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スマホだけでFX!?アプリの使いやすいFX会社と注目すべき3要素

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FXってパソコンがなくてもスマホだけでできるの?

FXはパソコンで取引するものというイメージをもっている方も多いと思います。

確かに少し前まではスマホだけでFXをするにはパソコンに比べてできないことも多く不利だとされてきました。

しかし現在では、スマホ自体もFX会社の提供するアプリも進化しており、パソコンに劣ることなくスマホだけで取引をすることができるようになりました。

この記事では、スマホでFX取引をするメリットとその注意点、またアプリを選ぶ際に注目すべき3ポイント機能性に優れたアプリを提供している5社の紹介をしていきます。

執筆者

鹿内武蔵

FXライター

鹿内武蔵

SHIKAUCHI MUSASHI
※本記事は、提携する企業のPR情報が含まれます。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。

スマホだけでFXをしてみよう!

これからFXを始める方に、この記事で知っていただきたいことがあります。

それは、スマホだけでもFXができること。

しかもFX各社のスマホアプリはどんどん進化しているので、「使える」アプリが数多くあります

FXなどの投資はパソコンでやるものというイメージをもっている人が多いと思いますが、スマホだけでFXをやることに大きな不利はなく、むしろスマホならではのメリットもあります。

もちろん、スマホならではのデメリットもあるので、それらの情報を解説していきましょう。

スマホでFXをするメリットとは?

「FXはパソコンでやるもの」というイメージをおもちの方は、今も多いと思います。

たくさんのモニター画面が並んでいる本格的なFXトレーダーの部屋をイメージする人もいるかもしれませんが、それは一部の極端な例。

パソコンがなくてもスマホならもっているという方は多いでしょうし、スマホだけでもFXのトレードはできます

そこで、ここではスマホでFXトレードをすることで得られる3つのメリットをご紹介します。

手軽に取引を行える

スマホを使えば、タッチパネルの感覚的な操作でFXトレードに必要な操作がほぼできてしまいます

例えば、FXトレードではチャート分析が欠かせません。

2本の指で見たい部分を拡大するのはスマホにありがちな操作ですが、スマホアプリもチャートの見たい部分を2本の指で拡大・縮小することができます。

これは実際にやってみると、高い操作性が実感できます。

時間、場所を問わず取引ができる

パソコンは、どんなに小さいモデルであってもB5サイズ程度の大きさがあります。

逆にこれ以上小さくしてしまうとパソコンのメリットを失ってしまうので、スマホとはサイズ感が根本的に異なります。

スマホはポケットやカバンの中に入れてもまったく邪魔にならないため、時間や場所の制約を受けることなくFXトレードが可能になります。

24時間いつでも相場が動いていることはFXのメリットの一つなので、スマホであればそのメリットをさらに活かせます。

平日の17時台からは為替相場に欧州勢が参加してくるため、相場が活発に動きやすくなります。

電車通勤している方でちょうどその時間帯に会社帰りであれば、スマホアプリを活用することで、この時間帯をトレードに充てることができます。

通知で経済指標を見逃さない

多くのFX会社が提供しているスマホアプリには、プッシュ通知機能があります。

これは重要な経済指標が発表されたときや、あらかじめ設定していたレートに達したときなどにアラート通知をしてくれる機能です。

重要な指標の代表格といえば、毎月第一金曜日の米国時間に発表される雇用統計

ちょうど「花金」なので外出している方も多いと思いますが、この重要な指標でトレードチャンスを逃したくないのであれば、プッシュ通知機能を設定しておくと便利です。

また、経済指標の発表をきっかけとして相場が動くことも珍しくないので、重要な指標、それと要人発言をお知らせしてくれる機能は重要です。

こういった機動的な情報収集とトレードが可能になるのも、スマホアプリでFXをしているからこそ得られるメリットです。

注意すべきことは?

