FX用語でチャートとは、「為替相場の動きを表示したもの」です。テクニカル分析で使用され、相場の状況がひと目でわかるように、多くはローソク足で表示されます。
チャートには「平均足チャート」や「ローソク足チャート」または「ラインチャート」や「バーチャート」といった種類がありますが、ローソク足チャートがわかりやすい(見やすい)ため、最も多く使用されています。
また、チャートは「時間軸によって見え方が違う」特徴があります。例えば、「5分足で見ると価格は上昇中」であっても「1時間足で見ると下落している」ことがあるため、同じ値動きを見ていたとしても、表示させている時間足によって見え方が変わるのです。
つまり、チャートを使いこなすことで、この場合「1時間足では下落しているが、5分足では上昇しているため、一時的な上昇の可能性がある。戻り売りのエントリータイミングがないか、他の時間足もチェックしておこう」という相場状況の把握ができます。