スーパーボリンジャーとは、名前の通り「ボリンジャーバンド」をベースにしたトレンド系のテクニカル指標です。「ボリンジャーバンド」に「一目均衡表の遅行線」を足すことで、スーパーボリンジャーになるため、ボリンジャーバンドと使い方は同じになります。
遅行線は「遅行スパン」とも呼ばれますが、基本的に「遅行線がローソク足より上を推移しているなら買い」となり、下を推移しているなら「売り」が優勢として意識されます。また、遅行線とローソク足がクロスするタイミングが多い場合は、レンジ相場と判断する材料になります。
つまり、ボリンジャーバンドで価格の行きすぎ（売られすぎ・買われすぎ）を見ながら、遅行線で「現在価格は売りと買いのどちらが優勢なのか」を把握することができます。
とくに、バンドがエクスパンション（拡大）しているときは、これからレート価格がどちらに動いていくか不明な場合があるので、遅行線とあわせて使うことで、今後の値動きを予測する目安になります。
