為替レートとは、「A国とB国の通貨を交換するときの取引価格」のことです。また「相場」や「レート」といった呼ばれ方があります。
例えば、1ドル=110円50銭~110円60銭など、ニュースで聞いたことがあるかもしれませんが、これが為替レート(取引価格・交換比率)になります。
国ごとに、日本は円、アメリカなら米ドル、イギリスはポンド、中国は元、フランスはユーロ、オーストラリアはオーストラリアドルのように、法定通貨が決まっています。つまり、それぞれの国の法定通貨を交換するときの取引価格を意味しています。
日本円と米ドルの為替レートは「ドル/円」、米ドルとユーロなら「ユーロ/ドル」また、日本円とユーロなら「ユーロ/円」など、表記の仕方が決まっています。
また、取引価格は「ドル/円は100円」のように、一定の価格に固定されておらず、為替レートは常に変動しているため、その値動きを予測して利益をあげることができるのです。