市場が休みになる日。週末の土曜日、日曜日はどの国の市場も休みとなる。中東の国の中には、金曜日が休みで土日も取引をしていることはあるが、市場参加者が少ないため、それほど神経質になることはない。
また、日本の祝日と同じように、各国にも独自の祝日があり、その日は市場が閉まっている。市場参加者の多い国が休場の場合、取引量が少なくなるので、値動きが荒くなることがある。
とくに、ニューヨーク市場とロンドン市場の休場日には注意を払いたい。
とくに、欧米市場が一斉に休場となるクリスマス、全世界の市場が閉まる元旦には気をつけたい。
主な休場日は、アメリカではキング牧師の誕生日(1月第3月曜日)、プレジデンツデイ(2月第3月曜日)、メモリアルデイ(5月最終月曜日)、インディペンデンスデイ(7月4日)、レイバーデイ(9月第1月曜日)、コロンブスデイ(10月第2月曜日)、ベテランズデイ(11月11日)、サンクスギビングデイ(11月第4木曜日)などがある。
イギリスでは、アーリー・メイ・バンクホリデイ(5月第1月曜日)、スプリングバンクホリデイ(5月最終月曜日)、サマーバンクホリデイ(8月最終月曜日)などがある。また、欧州の場合、イースターと、前日の金曜日にあたるグッドフライデイ、イースター翌日のイースターマンデイが祝日となるが、イースターの日にちは毎年変わるので、確認が必要である。