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会社概要紹介
IG証券は、イギリスのロンドンに本拠地を構え45年以上の歴史をもつFX/バイナリーオプション/CFDのリーディングカンパニーのIGグループの日本拠点です。
外国為替、日本株・外国株、株価指数、債券先物、商品(エネルギー、農産物、貴金属)など多彩な資産クラスをFX取引、CFD、バイナリーオプションで提供しています。
IGグループは世界13か国に拠点をもつため、日本の金融仲介業者が提供できない銘柄を取引できる環境が用意されています。
会社名 | IG証券株式会社 |
登録番号 | 商品先物取引業者 日本証券業協会 (第255号) 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1168) |
本社所在地 | 東京都中央区京橋3−1−1 東京スクエアガーデン14階 |
代表者 | 古市知元 |
電話番号 | 03-4520-8500 |
資本金 | 1億円 |
IG証券の長所
IG証券のおもな長所は4つです。
- グローバル企業ならではの取りそろえ
- ドル円※をはじめ、主要な通貨ペアのスプレッドが狭い
- 大口取引に有利。取引数量制限なし
- バイナリーもCFDも同じ口座で取引できる
(1)グローバル企業ならではの取りそろえ
取引通貨ペアは約100種類。日本で取扱会社の少ないブラジルレアル円取引をはじめ、南アフリカランド/円やトルコリラ/円、メキシコペソ/円など多くのニッチ通貨ペアを取引できます。
また、ほぼ全ての資産クラスをCFDで提供しているため、ドル円とダウ平均/S&P500、ドル円と金または原油といったように似た動きをすることの多い銘柄を同時に保有する戦略も取れます。
個別株銘柄も充実、アップルやアマゾン、BMW、フェラーリなども株式CFDとして1株から保有できます。
世界の多様な市場をカバーしているIG証券ならではの強みです。
(2)ドル円※をはじめ、主要な通貨ペアのスプレッドが狭い
IG証券は2017年に20銘柄以上のスプレッドを大幅縮小しています。
ドル円は業界最狭水準である※(100ロットまで)はもちろん、豪ドル円、ユーロドル、ユーロ円、ポンド円など主要通貨ペアも業界トップレベルのスプレッドを提供しています。
(3)大口取引に有利。取引数量制限なし
IG証券は大口FXトレーダーにとって利用しやすい会社といえます。
まず、基本的に最大取引数量に制限はありません。大口オーダーでもスプレッドは大きく抑えられています。
例えば、ドル円の場合、101ロット以上~上限なしの大口オーダーでも0.6銭のスプレッドで取引可能です。大きなロット数で取引したいという方には魅力的だといえます。
(4)バイナリーもCFDも同じ口座で取引できる
実際のところIG証券は、単なる「FX会社」ではなく、より多様な金融商品を提供する総合オンライン証券会社です。
なんといっても、特徴はFX、バイナリーオプション、CFDが一つの取引システムでパソコンやスマホから取引できるという便利さです。
CFDに関しては通常の証券会社でもほとんど取り扱いのない欧州株(スカンジナビア系含む)や香港・シンガポールなどのアジア株もカバー、また世界のほぼすべての株価指数を24時間取引できます。
国内では唯一、金や原油、S&P500や日経などFX以外の銘柄もバイナリーオプションで提供しています。
IG証券の詳細はこちら(公式サイト)IG証券の短所
IG証券の短所を挙げると以下の点になります。
- 多くの銘柄が取引でき、取引システムは高機能だが複雑に感じるかもしれない
- 6ヶ月以上取引がない場合、月500円(税抜)の手数料がかかる
多くの銘柄が取引でき、取引システムは高機能だが複雑に感じるかもしれない
IG証券の大きな魅力に多彩な株銘柄やFXの通貨ペアを取引できる点があります。
確かにこれは大きな魅力ですが、逆に取引システムが複雑に見えてしまうということもあるようです。
最初はとっつきにくいデザインだと感じる投資家もいるかもしれません。
6ヶ月以上取引がない場合、月500円(税抜)の手数料がかかる
入金がない状態で6ヶ月以上全ての口座にポジションがない、かつ、6ヶ月以上取引をしていない場合にかぎり、取引口座内の証拠金残高を上限として月額500円(税抜)の口座管理手数料が発生します。
取引する予定がまったくなく、レートを見たい場合など、ただ口座を保有したいという人は、口座残高を0円にしておきましょう。
スマホアプリ
IG証券では、最先端の取引テクノロジーをWebベースプラットフォーム、スマートフォン、タブレット端末に提供しています。
IG証券のスマホ専用アプリは、iOS、Androidに対応しており端末を選びません。
