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外為オンラインの総合評価
外為オンラインはこういうFX会社!
外為オンラインでは裁量トレード(売買のタイミングを自分で判断するトレード)も可能ですが、やはり特徴的なのはリピート系自動売買の「iサイクル2取引」でしょう。
これは相場に網を張るように、仕掛けた複数の注文を連続して取引することで、狙った範囲内の値動きから継続的に積み上げていくというアルゴリズムです(iサイクル取引の詳しい仕組みは後ほど解説します)。
外為オンラインの基本スペック
詳細 | |
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最小ロット | (L25 miniコース、L25R miniコース。ZAR/JPY、MXN/JPYは1万通貨) |
デモ口座の有無 | ○ |
サポート内容 | お問合せフォーム有 電話は平日の9:00~17:00 |
自動売買の提供 | 設定した変動幅内で自動取引を行う「サイクル2取引」および、相場の上昇・下降に追従しながら自動で取引してくれる「iサイクル2取引」が利用可能 |
通貨ペア数 | 26種類 |
PC版アプリ | ブラウザ型PC版取引ツール |
スマホアプリ | 外為オンライン iPhoneアプリ 外為オンライン Androidアプリ iPad・Androidタブレット版アプリ |
スワップポイント | トルコリラ/円 5円 メキシコペソ/円 5円 南アランド/円 5円 |
スワップ引き出し | ○ |
Mac対応 | ブラウザ型PC版取引ツールで取引可能 |
スキャルピング可否 | ホームページにスキャルピングに関する記載なし |
FX以外の商品 | くりっく365 |
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会社名 株式会社 外為オンライン 登録番号 関東財務局長(金商)第276号 所在地 東京都千代田区丸の内1-11-1 代表者 代表取締役社長 古作 篤 資本金 3億円(平成26年12月10日現在) 参照:公式サイト/会社概要
※外為オンラインは「金融庁:登録等を受けている業者一覧」に掲載されているFX会社です。
外為オンラインはこんなトレーダーにおすすめ!
外為オンラインと相性が良いトレーダー像は、以下の要素が挙げられます。
長い時間チャートに貼り付けない人
引用:公式サイト
本業などが忙しく、リアルタイムで相場を監視できない場合は、中長期のトレードか自動売買が向いています。
特にiサイクル2取引なら、一度決めた方針通りに売買が繰り返されるため、時間がない人でも無理なくチャレンジできます。
目先の相場予想が苦手な人
1日単位、数時間単位といった短期的な相場を見極めることが苦手でも、iサイクル2取引なら変動範囲を大まかに把握できれば運用できます。
100万円程度は用意できる人
iサイクル2取引を含む、リピート系自動売買の性能を十分に発揮するためには「ある程度の資金は必要」というのが現実です。少額資金で運用をすると、注文本数が少なくなったり、設定範囲が狭くなったりして、満足いく結果を残せない可能性が高まります。
100万円ほどの資金があると、ある程度広い範囲に注文を仕掛けることができ、想定が相場とかみ合うことで好結果が期待できるでしょう。
パソコンのスペックに不安がある人
外為オンラインでの取引は、ブラウザ型のツールで十分に行えます。ブラウザ型とは、インターネットを閲覧するためのEdgeやChromeなどのソフトのことで、インストールする専用ソフトに比べて動作は軽い特徴があります。
処理の能力が低い、古いパソコンでも、基本的な売買は問題なく実行できます。
外為オンライン以外のFX会社で口座開設しようか迷っている方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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外為オンラインのメリットを5つ解説
ここからは、外為オンラインの総合的なメリットについて解説していきます。
①4つのコースでリスクをコントロールできる
外為オンラインには「L25コース」、「L25 miniコース」、「L25Rコース」、「L25R miniコース」の4種類のコースが用意されています。
これらはそれぞれロスカット値、取引単位、証拠金判定の期間が異なっています。自身に合ったコースを選択することでリスクコントロールが可能です。
②取引に役立つチャート機能が充実
