支持線、抵抗線のことで、それぞれSupport Line、Resistance Lineと表記される。かつては支持線、抵抗線と呼ぶのが一般的だったが、現在はサポートライン、レジスタンスラインと呼ぶことの方が多い。両者をトレンドラインともいい、サポートラインが上昇トレンドライン、レジスタンスラインが下降トレンドラインに相当する。
サポートラインは、その水準を維持してそれ以上価格が下がらないと思われているポイントで、チャート上で、直近の安値と最安値を結んで線を引く。このサポートラインは、多くの市場参加者が意識するポイントなので、相場がサポートラインを割り込むと、多くの損切りを誘発し、相場は下降する傾向がある。下値支持線ともいう。
レジスタンスラインはその逆で、直近の高値と最高値を結んだ線をいう。こちらも市場参加者が意識することが多く、レジスタンスラインを上抜けると買いが集まり、相場はさらに上昇する傾向がある。
サポートラインとレジスタンスラインは、日足や週足で使われることが多く、時間足などの短いチャートで使われることは少ない。また、移動平均線や一目均衡表でも、サポートラインとレジスタンスラインが使われることもあり、見方は同じである。
