決済注文とは、「保有しているポジションを決済する注文」のことです。決済とは「利確」と「損切り」のことで、含み益や含み損のポジションの利益・損失を確定させる注文になります。
トレードは、エントリー(新規注文)して、保有して(含み益・含み損の状態)、その後に決済注文(利確・損切り)する流れになります。
また、決済注文には「成り行き注文」や「トレール注文」または「指値注文」や「逆指値注文」といった種類があります。それぞれの注文方法を簡単に説明すると、成り行き注文は「手動で決済するため、為替レートの変動により、約定価格がずれる」ことがあります。
トレールは「リスクを軽減しながら利益を増やす」注文方法です。損切りにならないよう、逆指値でも利益が出るようにして、指値にレートが動くまでの含み益を増やす使い方ができます。
指値・逆指値注文は「手動ではなく、あらかじめ注文を出しておく」ことになります。エントリーした価格がドル/円で110円なら指値(利確)を111円、逆指値(損切り)を109円に、設定しておくことで、想定外の損失を避けることができます。
FX初心者の方は、それぞれの違いを理解して、トレードスタイルに合う注文方法を選ぶようにしましょう。