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攻守両面において効果が大きい約定力
鹿内:まずは、約定力の高さについていろいろ教えていただきたいです。本題に入る前に、約定拒否とはそもそもどういうものなのでしょうか。
野々山:実際に取引している際に、発注したにもかかわらず、約定されないことを指します。
鹿内:よくあることですか?
野々山:他のFX会社さんでもお取引されているお客様に聞いたところ、特に相場の急変動時には頻繁に発生することがあるようです。
例えば経済指標が事前の予想とかけ離れた結果であったり、トランプ大統領がTwitterなどで爆弾発言をすると、瞬間的にレートが10pips、20pips飛ぶことがあります。
このような突発的な動きの際に発注しても、約定されないことがあるのですが、これが約定拒否です。直近ではブレグジットや米国大統領選挙時など、ごく短時間で100pips以上変動するといった大相場では、約定拒否の頻度は高くなります。
鹿内:FXプライム by GMO(以下プライム)では、約定拒否が起こりにくいということですね。
野々山:はい。例えば、すでに買いポジションを持っていたとして、急激に値下がりしたとき、損失をできるだけ食い止めるために損切りしたい…こういう局面は取引している中ではあるじゃないですか。
でも、早く逃げたい場面で約定を拒否されてしまったら、お客様にとっては明らかな損失となります。当社ではそういったことが起こりにくい体制を構築しています。
連打OK!ほぼタイムラグなく連続で取引
鹿内:約定拒否しにくいシステムを維持することは簡単ではないと思いますが、どういったポリシーに基づいているのでしょうか。
佐々木:お客様が取引しやすい環境、安定してトレードをできる仕組みを作ることを第一の目標としています。約定力の高さはその柱となるもので、思ったとおりのトレードをしていただきたいという思いがあります。
取引ツールへのこだわりもあります。
PCだけでなくスマホアプリ「PRIMEアプリS」にも搭載しているハイスピード注文はスキャルピングに完全対応しており、連続で注文を入れても瞬時に約定します。
他社さんのツールだと一度注文が通ったあとはグレーアウトしてすぐに次の取引ができないことがありますが、そういった心配はありません。瞬間のチャンスを逃しません。
PRIMEアプリSのホーム画面。コンパクトに情報が集められており、上段部分はチャートだけでなく、ニュースやぱっと見にすぐ切り替え可能。
ハイスピード注文の画面。注文間のタイムラグがほとんどないため、連打で一気に注文の処理が可能です。
チャート画面。目立つ高値や安値に自動的に日付と価格が入るので見やすい。
手動で縦画面、横画面を切り替えられるのがとても便利。
鹿内:連打しても大丈夫ということなんですね。取引ツールには取引数量の上限があるので、それ以上に
取引する大口のトレーダーは、決済を何回かに分けて行う必要があります。
でもそういった方でも、連打することでほぼタイムロスなく全ポジションを決済できるということですね。
佐々木:はい。本格的にスキャルピングに取り組んでいる方にご好評をいただいております。
鹿内:大口のスキャルピングトレーダーだと、1秒で何十万円の差になることもありますよね。
スキャルピングOK!短期トレード歓迎の理由とは?
