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外貨NEXTNEOの特徴とは?これだけで特徴丸分かり!
外貨NEXTNEOの取引ツールにはどのような特徴があるのでしょうか?外貨NEXTNEOで取引を考えているトレーダーの方々のために、特徴についてまとめました。
- 短期トレードに向いている機能を数多く搭載
- 初心者から上級者まで使えるカスタマイズ性の高さ
- 両建てのありなしで取引の内容が大きく違ってくる
短期トレードに使いやすい機能としては、チャート上からの新規・決済注文、FIFO注文などがあります。
決済注文も、ボタンをクリックするだけで即決済ができるため、裁量トレードでスキャルピングに近いトレードスタイルには非常に適している画面デザインです。
また、初心者から上級者まで使えるカスタマイズ性の高さも大きな特徴です。
初期画面の中には、レートパネル一覧、ポジション一覧など、複数の子画面がレイアウトされています。
それぞれの子画面は、それぞれ大きさを変えたり別ウィンドウに独立させて表示したりすることも可能です。
自分だけのオリジナルでFXトレードをやりやすくする画面レイアウトを追求できます。
また、注文方法は両建てのありなしが選べますが、どちらを選ぶかによって、注文時の動きが大きく異なる点も特徴のひとつです。
両建てのありなしによる動きの違いについては、次で説明する注文方法の特徴の中で解説します。
外貨NEXTNEOの注文方法とチャート表示機能ってどんな感じなの?
外貨NEXTNEO(リッチアプリ版)でできる注文方法と、チャート表示機能には、それぞれ特徴があります。
ここでは、その特徴について詳しく解説します。
注文方法の特徴
外貨NEXTNEOは、両建てのありなしで注文時の挙動が大きく違います。
それぞれの動きについて確認し、両建てをありにするかなしにするかを決めましょう。
初期設定は「両建てなし」です。
両建てなしの場合
両建てなしの場合、一般的にはFIFO(First In First Out)注文と呼ばれる取引となり、注文に新規・決済の概念はなくなります。
つまり、保有ポジションに対して反対方向の注文を出す=決済注文となります。
反対方向のポジションが複数ある場合は、約定日時の古い順から決済されます。
この方式は、これまでの方向と反対の売買を行いたい場合に素早く対応できるのが利点です。
ちなみに両建てなしの注文の注意点は、約定日時の古いものから順番に処理されるので、大きな含み損を決済して損失を確定させてしまったり、継続保有したい含み益のポジションを決済してしまったりする点です。
両建てありの場合
両建てありの場合は、新規注文と決済注文は別々に指定が必要です。
新規注文では、発注した数量分の建玉ができます。
決済注文は、どの建玉にするかを選ぶ、あるいは全建玉を指定して注文を出す方式です。
新規発注時に反対方向の建玉がある場合、「両建て」の状態となり、どちらのポジションも持つ状態となります。
両建て状態の場合、必要証拠金は「Max方式」が採用され、建玉数量の多い方の必要証拠金が採用されます。
なお、「両建てあり」を選択していても、ワンクリック注文で注文する場合は、両建てなしの動きとなる点には注意してください。
このように、動きが大きく異なることに注意して、外貨NEXTNEOの初回起動時にどうするかを決めましょう。
新規注文の種類は以下の11種類と豊富です。
- 成行注文:注文がサーバーに届いた時点のレートで約定する注文
- マーケット注文:スリッページ幅が指定できる成行注文
- 指値注文:現状より有利なレートを指定した注文
- ストップ注文:現状より不利なレートを指定した注文(一般に言う「逆指値注文」)
- IFD注文:新規注文と決済注文を1セットで発注する方式
- OCO注文:2つの決済注文を同時に発注し、片方が成立したら片方は取り消す方式(新規注文にも使用可能)
- IFO注文:1つの新規注文に対し2種類の決済注文を1セットで出す方式
- トレール注文:IFD注文・IFO注文で出している決済のストップ注文に対し、トレール幅を指定してより有利なレートにストップ注文を移動する方式
- 時間指定成行注文:指定した時間に成行注文を出す
- 時間指定指値注文:指定した時間まで指値注文が有効、時間を過ぎると成行注文で決済
- 時間指定ストップ注文:指定した時間までストップ注文が有効、時間を過ぎると成行注文で決済
決済注文は、建玉を指定しての個別決済、複数個の建玉を選んで決済、全部の建玉を一括決済のいずれも可能です。
すでに所有している建玉に対し決済注文を追加することもできます。
チャート表示機能の特徴
チャート表示は、テクニカル指標・描画ツールともに標準以上の備えで、テクニカル分析をするには十分な対応数です。
テクニカル指標 17種類 |
単純移動平均(SMA)、指数平滑移動平均(EMA)、一目均衡表・ボリンジャーバンド、パラボリック、エンベロープ、ストキャスティクス、RSI(相対力指数)、乖離率、サイコロジカルライン、DMI、RCI(順位相関指数)、ROC(変化率)、MACD、ウィリアムズ%R、アルティメットオシレーター、平均足 |
描画ツール 13種類 |
直線(トレンドライン)、水平線(ホリゾンタルライン)、垂直線(バーティカルライン)、円(サークル)、三角形(トライアングル)、四角形(レクタングル)、ペンタゴン(正五角形)、フィボナッチリトレースメント、フィボナッチファン、フィボナッチアーク、フィボナッチタイムゾーン、フィボナッチエクスパンション、計測ツール、トレンドラインマグネット、トレンドライン選択モード、トレンドライン消去モード、線の太さ、線の種類 |
チャート表示機能は、他にも以下があります。
- ポジション位置をチャート上に表示できる
- コメントをチャート上に書き込める
- カラー変更やグリッド線追加などでオリジナルチャートの作成が可能