提供されている豊富な商品ラインナップがトレード可能で、FX、CFD、バイナリーオプションをすべて同じアプリで取引できます。
常に最新バージョンのOSに合わせてアップデートされており、最新機能を利用することができます。モバイルから出金することはできませんが、入金は可能です。
もちろん、クイック入金にも対応しています。また、ご存じの方もいると思いますが、アップルとグーグルはバイナリーオプションのアプリを全世界で提供禁止にしました。
IG証券では、これに代わる代替サービスとしていち早くiOSでもAndroidでも使える「Webアプリ」版をリリース、これまでどおりスマートフォンで快適にバイナリーオプションが取引できるようになっています。
スマホアプリの詳細はこちら(公式サイト)取引ツール
IG証券の取引システムはHTML5というWeb記述言語で開発、提供されています。
また、FXから株価CFD、コモディティまで取引できるIG証券の取引システムで特に重宝するのが「マイページ機能」です。
これは、チャートやポジション状況、発注画面などを自分の好きなようにレイアウトして保存できる機能です。
これからIG証券で取引する投資家はこの「マイページ機能」を使うことができます。自分だけの使いやすい取引システムにフルカスタマイズできて非常に便利です。
取引ツールの詳細はこちら(公式サイト)キャンペーン
IG証券ではFX口座の新規口座開設と取引条件のクリアで最大5万円がもらえるキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
新規口座開設後、50万円以上の入金と30日以内の初回取引で、5000円キャッシュバック。さらに取引数量に応じたキャッシュバックが、最大4万5000円。
取引ロット数 (累計) |
キャッシュバック額 |
---|---|
300ロット以上 | 10,000円 |
500ロット以上 | 15,000円 |
800ロット以上 | 20,000円 |
1,200ロット以上 | 30,000円 |
1,700ロット以上 | 45,000円 |
さらにIG証券では、FX以外のCFD取引や株式取引でも新規ユーザー向けの取引キャンペーンを実施しています。
キャンペーンの詳細はこちら(公式サイト)スプレッド
IG証券の主要通貨ペアの標準スプレッドは以下のようになります。
ドル/円
|
ユーロ/円
|
豪ドル/円
|
ポンド/円
|
NZドル/円
|
---|---|---|---|---|
※*
|
0.5銭*
|
0.7銭*
|
※*
|
1.1銭(標準)
|
カナダドル/円
|
南アランド/円
|
ユーロ/ドル
|
ポンド/ドル
|
豪ドル/ドル
|
1.7銭
|
1.0銭
|
0.4pips*
|
0.9pips*
|
-
|
※原則固定(例外あり)
IG証券
- ドル1通貨あたり:※
- ユーロ1通貨あたり:0.5銭
- 豪ドル1通貨あたり:0.7銭
- ポンド1通貨あたり:※
GMOクリック証券
- ドル1通貨あたり:0.2銭
- ユーロ1通貨あたり:0.4銭
- 豪ドル1通貨あたり:0.5銭
- ポンド1通貨あたり:0.9銭
※1 スプレッド縮小対象期間 2020年10月12日(月) 14:00 ~ 2020年12月22日(火) 3:00/時間帯 午前9:00~翌午前3:00
また約定力にも定評があるので、本格的にFXを始めたい方、またはすでにFXをしているヘビートレーダーに向いているFX会社です。
ただまったく取引をしない場合でも口座管理手数料がかかるので、とりあえず口座をもちたいという方はご注意ください。
スプレッドの詳細はこちら(公式サイト)スワップポイント
IG証券の特に政策金利が高い通貨の買いスワップは高水準にあります。
よくスワップキャンペーンを実施して一定期間だけスワップポイントを高くしているFX会社もありますが、それはあくまで一時的な話なので、中長期でスワップポイントを得たい方は、ふだんからスワップポイントが高いFX会社を選んだ方がいいでしょう。
※スワップポイントは策金利が逆転したり、ショートの取引を行う場合では取引する側が支払う必要があります。
情報力
IG証券から提供される経済ニュースはロイターのみ。他社と比べると少ない気もしますが、「ファンダメンタルズはあまり重視していないのでロイターのみで十分」という人も多いでしょう。
また能動的なコンテンツ(マーケット分析や学習コンテンツ)であれば非常に多く提供されており、やる気のある投資家ならいくらでも利用して勉強できる体制が整っています。
まさに、情報が流れてくるのを待つのではなく、自ら情報を取りに行くという感じです。
セミナーは、ライブオンラインセミナー、会場セミナー、対面式個別レッスンの3つが提供されており、用途に応じて使い分けることができます。