鹿内:たくさんのトレーダーさんをこれまで取材してきたのですが、たしかに世の中には超短期売買の技術を持つ方がいます。
そういった方にとって、障害となるのがシステムなんですよね。
お金を増やせるテクニックがあっても、スキャルピングができない口座ではそれを発揮できません。
佐々木:当社はスキャルピング大歓迎です。サクサク注文できる当社の環境でトレードをしていただきたいです。
鹿内:スキャルピングを歓迎できるのは、どういった工夫や企業努力があるのでしょうか。
佐々木:当社はドル円の取引スプレッドを0.3銭(※2020年3月2日より50万ドル以下の場合/例外あり)で提供しています。他社さんでは0.3銭のところが多いのですが、このスプレッドで銀行にそのままカバーをすると、ビジネスとして成り立ちにくいという側面があります。
そのためシステム取引なども含め、短期間で大量の注文を受けるとカバーすることもできず、結果としてスキャルピング自体をご遠慮いただいているというFX会社さんが多いのだと思います。
当社では、スプレッド自体を少しだけ業界の最低値よりも引き上げることで、銀行とも連携して即座にカバーをすることで、お客様が狙ったレートで約定できる環境を目指して努力を続けています。
正しい戦略を持ってトレードをすれば、FXは勝てるんだということを実感していただきたいです。
カバー取引とは
FX会社が、顧客から受けた注文の反対売買を銀行などの金融機関に対して行うこと
鹿内:スキャルピングのような高速取引を受け入れるとなると、システムにも強靭さが求められると思いますが、そのあたりいかがでしょうか。
佐々木:システム面にもかなりのコストを投入しているという自負があります。 近いところでいえば、2019年1月3日のフラッシュクラッシュのとき、トレードができない時間帯があった会社もあったそうですが、当社ではそういう問題は起きませんでした。
お客様に利益を出してもらいたいというのはもちろんなんですが、損失が出たとき「早く決済したいのにシステムが動かず損失がさらに拡大してしまった」というような状況はあってはならないと考えています。
システム的な問題で逃げ遅れた結果、相場から退場というようなことにならないよう、システムも常に改善を図りながら運用しています。そのための各種コストは惜しみません。
鹿内:プライムで取引している方は、やはりスキャルピングをしている方が多いのでしょうか
野々山「勝ち組トレーダースペシャルインタビュー」という当社の公式コンテンツがあります。
こちらは当社の口座でたくさんの利益を出している方にお話をうかがう企画なのですが、9割くらいの方はスキャルピングで取引をしているお客様です。
鹿内:そんなにもスキャルパーの比率は高いのですね。
野々山:例えばアベノミクスの上昇に乗って一気に数億円を手にした方とか、大昔に買って忘れていたポジションにものすごく利益が乗っていたというような、長期的にポジションを保有して利益を上げた方もいたのですが、数としては多くありません。 それよりも日々チャートをチェックして、チャンスと見れば小さくでもコツコツ利益を取っている方が、長い目で見て勝ち続けているという傾向があります。
鹿内:とても参考になります。ありがとうございます。
抜群のスワップを出せる理由
鹿内:プライムはとても良いスワップポイントを出していますよね。どのような仕組みがそれを可能にしているのでしょうか。
佐々木:提携しているカバー先、いわゆる仕入れ先銀行が複数あり、その中で良いところと取引をすることで、できるだけ良いスワップポイントを出せるよう努力をしています。さらに、安定したスワップポイントを出せるよう、情勢によっては当社の収益を削ることもあります。
鹿内:カバー先によってスワップポイントはかなり異なってくるのでしょうか。
佐々木:銀行も商売ですから、銀行間でも競争があります。その中で、ある通貨ペアで高いスワップが出ている銀行があれば、その銀行とお取引します。
そのほか、取引量に応じてもう少しだけ高いスワップをもらえるよう交渉をしたり、実は水面下でいろいろな努力を行っています。
鹿内:カバー先が多ければ選択肢が広がりますよね。そして少しでも良いスワップを出せるよう、企業努力を続けているんですね。
佐々木:はい。毎日のスワップを気にする方も多いので、銀行が出すレートは日々上下するものですが、当社のスワップポイントはできるだけ変動しないように揃えることを意識しています。
鹿内:ここまではスワップポイント全体について教えていただきましたが、具体的な通貨ペアのことも教えてください。
最近特に注目されているのが南アフリカランド円と聞いています。
野々山:業界最高水準となる1万通貨あたり買いスワップ15円(2019年5月29日取材時点)を継続して提供していますので、スワップを重要視されている方には取引をしていただきたいです。
鹿内:魅力的ですね。ただ、今は良いスワップが出ていてレートが安定していても、将来的なスワップ減や急落の可能性がどれくらいあるかは気になるところです。ランド円の見通しは明るいでしょうか。
佐々木:南アフリカは、プラチナや金の採掘の経済的影響が大きいのですが、鉱山労働者や国営電力会社がストライキを起こすことがあります。
こうなると通貨にとってはマイナスの要因ですが、こういったリスクは新興国なら多かれ少なかれどこでも抱えています。