メリットだけでなく、注意すべき点にもふれておきたいと思います。

おもに3点が考えられますが、いずれも解決可能な問題点といえるでしょう。

データ通信量が増える

スマホの場合はデータ通信量によって料金が変わるプランで契約している方が多いと思います。

そのため、「FXトレードをするために発生するデータ通信量」を意識する必要があります。

大まかな目安ですが、筆者は2社のスマホアプリで日常的にFXトレードをしており、1ヶ月間のデータ通信量のうち、この2社のスマホアプリが使用しているのは500~600MB程度です。

ほぼ毎日数回はアクセスしているので、一般的なFXトレードであれば、これを大きく上回ることは少ないのではないかと思います。

標準的な料金プランであればあまり気にならないデータ通信量かもしれませんが、これをさらに抑えるには「使用しないときはこまめにアプリを閉じる」「Wi-Fiを活用する」などの対策が考えられます。

ただし、FXは実際に資産を動かすことになるため、公共スペースやカフェなどで提供されている無料Wi-Fiを使用するのは、セキュリティの観点からあまりおすすめはできません。

仮に月々のデータ通信量をオーバーしてしまい、帯域制限が発生したとしても、FXトレードはそれほど多くのデータ通信をするわけではないので、チャートの更新やトレード自体にそれほど大きな支障は生じないでしょう。

操作ミスの危険性がある

シンプルで感覚的な操作性は多くのスマホアプリに共通するメリット。

しかしこのメリットの裏返しとして、操作性がシンプルであるがゆえに操作ミスをしてしまうリスクがあります。

画面が小さいことで本来タップしたかった場所ではなく隣のボタンをタップしてしまう可能性もあるため、極端な話ですが「売り注文」をしたいと思っていたのに「買い注文」をタップしてしまう、といったことも考えられるわけです。

これらは致命的なリスクに感じられるかもしれませんが、もちろんスマホアプリ提供側もそれを十分承知しているので、注文ロック機能などで操作ミスが起きないように設計されているスマホアプリもあります

何度も同じスマホアプリを使っているうちに操作性に慣れてくるので、タップする場所を間違えるといった人為的な操作ミスはしだいに発生しにくくなるでしょう。

リアルマネーでトレードする前に、ツールに十分慣れなければいけないのは、スマホもパソコンも変わりません。

まずは基本操作をデモトレードで覚えましょう。

画面が小さくチャートなどの情報が見づらくなりがち

持ち運べるメリットを損なわないために、スマホは本体自体がとてもコンパクトに設計されています。

これはつまり、FXトレードをするときにはレートやチャートを見る画面が小さくなってしまうことを意味します。

本格的なトレーダーの中にはたくさんのモニターを同時に表示させるような環境をつくっている人がいますが、このように複数のチャートなどをたくさんの画面を同時に表示するには、スマホアプリは不向きです。

ただし、ここまでの環境を求めるのは一握りのFX上級者がほとんど。

一般的なFXトレードをするのであれば、多くのチャート画面を同時にチェックすることは少ないでしょうし、そこまで詳細なチャート分析機能があっても使うことはないという方が大半です。

なお、一部のFX会社が提供しているスマホアプリには、4画面までのチャート表示機能があります。

「スマホだけの環境だけではどうしても補えない」というのであれば、少し画面の大きいタブレット端末などを併用するのも一つの方法です。

また、スマホを何度も機種変更してきた方の手元には、もう使わなくなった旧端末が残っていることもあるでしょう。

こうした端末を使って複数画面のFX環境をつくることも可能です。

筆者がこうした環境をつくったのは、やはりFXのトレードではチャートを使ったテクニカル分析がとても重要かつ有効であると実感しているからです。

「テクニカル分析って何?」「自分にもできるようになる?」と興味がある人は、ぜひ以下の記事も読んでみてください。

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FXのスマホアプリを選ぶにあたって気にすべき3つのポイント

スマホだけでFXをすることは十分可能であり、そこにはスマホならではのメリットがあることもおわかりいただけたと思います。

さぁやるぞ、と思った方が次に気になるのは、各社が競い合って開発しているスマホアプリの中でどれを選ぶべきかという比較検討についてです。

スマホアプリの優位性を活かすためにも、以下の3つのポイントでチェックしてみましょう。

スマホアプリを選ぶ3つのポイント

  1. 自分の機種に対応しているか
  2. チャートは見やすいか
  3. ニュースや経済指標スケジュールなどを効率良くチェックできるか

それでは、一つずつ詳しく見ていきます。

1. 自分の機種が対応しているか

スマホアプリには大きく分けて、Android版とiPhone(iOS)版があります。

ほとんどのスマホアプリはこの両方に適合するように2種類が提供されていますが、念のため動作環境はチェックしておきましょう

例えば、GMO外貨※が提供しているスマホアプリ「Cymo」だと、Android版はAndroid5.0以上が搭載されていることが条件で、Android5.0が問題なく動作するスペックが必要です。