IGTVという動画サービスでは、最新のマーケット情報が解説を交えながらタイムリーに提供されています。
このように、経済ニュースだけを見ると少ない印象があるIG証券の情報提供ですが、トータル的に見てみると非常に多くの情報が提供されていることがわかります。
デモトレード
他社のデモトレードの場合には、1ヶ月限定の期限付きなどもありますが、IG証券のデモトレードには有効期限がありません。
FXトレードでは、自分のトレードスタイルを確立させることが重要ですので、本番さながらの環境で自信がつくまでデモトレードが行えるというのは非常に助かります。
実際にトレードを開始して、うまくいかない場合などにも再度デモトレードを利用して練習することは非常に役に立ちます。
デモトレードを利用して訓練するのであれば、IG証券を利用するのも良いでしょう。
取引時間
IG証券の取引時間
- 冬時間適用時11月第1日曜日~3月第2日曜日
- 月曜日の午前6時〜土曜日の7時00分まで
- 夏時間適用時(サマータイム)3月第2日曜日~11月第1日曜日
- 月曜日の午前5時〜土曜日の6時00分まで
また、多くのFX会社が月曜日早朝の7時、早い場合には6時から取引可能となりますが、IG証券では5時から取引開始となります。
出入金
IG証券への入金方法は、日本円口座の場合にはベストレシーバー入金とクイック入金の2つの方法があります。
ベストレシーバー入金とは、口座開設時に送られてくるみずほ銀行の専用振込先口座のことで、個人専用の口座となりますので安全な送金と正確な着金確認が可能となります。
この方法は通常の振り込みと同じですから、ATM、銀行窓口、ネットバンキングで振り込み可能となります。ただし、振込手数料は顧客負担となります。
最近では、ほとんどの人がFX会社への入金はクイック入金を利用していますが、IG証券でもクイック入金による瞬時振り込みが可能です。
主要な大手金融機関に対応していますので、ほとんどの方には問題なくご利用いただけると思います。
利用できるのは以下の8行となります。
利用可能な銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
- ジャパンネット銀行
- ゆうちょ銀行
クイック入金はネットバンキングの契約が必要となりますが、振込手数料が無料で利用できますので非常に便利です。
出金については、5,000円以上の出金については手数料無料となりますが、5,000円未満のご出金については、出金手数料324円がかかります。
出金手続きが完了すると、確認のメールが送られてきます。出金手続きを平日の日本時間午後2時30分までに行えば、翌営業日に指定された口座に入金されます。
IG証券の入出金については、クイック入金で利用できる銀行数が少ないこと以外は他のFX会社と大きく変わるところはありません。
ロスカット
IG証券のロスカットは、通常の強制ロスカットと東京正午ロスカットの2種類が存在します。
通常の強制ロスカットは、マージンコールの後「未実現損失」がさらに拡大し、証拠金率(維持証拠金額÷証拠金有効残高×100)が75%を下回った場合に即座にロスカットが執行されます。通常の強制ロスカットは、常時モニタリングされており、証拠金率が下回った場合には、即座に強制ロスカットが発動します。
東京正午ロスカットとは、毎営業日の正午時点で各取引口座の証拠金率を確認し、証拠金率が100%未満だった場合は100%を上回るまで、未決オーダーのキャンセルおよび保有ポジションの強制ロスカットが行われます。
東京正午ロスカットは、1日に1回判定があるので、基本的に証拠金率は100%以上をキープしたほうがいいでしょう。
口座開設について
IG証券の口座は、3つのステップで開設することができます。
1.申し込みフォームをクリックし、案内に従って必要事項を入力。
2.次に、運転免許証などの本人確認書類をアップロードするか、メール・郵送で送る。(マイナンバーの提出も必要)
アップロードやメールの場合には最短時間での口座開設が可能ですが、郵送の場合には物理的に多くの時間が必要となりますので、なるべくアップロードやメールで送信するようにしましょう。また、本人確認書類が到着すると審査が行われますが、審査とはいってもローン審査のような厳しいものではありませんので、よほどのことがない限りは審査通過します。
3.取引に必要な書類が同封されたお客様専用振込口座のご案内が、登録先住所に簡易書留(転送不要)で郵送される。
送られてきたIDとパスワードで口座を有効化するとクイック入金して取引開始となります。口座開設については、他のFX会社とほぼ同じ内容となっています。通常申し込みから、2~3営業日で口座開設が完了します。