目次
外為オンラインチャートの特徴
外為オンラインチャートは、FXトレードをするための基本的な取引ツールです。外為オンラインチャートの特徴は3点あります。
1点目は、チャート上から注文できる点です。発注する価格を間違えることなく、テクニカル分析をしながらその場で発注できるため、すばやい注文が可能です。
2点目は、26種類のテクニカルチャートや15種類の描画オブジェクトと、テクニカル分析を行うのに必要十分な情報を表示できてトレードの判断材料を多く得られる点です。テクニカル指標を表示し、描画オブジェクトで投資ポイントを割り出したうえでチャート上から直接注文を出せるので、テクニカル分析から発注までをワンストップで進められます。
また、チャートの用語説明が多くFXトレード初心者にも親切な点も、外為オンラインチャートの特徴です。わからない言葉が出てきても、いちいちインターネットで検索をかける必要がなく、その場で疑問が解決できるので用語の勉強になります。
外為オンラインチャートで使えるチャートと描画ツール
外為オンラインチャートで使えるチャートと描画ツールの種類を簡単に解説します。何種類使えるかや、おもなチャートを紹介する形でまとめます。
利用できるチャートは26種類
外為オンラインチャートで表示できるチャートは、以下のとおりです。
チャート分類 | チャート名称 |
---|---|
移動平均線 4種類 |
単純移動平均線(SMA)、指数平滑移動平均線(EMA)、加重平均移動平均線(WMA)、複合型移動平均線(GMMA) |
トレンド系 7種類 |
一目均衡表、ケルトナーチャネル、新値足、ボリンジャーバンド、DMI、MACD、RCI |
オシレーター系 14種類 |
単純移動平均乖離率(SMA)、指数平滑移動平均乖離率(EMA)、加重平均移動平均乖離率(WMA)、アルティメットオシレーター、ウィリアムズ%R、ウィリアムズA/D、サイコロジカルライン、篠原レシオ、シャンデモメンタムオシレーター、ストキャスティクス、ピボット、ROC、RSI、VLDMI |
分析系 1種類 |
サポート&レジスタンス |
FXトレーダーによく利用されているチャートはほとんど使えます。また、自分でラインを引いてチェックするサポートライン・レジスタンスラインもチャートとしてサポートしている点が特徴的です。
これらのチャートは画面に追加した後、表示領域のリサイズやマウスオーバーでの並び替えなど、直感的な操作で自分の見やすいようにレイアウトできます。チャートを見やすくするためのカラー変更などもきめ細かく設定可能です。
利用できる描画ツールは15種類
外為オンラインチャートで利用できる描画ツールは、以下のとおりです。
利用可能ツール名称 | |
---|---|
描画ツール 15種類 |
トレンドライン(線分)、トレンドライン(直線)、トレンドライン(垂直線)、トレンドライン(水平線)、トレンドチャネル、ギャンライン、ギャンファン、ギャングリッド、フィボナッチファン、フィボナッチリトレースメント、フィボナッチチャネル、フィボナッチアーク、フィボナッチエクスパンション、フィボナッチタイムゾーン、フィボナッチグリッド |
シンプルなトレンドラインは線種が4種類あり、点と点をつなぐ直線やレジスタンス・サポートを確認する水平線などがそろっています。また、ギャン系が3種類、フィボナッチ系が7種類と充実している点も特徴的です。これらの描画ツールはチャート分析で使用し、チャートの流れをより見やすく整理することでトレードポイントを探すのに使います。
ここまで、外為オンラインチャートのチャート表示周りの機能について解説しました。ここからは、実際に外為オンラインチャートを便利に使いこなすための方法について紹介します。
外為オンラインチャートの使い方と便利な機能
外為オンラインチャートは、本番口座を開設しなくてもデモ口座で操作感を試すことができます。外為オンラインチャートの使い方としてデモ口座の申し込みから起動方法までを解説し、その次に外為オンラインチャートの便利な機能を紹介します。
外為オンラインチャートの使い方
外為オンラインチャートのデモ口座は、以下のリンクから起動できます。