南アフリカの直近の金利については、ここ数年は6%台後半で安定しています。GDP成長率が落ち込むなどいくつかリスクはありますが、悪い材料はある程度出尽くしているため、今後の見通しは決して悪くないのではないでしょうか
鹿内:他社のスワップポイントを見ながら、それに対抗するようなスワップポイントを出すというようなことはしていますか。
佐々木:他社さんの動向はある程度意識しています。
鹿内:ですよね。今はスプレッドはあまり口座による差はなくなって、むしろスワップポイントに独自性が現れていると感じます。
佐々木:ランド円のスワップポイントについては、自信を持って提供させていただいています。他の通貨ペアでいいますと、メキシコペソ円。こちらも多く取引されています。
ここ数年で、同じく高金利通貨ペアのトルコリラ円は大きく下落する局面が度々ありましたが、メキシコペソ円は5円台を中心としたレンジ相場を保っています。
またメキシコペソ円は、もともとの価格が小さい点も見逃せません。世界の基軸通貨である米ドルが値を崩し、円高になった場合には、クロス円通貨ペアであるメキシコペソ円や南アフリカランド円も同じように円高の影響を受けて下落します。ですが、価格そのものが小さいメキシコペソ円やランド円は、下落幅もそれほど大きくありません。
また、価格が小さいからこそ、必要な保証金も少なくなります。メキシコペソ円なら1万通貨取引でも2000円台の保証金でポジションを保有できますし、資金を多めに入れてリスク管理をすることも比較的容易です。
資金効率の良さと政策金利の高さが魅力なので、まずはメキシコペソ円のスワップ運用から始めてみようというお客様も多いですよ。
鹿内:たしかに、初めてのスワップには良いかもしれませんね。これが5年前には、高金利通貨ペアといえば豪ドル円だったのですが、時代は変わりました。
佐々木:そうですね。豪州の金利が今は1.5%(取材後の6月4日に1.25%へ利下げ)で、しかもRBA(豪州の中央銀行)が今後2~3回の利下げを匂わせています。今やすっかり高金利通貨という立ち位置ではなくなってしまいました。
一方で、メキシコペソの取引量は伸びています。2016年ごろには取り扱っている業者はかなり少なかったですが、当社以外にも採用するFX会社は増えています。またくりっく365が発表している取引高を見ても、メキシコペソは毎年大幅に増加しているのが一目瞭然です。
くりっく365とは
東京金融先物取引所が運営する取引所で取引するFX。価格が公正、買いと売りのスワップポイントが同額といった特徴がある。
鹿内:ものすごく取引をするユーザーが増えているんですね。
佐々木:メキシコペソは政策金利も長らく上昇傾向が続いています。2016年1月には3%台だったのですが、今や8%を超えています。
鹿内:政策金利が綺麗な上昇トレンドですよね。 それにしても、メキシコペソ円の1万通貨証拠金が2000円台というのはすごいですよね。ドル円の1000通貨取引の証拠金よりも安いわけじゃないですか。にもかかわらず、スワップポイントはとても多い。証拠金に対する比率を考えると効率が良い投資といえますよね。
欧州通貨の疑似両建てで為替リスクを抑えたスワップ運用
佐々木:それと最近ポーランドズロチ円のスワップ運用がブームになってきています。
鹿内:あまりメジャーな通貨ペアではないですよね。ブログやツイッターを見ていると、ズロチ円を買いで4万~4.3万通貨、ユーロ円を売りで1万通貨を保有し、運用するトレーダーさんが多いなあと感じました。どんな運用方法なのか、詳しく教えてください。
佐々木:ズロチ円はユーロ円と相関性が非常に高くて、よく似た値動きをします。
それでいてズロチ円は、1万通貨の買いで1日あたり15円のスワップポイントを得ることができます。
一方ユーロ円の売りスワップは0円かその近辺です。この状態を利用して、動きが似ているズロチ円を買い、ユーロ円を売ることで擬似的な両建てになり、価格変動による為替差益をある程度抑えながら、買いと売りの合計でプラスになるスワップポイントを受け取ろうという戦略です。
取引量が違うのは、為替レートが違うからです。ユーロ円は122円程、ズロチ円は28円程。(※取材時)保有する時点でのレートにもよりますが、概ねユーロ円はズロチ円の4~4.3倍のレートとなります。これに準じて取引量も同様の比率で保有することで、バランスが取れる形となります。
ユーロ円の売りスワップは0円、ズロチ円の買いスワップは+15円(ともに1万通貨 2019年7月31日時点)。 ズロチ円を買い、ユーロ円を売る(疑似的な両建て)ことで為替による値動きの変動を受けづらい形でスワップポイントを受け取ることができます。
鹿内:買いのズロチ円、売りのユーロ円が同じように値動きするなら、この運用方法だと毎日約60円が入ってくる、ということになりますよね。
佐々木:実際は完全に同じ動きにはなりませんが、ポーランドはユーロ加盟国のドイツのすぐとなりにある国で、輸出入の大きな割合を占めるユーロ圏の景況感の影響を大きく受けます。
ですから、ユーロとズロチは似た値動きになりやすいのです。そしてズロチ円もユーロ円も、相手の通貨ペアは日本円ですから、両者は近い動きになるというわけです。
鹿内:プライムでこの取引手法をやっている方は増えているのですか?