そしてiOS版はiOS9.0~13.0が搭載されているiPhone端末である必要がある、といった具合です。

※YJFX!は2021年9月27日より、ヤフー株式会社の子会社からGMOフィナンシャルホールディングスの子会社になり、GMO外貨となりました

2. チャートの見やすさ

チャートを使ったテクニカル分析はFXの成績に大きく関係するので、スマホだけでFXトレードをするためにはチャートが見やすいこと、そして編集機能などが使いやすいことは必須です。

各社のスマホアプリはチャートを閲覧するだけでなく自分が使いやすいようにカスタマイズできるようになっているため、この機能も含めてチャートが見やすい、使いやすいかどうかをチェックしてください。

ただし、例えば使用できるインジケーターの種類が多いことなど多機能であればすべてが良いわけではありません。

投資家にとってスマホアプリは重要なトレードツールであり、武器でもあります。

「自分に合っていること」「使いやすいこと」はとても重要なので、単にスペックだけで比較するのではなく使用感をチェックしましょう

3. ニュースや経済指標スケジュールなどはチェックできるか

時差の関係で24時間常に動いている外国為替市場には、常にさまざまなニュースが飛び交っています。

その中にはご自身がトレードしている通貨ペアと関係の深いもの、売買のきっかけに結びつくものもたくさんあるので、リアルタイムでニュースをチェックできるというスマホアプリの優位性を活かしたいところです。

情報収集の機能に優れていること、プッシュ通知機能など重要なニュースを逃さず知ることができるといった機能があるかどうか、またプッシュ通知機能がある場合は自分で使うために適した機能であるかどうかも、スマホアプリ選びの重要ポイントといえるでしょう。

不安であればデモトレードのある会社で始めてみよう!

ここまでに解説してきたように、スマホアプリは公式にアナウンスされている機能面やスペックを比較するだけではなく、実際に使ってみてどうなのかという使用感がとても重要です。

使用感を知るには使ってみるのが一番なので、スマホアプリ選びの一環として、デモトレードを行ってみるのも一つの方法です。

リアルトレードと同じ環境で仮想資金によるデモトレードが可能なFX会社があるので、こうしたサービスも活用して自分に合ったスマホアプリを見つけてください。

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スマホアプリが使いやすいおすすめのFX会社!

ここでは、主要なFX会社5社について、スマホアプリの特徴やデモトレードの有無などについて比較してみたいと思います。

目的に合ったスマホアプリ選びの参考にしてみてください。

対応機種 デモの有無 最低通貨単位 特徴 HP
GMO外貨のCymo Android5.0以上
iOS9.0以上
1,000通貨 Cymoアプリは多彩なプラットフォーム対応 こちら
DMM FX Android5.0以上
iOS8.0以上
10,000通貨 4画面チャートも使える「超」スマホアプリ こちら
外為どっとコムの
外貨ネクストネオ「GFX」
Android7.0以上
iOS12.0以上
1,000通貨※ 利用可能インジケーターが22種類と豊富 こちら
みんなのFX Android8.0以上
iOS10.0以上
1,000通貨 パソコン環境と変わらないスマホ環境の実現にこだわり こちら
GMOクリック証券のGMOクリック FXneo Android4.4以上
iOS10.0以上
1,000通貨 操作性がとても高く、描画ツールも充実 こちら

GMO外貨のCymo

取引画面

チャートを見ながらリアルタイムでワンタッチ注文が可能。

スキャルピングなど短期売買にも向いています

さらにワンタッチ全決済機能も搭載されています。

チャート画面

ローソク足や移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど標準的なチャートをはじめ、DMI(ADX)といった上級者向けのインジケーターも搭載。