メールアドレスと氏名を登録すると、入力したメールアドレス宛てにログイン情報の記載された手続き完了メールが届きます。このメールが届いたら、すぐに外為オンラインチャートを起動できるようになります。デモ口座のログイン画面は以下のとおりです。
デモ口座を登録すると自動的にiサイクル2取引の自動売買が動作しますが、そちらは気にしなくても問題ありません。初期画面ではチャートは表示されていないため、画面上部の「チャート」メニューからチャートを開きます。すると、取引ツールとは別画面で外為オンラインチャートが起動します。
外為オンラインチャートの便利な機能
外為オンラインチャートでテクニカル分析+注文を続けるのに便利な機能を4点紹介します。いずれも使いこなすことで分析が進めやすくなり、新規・決済注文の発注ポイントも見極めやすくなります。
保持中のポジションや未約定の注文などをチャートに表示可能
チャート上に保持中のポジションや未約定の注文を表示できます。チャート画面右上の「ポジション」「注文中」にチェックを入れてみてください。
水平線でポジション・注文中のレートが明示されるため、テクニカル分析をするときも、現状の建玉の状態を把握しながら対策が立てられます。使ってみるとその便利さがよくわかる機能です。
通貨ペアのチャートどうしを重ねて表示できる
通貨ペアのチャートを2種類重ねて表示する機能「比較チャート」もテクニカル分析に便利な機能です。相関関係・逆相関関係のある通貨ペアのチャートを重ねることで、テクニカル分析をさらに深めることができます。
画面上部中央にある「比較チャート」のチェックをオンにすると、通貨ペアの一覧が表示されます。その中から比較したい通貨ペアにチェックを入れると、現在表示している通貨ペアのチャートに重ねて表示できます。
別の時間足を同時に表示できる(ハイブリットチャート)
外為オンラインチャートオリジナルのチャート、「ハイブリットチャート」。ある時点のチャートに対し、複数の時間足の情報を表形式で表示します。ハイブリットチャートは、チャートを表示する際「ハイブリットチャート」ボタンをクリックするだけで表示可能です。
最初は見方が少し難しいかもしれませんが、過去のチャートの値幅を複数の時間足で一気に確認できる点がハイブリットチャート利用のメリットです。慣れるとトレードの判断材料として使いやすく、外為オンラインチャートを使う理由の一つになりえます。
外為オンラインチャートを使うメリット4つ
外為オンラインチャートを使うメリットはおもに4点にまとめられます。どのような点がメリットなのかについて詳しく解説します。
初心者から上級者まで満足できる高機能
外為オンラインチャートは、チャートや描画ツールは必要十分な種類が使用できます。標準的なチャートで慣れていきたい初心者はもちろんのこと、さまざまな分析方法を駆使するために多くの情報を表示したい上級者までのニーズを十分に満たすことのできる高機能です。
チャート上からの発注をサポートする表示機能が豊富
チャート上から直接発注することを考慮した表示機能が豊富な点も、外為オンラインチャートを使用するメリットです。現在の建玉や注文中のレートがチャート上に水平線で表示され、自分の保有状況を確認しながらテクニカル分析ができます。また、テクニカル分析をしている最中に注文したくなったら、その場で右クリックメニューからすばやく発注、という使い方も可能です。
背景色の設定などの変更保存が可能
画面のカスタマイズ性も高く、背景やバーのカラー変更や表示しているチャートなどのレイアウトも好きなように設定できます。現状の設定はすべて保存しておくこともでき、いつでも自分の一番使いやすい状態で取引に臨むことができます。
使用感をデモ口座で十分試せる
デモ口座があり十分テストトレードができるという点も、外為オンラインチャートを使うメリットです。FXトレードそのものやツールの操作に慣れていないと本番の取引でも操作ミスや勘違いが発生する可能性が高く、想定外の損失を出してしまう可能性があります。
外為オンラインチャートならデモ環境で用語を確かめながらのテストトレードも可能で、FX初心者がFXトレードおよび使用ツールを学びやすい環境が整っています。