佐々木:2018年の9月くらいから増えています。取り上げてくれるブロガーさんも多くなってきました。 大きなきっかけは、トルコリラの急落です。コツコツ積み上げたスワップポイントがロスカットで失われ、為替による損失がより大きく、マイナスになってしまったお客様が多かったです。
そういった方たちにとって、為替差益のリスクを擬似的な両建てで相殺しながら、コツコツとスワップを得ることができるこの運用の安定感が評価されたのだと思います。
鹿内:面白いですよね。ただ、撤退のタイミングはどうすれば良いのでしょうか。また、始めるときの美味しいタイミングもあれば知りたいです。
佐々木:ズロチ円の買い、ユーロ円の売りは、実のところユーロズロチの売りと同じことなんですね。
当社でユーロズロチの取り扱いがなくて恐縮なんですが、ユーロズロチができるだけ高いタイミング、つまりユーロが高く、ズロチが安いタイミングで始め、ユーロズロチができるだけ安いタイミング、つまりユーロが安く、ズロチが高いタイミングで手じまいするのが、入口と出口の目安になると思います。
鹿内:もらえる合計のスワップポイントが少なくなった場合もやめどきでしょうか。
佐々木:そうですね。ズロチの利下げは撤退の条件にしてもいいと思います。同様にユーロが利上げされたら、支払いスワップが増えますから、この運用のメリットが減りますね。
ただ、最終的に受け取るスワップの金額がプラスであれば、運用をやめる理由はほとんど無いかと思います。
高金利通貨において、受取スワップが多いA社で買い、支払いスワップが少ないB社で売るというような、異業者間の両建てをされている方も最近増えているようです。
鹿内:実践している方はいますよね。
佐々木:こういった両建てはもちろん有効な場合もあるのですが、管理の手間はかかります。
というのも、両建てをしているので、上がっても、下がっても為替による損益は相殺されますが、一方向に伸び続けて買いか売りどちらかのポジションが強制ロスカットになると、そこで相殺されている状態は解除されてしまいます。
ここから価格が戻ると、その戻った分がマイナスになってしまいます。1月3日のフラッシュクラッシュのような値動きがまさにそうで、急落場面でロスカットに遭って出た損失に対し、ものの数分で急反発したことで、残ったポジションの利益が小さくなり、結局大きな損失が残るような形になりました。
これが、異業者間で両建てをする際のリスクです。
鹿内:片方が置き去りになるケースですね。両方の口座の証拠金維持率を見て、こまめに資金を移動したりといった管理が必要になりますよね。入金はクイック入金ならすぐに反映されますが、出金は数日かかるためたくさんの資金を用意しておかないといけないとか。
証拠金維持率とは
時価評価総額÷使用中保証金×100で計算される。FXプライム by GMOの場合、証拠金維持率が80%を割り込むと強制決済となる。
佐々木:そうですね。当社の口座でズロチ円とユーロ円の運用を運用していただくメリットは、当然ながら同じ口座ですから煩雑な資金管理が必要ないことと、両方のポジションの為替損益が同じ口座で相殺されるため、ロスカットに遭うリスクが大幅に下がることです。
実際、1月3日の急変動時、ズロチ円とユーロ円の取引をしている方の口座は、ほぼ無風で何も起きなかったとのお声もいただきました。予測の難しい為替リスクを心配される方には、お試しいただきたい取引手法です。
防御を意識しながらFX上達を目指す
鹿内:プライムユーザーの方は、パソコンとスマホ、どちらを多く使っていますか。
野々山:大きな収益をあげている、いわゆる勝ち組トレーダーの方はパソコンが多いですね。ただ利用者数でいえば、スマホの方が多いです。パソコンとスマホを併用している方もいらっしゃいます。
鹿内:スマホアプリのPRIMEアプリSには、高速な約定以外にもウリはありますか?