一般的によく使われているテクニカル指標や、他の通貨ペアと比較可能な高機能チャートを使うことができます。
さらに、外為オンラインで取引している人の売買ポジション数や人数を把握している「ディールスコープ」、過去から現在までの値動きがチャート上に表示されている「ハイブリットチャート」を使うことができます。
③「iサイクル2取引」の運用が可能
設定した変動幅内で、24時間自動で売買してくれる「iサイクル2取引」を運用することも可能です。
獲得利益の高い順にリストアップされているランキングから自身に合った運用を選択する「ランキング方式」、外為オンラインが行ったシミュレーション結果から注文間隔を設定する「マトリクス方式」、売りと買いの選択、変動幅と対象資産を設定するだけで始められる「ボラティリティ方式」の3通りから選べて運用がしやすいです。
④セミナーやマーケット情報が充実
FXを始めたばかりの人から中上級者経験者向けのセミナーが頻繁に開催されており、外為オンラインのYouTubeチャンネルで過去のセミナーが配信されています。また、ブロガーの相場予想やアナリストのレポートを読むこともできます。
⑤「くりっく365」での取引ができる
東京金融取引所が運営している、日本で唯一の公的な取引所FXが「くりっく365」。外為オンラインでは、くりっく365での取引も可能です。店頭取引と同じく「iサイクル2取引」での運用ができるほか、くりっく365のセミナーも用意されています。
外為オンラインのデメリットを3つ解説
メリットばかりではなく、デメリットが気になる人もいることでしょう。マイナス面としては以下のような部分が挙げられるので、これらも把握したうえで検討しましょう。
①スプレッドが多少広め
米ドル円が0.9銭、ユーロ円が1.9銭をはじめ、スプレッドは広めです。スプレッドを気にするトレーダーは検討が必要なFX会社です。
②自動売買に手数料がかかる
「iサイクル2取引」「サイクル2取引」には手数料がかかります。新規または決済をするたびに税込み20円の取引手数料が発生します。
③問い合わせにチャット機能がない
問い合わせにはフォーム入力と電話の2パターンがありますが、電話対応は平日の9:00~17:00の間です。土日や夜間などは繋がらず、24時間対応のチャット機能などはありません。
外為オンラインで口座開設外為オンラインの口座開設~取引開始の流れ
外為オンラインの口座開設から取引を始めるまでの流れを解説します。
口座開設申込~取引開始までの流れ
- 約款や規定書に同意、口座開設フォームに必要な情報を入力
- 本人確認書類を提出
- ログインIDとパスワードを受け取る
- 入金して取引開始
申込記載内容
マネーパートナーズの申込みに必要な記載内容は以下の通りです。
- 利用規約に同意
- お客様情報(氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、)
- 職業情報・財務情報(職業、年収、金融資産、投資経験)
外為オンラインの口座開設のポイント
外為オンラインの口座開設には「マイナンバー確認書類」と「本人確認書類」の2種類の書類が必要になります。この2種類の書類はマイナンバーカードのみで条件を満たしているので、マイナンバーカードさえあれば他の書類は必要ありません。
また、書類もフォームからアップロードすれば、郵送よりも簡単かつ審査も迅速に行ってもらえます。その他にもメールや郵送、FAXでも送ることができます。
外為オンラインのiサイクル2取引の始め方を解説
iサイクル2取引は、自動売買の仕組みを知らないと、なかなかわかりにくいのではないでしょうか。図を使って詳しく解説していきます。
上記のイメージ図のように、想定している変動幅内を価格が往復するたびに、取引が何度も繰り返されるのが、iサイクル2取引の基本設計です。
その想定変動幅が、トレンド方向にスライドする機能により、長期的な上げ、あるいは下げを追いかけてくれます。
さらに、買いか売りかを自動判別してくれる機能もあります。相場の動きからシステムが機械的に上昇、あるいは下降を判断し、その流れについていきます。
iサイクル2取引の情報の見方
iサイクル2取引を始めてみましょう。
ポジション方向
- 新規エントリーの方向で、買い、売り、それと先述したトレンドを追いかけて買いも売りも行う、トレンドの3種類があります。
新規注文可能額
- iサイクル2取引に投じられる口座総資金です。
対象資産
- ステップ3のうち、この金額までを自動売買に使います。
ポジション間隔
- この値幅ごとに、注文設置、取引が発生します。
最大ポジション数
- その運用でもっとも多く保有されるポジション数です。
ランキングからアルゴリズム(取引ルール)を選ぶ!
