レンジ相場とは、「為替レートの価格が方向感なく動いていること」を表しています。トレンドがない状態(上昇でも下落でもない)で、一定の幅を上がったり下がったりすることがあります。
多くは「トレンドが終わった後に、レンジ相場になる」あるいは「レンジ相場が終わるとトレンドになる」のように、トレンド→レンジ相場→トレンド・・・と繰り返すことになります。
価格が「一定の幅で変動する」レンジ相場は、逆張りスキャルピングのエントリーポイントが多いため、「トレンドがない方が稼ぎやすい」と狙い目にしている方も多くいます。
例えば、通貨ペアがドル/円で110円~111円の幅で変動しているレンジ相場なら、「110円付近で買いエントリーして、111円付近になったら利確&新規売りエントリーする」など、レンジ幅の上下で逆張りする手法があります。
また、この手法はレンジの幅を越えた(111.5円や109.5円になった)場合、レンジ相場が終わり、上昇・下落トレンドになる可能性があるため、逆張りしていたポジションをすぐに損切りして、トレンドに乗っかることができるので、損切り幅が少なくて済むメリットがあります