野々山:プッシュ通知です。経済指標、レート到達、レート変動幅の3タイプが実装されていて、設定すればスマホにお知らせが通知されます。取引タイミングとして活用できるので、そのままアプリをタップしていただければ、先述のハイスピード注文というシンプルな高速取引画面でトレードができます。
特に若い方はパソコンよりスマホでトレードをする傾向があり、パソコンとそん色ない機能で、素早くチャンスを逃さずトレードができるよう、力を入れてアプリを開発しています。
鹿内:最後に、これからFXを始める方へ向けてアドバイスをいただけますでしょうか。
佐々木:当社は、安定したトレードを通じて利益を出していただきたいという思いから、操作性や約定力にこだわって環境の整備を行っています。
また、お客様コンサルタントの小杉篤諭が、直接勝ち組トレーダーの方に取材をすることで得たノウハウを、初心者の方にかみ砕いて分かりやすく解説するセミナーや、テクニカルの使い方・チャートの見方を解説する、FXに必須の知識を得られるセミナーを開催しています。
環境の面でも、情報の面でも、初心者の方が結果を出していくことをアシストできるものを提供していきます。
鹿内:ありがとうございます。自分としてとても気になるところなのですが、今は安定して勝っているトレーダーさんでも、最初は負けていたと思います。どれくらいの期間を費やせば、利益を出せるようになるのでしょうか?印象的なエピソードなどがあれば教えてください。
野々山:2年、3年と負けていた方が、ある気付きをきっかけに結果が出るようになるケースはありますね。結果が出ていない時期もチャートなどの研究を続けていたといいます。
あるいは大きな損失が出て、一次的にトレードができなくなった時期に、仕方なくチャートを見ていたら値動きが分かるようになったとか、YouTubeやニコニコ生放送で公開されている手法を自分なりに研究して身に付けたとか、様々なパターンがあります。
鹿内:ある日いきなり開花することもあるわけですから、リスク管理をしながら続けることも大切ですね。
佐々木:何億円も利益を上げているトレーダーの話というのは、FXを始めたばかりの人にとってはもしかしたら難しすぎるとか、壮大すぎると感じるかもしれません。
ただそういった結果を出している方たちは、いかに大きな負けをなくすかを重視しています。コツコツドカンのドカンをどうやってなくすかを研究することで、トータルで利益を得られるようになったパターンが多いですね。
いきなり神様が降りてくるのではなく、安定したトレードができるマイルールを構築することで、プロのトレーダーの領域に到達できたのです。
大きく相場が動くときに、スリッページがあったり、約定されなかったりした結果、FXの楽しさや利益を得られるという実感を得ないまま、FXから離れてしまう方がいることが、私たちはとても残念だと思っています。
そのような不安を限りなく少なくして、安心して取引いただけるしっかりとした環境と、FXを上達するための情報を揃え、お客様と一緒に歩んでいきたいと考えています。
まとめ
日本にはたくさんのFX会社があり、特に今からFXを始める人はどの会社を選べば良いか迷ってしまうかもしれません。そんなとき、会社選びの1つの基準となるのが、「すでに結果を出している人がたくさんいる口座を使う」というもの。
FXプライム by GMOはまさにその典型例で、今回の取材でも判明した通り、高金利通貨でスワップ運用を行うトレーダーから、スキャルピングを行う上級トレーダーまで、幅広く愛用されています。
強力な約定力で、リスク管理も含めて取引できる環境が整備されているのは大きな魅力。FXプライム by GMOは、トレーダーに選ばれる納得の理由があるFX会社であるといえるでしょう。
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FXプライムbyGMOの会社概要
会社名 | 株式会社FXプライムbyGMO(英文:FX PRIME by GMO Corporation) |
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