1.期間
- ランキングの期間を、1か月・2か月・3か月・半年・1年から選択できます。
2.通貨ペア
- 全て・ドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・NZドル円・ユーロドルから、通貨ペアを選べます。
3.ポジション方向
- 新規エントリーをする方向を、買い、売り、トレンドから選べます。
4.各項目
- それぞれの項目で自動売買の設定をソートできます。「決済損益pips」なら、一番損益が良いものが分かります。
外為オンラインのメイン取引ツールを紹介
次に、裁量トレード用のPCツール「外為オンラインチャート」を紹介します。当然ながら基本的な機能はすべて兼ね備えており「裁量トレードもやってみたい」という人のニーズにも対応しています。
WEBブラウザ版のトレードツールで、シンプルなユーザーインターフェースと豊富な機能を兼ね備えているのが特徴。トレード経験の浅い人から経験者まで満足できる仕上がりに。
期間5、13、21、55の単純移動平均線、新値足、RSI、DMIを表示したチャート画面です。テクニカル指標は別々の色が採用されているので見分けやすいです。
テクニカルはトレンド系、オシレーター系など全28種類から選択可能。メジャーどころはもちろん、篠原レシオやVLDMIなどマイナーなものも揃っています。
チャート上から素早く注文できるので取引チャンスを逃すこともありません。
アイネット証券、みんなのFXと外為オンラインを比較!
外為オンライン 「iサイクル2取引」 |
みんなのFX 「みんなのリピート注文」 |
アイネット証券 「ループイフダン」 |
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通貨ペア数 | 26種類 | 13種類 | 20種類 |
最小取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
取引手数料 (1,000通貨あたり) |
新規:20円 決済:無料 |
無料 ※スプレッドに含まれています |
無料 ※スプレッドに含まれています |
スプレッド | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
アイネット証券、みんなのFX、外為オンラインの3社は、いずれもりピート系自動売買のサービスを提供しています。
基本スペックは似ているものの、それぞれ特徴や強み、魅力が異なります。ここでは各社の優れている部分をピックアップします。
より低コストでリピート系自動売買をするならみんなのFX
リピート系自動売買でかかるコストは、取引手数料とスプレッドの2種類です。
取引手数料については、みんなのFX「みんなのリピート注文」とアイネット証券「ループイフダン」は共に無料で(スプレッドに手数料を含んでいます)、外為オンライン「iサイクル2取引」のみ1,000通貨あたり片道20円の取引手数料が発生します。
一方、スプレッドに関してはiサイクル2取引と、みんなのリピート注文にやや分があります。
総合的なコストでは、3社の中で「みんなのFX」が最も優れているといえます。
シンプルな設定ですぐにリピート系を始めるならアイネット証券
3社が提供するサービスはどれも難しい設定が不要で、すぐに運用を始めることができるのですが、その中でも簡単なのがアイネット証券のループイフダンです。
たった3つのステップを踏むだけでリピート注文をスタートできます。
ステップ①
運用するループイフダン(売買システム)を選び、損切り設定を選択
ステップ②
1ポジションあたりの取引数量を決める
ステップ③
最大ポジション数を決めて、開始ボタンを押せばすぐ開始
操作自体も非常にシンプルなので、覚えやすくて使いやすいです。
買いか売りかを自動判断するならiサイクル2取引の外為オンライン
リピート系自動売買では、基本的に自分で売買の方向(買い注文or売り注文)を決める必要があるのですが、FX経験が浅いとトレンドの方向性を予測するのは難しいものです。
そのような自分のトレンド予測に自信が持てないという人には、外為オンラインのiサイクル2取引が向いています。
iサイクル2取引には「トレンド」という機能が搭載されており、設定時に「トレンド」を選択すると、システムが自動的に上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを見極め、その相場状況に応じた取引を行ってくれます。
例えば、取引開始時に上昇トレンドであればそれに合わせて買い注文が、途中で下降トレンドに転換した場合はそれに合わせて売り注文が行われます。
みんなのFXやアイネット証券にはない便利な機能で、これを使えば相場予測ができなくてもトレンドをフォローすることが可能です。