経済指標、ニュース

リアルタイムニュースと経済指標カレンダーの形でスピーディーな情報収集が可能です。

プッシュ通知機能も搭載。

その他の機能

スマホアプリを起動していなくてもウィジェット機能により、スマホの画面中にレートやニュースなどを表示させることができます。

レート表示画面は3種類用意されており、見たい通貨ペアの数や優先順に応じて使い分けることも可能。

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DMM FXのスマホアプリ

取引画面

黒バックが多いスマホアプリの中では珍しく、テーマカラーの変更が可能

白バックにもできるため見やすさに応じて使い分けられます。視認性が高く、直感的な操作性も魅力です。

チャート画面

スマホの限られた画面サイズでありながら、4画面表示機能が目を引きます。

表示可能インジケーターは11種類で、多くの投資家が使用するものが網羅されています。

経済指標、ニュース

リアルタイムの経済指標、ニュース配信に加えて、スマホアプリを起動していなくてもスマホ画面に最新情報を表示できるポップアップ機能あり。

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外為どっとコムの外貨ネクストネオ「GFX」

外貨ネクストネオ「GFX」

取引画面

ワンタッチで注文が可能であることに加えて、成立ポジションを同一画面で表示。

スマホだけでも本格的な短期売買が十分可能です。

全決済機能についても通貨ペアごとにシンプル操作で切り替えができます。

チャート画面

利用可能インジケーターは22種類で、他社より多めです。

トレンド系2つ+オシレーター系3つという組み合わせで、最大5つまで同時表示が可能です。

経済指標、ニュース

リアルタイムニュースや経済指標が配信されており、アプリから閲覧可能です。

みんなのFXのスマホアプリ

みんなのFXアプリ

取引画面

シンプルさにこだわり、スピード注文など即時性の高い機能をシンプル操作で完結できます。

チャートと取引の画面を切り替えることなく発注が可能なので、短期売買にも向いています。

チャート画面

実装インジケーターや画面表示など、パソコンの環境をスマホで実現しています。

さらにスマホタッチパネル機能をフル活用した描画機能など、直感的な操作性も目を引きます。

経済指標、ニュース

リアルタイムニュース配信や経済指標の速報機能など、売買チャンスを逃さない機能がしっかりと備わっています。

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GMOクリック証券のGMOクリック FXneo

GMOくりっくFXneo

取引画面

チャート画面やポジション照会、新規注文などの画面の遷移に必要なボタンが機能的に配置されており、瞬時に切り替えながらスピーディーな取引が可能です。

もちろんチャートを表示させながらのリアルタイム注文にも対応しています。

チャート画面

スマホの限られた画面スペースをフル活用した4画面表示が可能なので、多彩な通貨ペアやテクニカルインジケーターを同時に表示できます。

有効な注文がチャート画面にも表示されるため、チェックも簡単です。

また手動で画面の向きが変えられる機能を早い段階から導入しており、スマホの設定を変更しなくても任意のタイミングで縦画面と横画面を切り替えできます。

経済指標、ニュース

3社からのリアルタイムニュース配信と経済カレンダー機能により、重要なニュースを逃すことなくチェックできます。

重要な指標発表時のトレードを逃さないためのアラート設定機能もあります。

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この記事のまとめ

この記事を読み始めた方の中には「スマホだけでどこまでできるのか」と半信半疑だった方も多かったことでしょう。

しかし、スマホアプリもここまで進化しているのです。

とはいえ、実際に資金を使ったFXトレードにまだ抵抗があるという方は、ぜひデモトレードでスマホによるFXトレードの世界を体験してみてください。

それだけだと物足りないという方は1,000通貨単位など、数万円程度の資金から実際に始めてみましょう。

デモトレードや1,000通貨取引について詳しく解説・比較している記事がありますので、興味がある方はぜひそちらもあわせてお読みください。

この記事の執筆者

鹿内武蔵

FXライター

鹿内武蔵

SHIKAUCHI MUSASHI

略歴

国内唯一の月刊FX情報誌、FX攻略.comの元副編集長として、2008年の創刊時より取材・編集・執筆に携わる。 多くの勝ち組トレーダーや証券会社を取材してきた経験を活かし、FXが国民的投資になることを目標に活動中。各種メディアでの執筆の他、トレーダーとしてFXの運用も行っている。 →エフプロ執筆者・監修者一覧

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