逆張りとは「トレンドに逆らってエントリーすること」です。
例えば、上昇トレンドの場合に「上昇の勢いが弱まってきた」や「短時間で価格が上昇し過ぎている」と判断して、高値で売りエントリーすることを表しており、ベテラントレーダーやスキャルピングが得意な方に好まれていますが、トレンドがそのまま続く(上昇し続ける)と損失が拡大するリスクがあります。そのため、相場観がないFX初心者の負ける要因になります。
順張りとは「トレンドに乗っかってエントリーすること」です。
例えば、上昇トレンドの場合に「このトレンドは、まだまだ続いていく」や「上値の余地がある」と判断して、買いエントリーすることを表しており、欧米系のトレーダーに好まれるため(日本人は逆張りが好きな傾向)ユーロ絡みの通貨ペア(ユーロ/ドルなど)では「トレンドの勢いが強いため、乗るのが堅実」とされることがあります。
余談ですが、自分が順張り・逆張りのどちらの傾向かチェックする方法があります。コインの裏表を当てるゲームで、「裏・裏・裏」と3回続いた場合、「次は表になるだろう」と思った方は逆張り好き、「次も裏になるのでは?」と思った方は順張り好きの傾向があります。