTUS」の2つのアカウントがありややこしいですが、多用されるのは前者です。

POTUS(President of the United Statesの略)アカウントはもっぱらリツイートに使われています。

トランプ米大統領に限らずツイッターでブルームバーグなどのニュースアカウントをフォローしておくといち早く記事の掲載に気がつけることもあり、ツイッターはファンダメンタルズ分析と好相性なツールです。

「情報入手用」だけでもいいので、アカウントをもっておきましょう。

この記事の執筆者

高城泰さん

投資ライター

高城泰

TAKAGI YASUSHI

略歴

FXや仮想通貨、株など投資関係の記事を幅広く執筆。個人投資家への取材を得意とし、億り人(投資で1億円以上の資産を築いた人)とのネットワークも豊富。ツイッターでは為替や仮想通貨についてのニュースを発信する。著書に『FXらくらくトレード新入門』(KADOKAWA)『ヤバイお金 ビットコインから始まる真のIT革命』(扶桑社)など。 →エフプロ執筆者・監修者一覧

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