外為オンラインチャートを使うデメリット3つ
良い点の多い外為オンラインチャートですが、その一方でデメリットもあります。デメリットについても確認しておきましょう。
パソコンの環境によっては画面が表示されない場合も
Windowsのパソコンを使って外為オンラインにログインする際、画面が真っ白になって表示されない場合があります。この現象は、多くの場合Flash Playerの影響です。パソコンについて詳しくない人は問題の解決方法がわからず、起動に時間がかかってしまうことが考えられます。
チャート上からの注文が便利だが誤操作のリスクもある
チャート上から直接注文できる機能はとても便利で使い勝手もよいのですが、逆に誤操作を生む危険性があります。注文までの操作数が少なくなれば、誤操作の可能性は高くなる傾向にあります。便利だからこそ操作に慣れるまではデモ口座を使うなど、工夫をして失敗をなくすよう意識する必要があります。
サポートの時間は平日の9:00~17:00までと限られている
特にFXトレードを始めて間もないころはわからないことが多く発生します。外為オンラインではヘルプや用語説明、対面式のセミナーなどさまざまな形で情報を提供していますが、直接サポートに連絡して質問をしたいこともあるでしょう。
ただし、サポート窓口の対応時間は平日の日中に限られます。夜中に困ったことが起きた場合に直接聞けない点はデメリットです。
外為オンラインチャートを使う際の注意点は?
最後に、外為オンラインチャートを使う際の注意点について解説します。
外為オンラインチャートが表示されない場合のチェックポイント
外為オンラインの取引ツールにログインする際、画面が真っ白になって表示されない現象が発生したら、まず以下のことを確認してください。
- 使用しているブラウザやパソコンのOSは動作条件に対応しているか
- ブラウザのプラグインとしてFlash PlayerやJavaがインストールされているか
- 上記プラグインの起動を許可しているか
外為オンラインのログイン画面は、アクセスするだけで自分が使っているブラウザの環境が表示される仕組みになっているため、チェックするとよいでしょう。
このトラブルは、画面の表示に必要なFlash Playerがインストールされていないか、OSのセキュリティ制御にFlash Playerの起動を制限されているため発生する現象です。現象が発生したら、画面下部に表示されるFlash Playerのボタンを押してインストールを開始してみてください。
すでにFlash Playerがインストールされている場合は、Flash Playerの動作を許可するかブロックするかを問うダイアログが表示されますので、「許可」を選択します。すると、外為オンラインのサイトのみFlash Playerの動作が許可され、取引ツール画面が正常に表示されます。
取引ツールからチャートを初めて表示する際、もう一度同じように画面が真っ白になって表示されないという現象が繰り返されるため、ログイン直後と同じ対応を進めてください。この方法でも問題が解消されない場合は、外為オンラインのサポート窓口に相談しましょう。
デモ口座を活用して操作に慣れてから本発注を
高機能なツールほど、デモ口座でテストトレードをするメリットは大きいものです。ツールの使い勝手を確認して、自分の使いやすいチャートやテクニカル分析の手法を身につけてから本発注に臨む方が、誤発注などのトラブルを回避できる確率は高まります。またテクニカル分析の手法を学ぶには外為オンラインのセミナーを活用するのも一つの方法です。
サポート時間外は「よくある質問」などを活用
サポート時間外にわからないことが発生したら、まずは「よくある質問」を参照して、同じような質問がないかを探してみましょう。同じような部分でつまずく人は多いため、よくある質問としてまとめられている可能性があります。
よくある質問で見つからない場合は、質問の特徴となる単語をいくつか選んでインターネットで検索して、問題解決方法を探してみます。それでも見つからなければ、翌日サポート窓口が開いている時間に質問しましょう。