「If Done OCO」の略で、IFD注文とOCO注文を組み合わせた方法である。
新規の指値・逆指値注文に併せて、利益確定注文と損切り注文を発注する注文方法。たとえば、110円でドル/円を新規で買う注文を出し、その注文が成立したら、109円の決済の売り逆指値と111円の決済の売り指値の注文を出すというものである。
簡単に言えば、新規の注文と同時に、利益確定の注文と損切りの注文を発注できる手法であり、IFOなら、注文を発注した後に決済を待つ必要はなく、どちらかの水準に達すれば、注文が執行されてポジションは決済されることになる。
利益確定の注文が約定すれば、損切りの注文はキャンセルされ、損切り確定の注文が約定すれば、利益確定の注文はキャンセルされる。
相場への造詣が深くなかった時代は成り行き注文が多かったが、経験を積んだ投資家が増えたことで、こうした注文方法が開発されるようになった。