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難平なんぴん

含み損を抱えた状態で、さらに同じポジションを増やすこと。買いポジションを増やすことを難平買い、売りポジションを増やすことを難平売りという。「難」が損のことを表し、それを平らかにするという意味なので、「何品」と書くのは間違っている。

たとえば、買いポジションを保有しているときに相場が下がったときに、下値で買い増すと、買値を平均化させることができる。1ドル=100円で購入したものが、1ドル=90円になったとする。そこで難平買いを行うと、買値は(100円+90円)÷2=95円になる。つまり、損失を平均化していることになる。このまま相場が反転すれば難平は成功になるが、さらに相場が下がってしまうと、結果として損失を拡大させることになるので、難平はたしかな相場眼がないと難しいと言われている。

実際、相場格言にも「下手な難平、素寒貧(すかんぴん)」とあり、昔日からその難しさが諭されている。ちなみに、素寒貧はお金が全くない人のことをいう。

実際の相場では、値ごろ感を頼りに投資をしている初心者のトレーダーが、難平を繰り返して損失を膨らませることがある。

ドルコスト平均法と似た感覚で難平を行っている投資家もいるが、実際にはまったく違った手法である。

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