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ロールオーバーろーるおーばー

Rolloverと書き、直訳すると「繰り越し」や「支払い延期」という意味になる。FX取引はスポット取引で行われており、本来なら2営業日後に通貨を交換しなければならない。ドル円で買い取引をした場合、2営業日後には円を支払って、ドルを受け取ることになる。しかし、一般投資家がドルを受け取っても仕方ないので、営業日が切り替わると同時に、FX会社がドルを受け取る期日を1営業日先延ばししている。これをスワップ取引といい、一連の作業をロールオーバーという。日本では、午前7時にニューヨーク市場が閉まった時点で行われる。

外国為替市場では、営業日によって価格が変わってくるので、ロールオーバーをすると。1営業日間の金利差が発生する。ドル円を買った場合、翌営業日に受け取るはずだったドルを、1営業日先延ばしにするため、ドルを1営業日貸したことになり、1営業日分のドルの金利を受け取る権利が発生する。一方、円の支払いが1営業日延びたことで、円を借りたことになる。ここで、1営業日分の円の金利を支払う義務が生じる。この差額をスワップポイントという。FX取引では常にロールオーバーが行われているので、スワップポイントは毎日発生する。

また、NISAで購入した投資信託や株式も、ロールオーバーすることができる。先物取引では、取引最終日に決済し、次限月以降にポジションを移すことをロールオーバーという。

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