ポジション位置がチャート上に表示できる点は、テクニカル分析を行う中で何かと役に立ちます。
コメントは、備忘録的に覚えておきたいことを書き込むなど、分析のサポート機能として使えます。
外貨NEXTNEOのここは他社に負けない!便利な機能3選
外貨NEXTNEO(リッチアプリ版)は、基本機能以外にも、便利な機能が数多く盛り込まれています。
中でも便利な機能についてご紹介します。
スワップポイントのみ振替が可能
外貨NEXTNEOでは、通貨ペアの建玉を決済せずにスワップポイントのみを指定口座へ振替可能です。
スワップポイント評価が3,000円以上であることが条件で、振替手数料、出金手数料はかかりません。
出金したスワップポイントは、別の通貨ペアや金融商品に再投資することもできます。
チャート上から右クリックで注文できる
チャート上から右クリックなどで注文できる機能も、外貨NEXTNEOの便利な点です。
テクニカル指標や描画ツールなどでテクニカル分析を行っているとき、発注したくなればすぐに注文を出せます。
また、現在所有しているポジション位置が分かるので、そのポジションに対して決済注文を出すこともすぐに行えます。
ワンクリック注文や両建てなしでのFIFO注文など、注文操作自体も素早くできる外貨NEXTNEO。
チャート上からすぐに注文画面を呼び出せることで、さらに注文操作をスピードアップできます。
リミッターメール機能でアラートを出せる
あらかじめ設定しておいたレートに達したらメールが届く「リミッターメール」という機能もあります。
メールによって、外貨NEXTNEOを動かしていない環境でも、相場の動きを常にチェックすることが可能です。
外貨NEXTNEO(リッチアプリ版)を使うメリット4つ
外貨NEXTNEO(リッチアプリ版)を使うメリットを4点解説します。
外貨NEXTNEOを利用する際、これらのメリットを活用しましょう。
提供している情報量が豊富でオンラインセミナーも多い
外為どっとコムは、マーケット情報やFXの基礎知識など、ユーザーに提供しているお役立ち情報が豊富です。
特に、FXに関するオンラインセミナーなどの動画も多く配信していて、いつでもFXの勉強ができる点も便利です。
取引可能な通貨ペア数が30通貨ある
取引可能な通貨ペア数が30通貨と豊富な点も、外貨NEXTNEOを使うメリットのひとつです。
マイナー通貨ペアが多く、他社ではあまり見かけない通パペアもあります。
まだFXトレードに慣れないうちは、取引量が多く流動性も高いメジャー通貨ペアでトレードの勉強をする方が良いのですが、トレードに慣れてきたらマイナー通貨も試しても良いでしょう。
デモ版で操作を練習できる
外貨NEXTNEOは、デモ版でも使用できます。
一部機能制限がありますが、外貨NEXTNEOのメイン機能はすべて使えるので、ワンクリック注文などをしばらく試してみて、誤操作をしやすいかどうかなどの検証を、お金をかけずに進めることができます。
複数のモニターにも対応
情報量の多い画面をいくつも並べてひとつのモニターで見るのはなかなか大変です。
外貨NEXTNEOは、複数モニターと連動して動かすこともできるため、チャート情報を多く表示しておきたいベテラントレーダーにとっては使い勝手の良い機能と言えます。
外貨NEXTNEOをDLする前に知っておきたい!デメリット3つ
外貨NEXTNEOには、メリットだけではなくデメリットもあります。
そこで、外貨NEXTNEOのデメリットを3点解説しますので、利用前に確認しておいてください。
インストールに手間がかかる
インストールするタイプのツール全般に言えますが、インストール自体に手間がかかる点は難点のひとつです。
インストールにはJavaが必要なので、パソコンに入っていない場合は別途インストールしなければなりません。
また、インストール後の起動では、パソコンのセキュリティ制限でうまく起動しない例もあります。
インストールしたのに起動しないトラブルに見舞われると、パソコンに慣れていない人はトレードに入る前に苦労する羽目になるかもしれません。
自力でサポートへの問い合わせや公式サイトの確認などができる人でないと、起動するまでに大変な思いをする可能性があります。
チャートの対応数が中途半端
チャートの対応数は、数としては標準的です。
ただ、「充実している」とも言い切れません。
テクニカル分析に詳しくなってくると、この対応数では少々物足りなくなる可能性があります。
描画ツールは比較的豊富なので、うまく使ってテクニカル分析を進めるか、他のツールで補うかを間耐える必要があるかもしれません。
平日23:00~7:00の深夜帯は問い合わせができない
他のFX会社では、24時間サポート体制の会社も見受けられます。
外為どっとコムは、早朝から深夜までと比較的問い合わせ受付時間を広くとっていますが、深夜帯は質問できません。
日中は仕事が忙しい会社員など、夜中に問い合わせをしたくなるタイミングが多い場合は、少々使い勝手が悪いと感じる可能性があります。
外貨NEXTNEOを使いこなせ!注意したい使い方のポイント
最後に外貨NEXTNEOを使う際に注意したい点について説明します。
インストール時のトラブルは公式サイトにしたがって対応
インストール時のトラブルについて、すぐに解決しない場合は公式サイトに掲載されている対策方法を試してみましょう。
⇒『外貨NEXTNEO(リッチアプリ版)のイストールトラブル対応』
上記のページにて、外貨NEXTNEO(リッチアプリ版)がうまく動作しない場合の対策方法がまとめられています。
チャート分析には他のツールを併用
チャート分析について、外貨NEXTNEOの表示内容に不満がある場合は、外為どっとコムの取引補助ツール「G.comチャート」「ぴたんこテクニカル」などを併用して、足りない部分を補いましょう。
G.comチャートは、テクニカル分析機能付きチャートを核とした投資情報ツール。
ぴたんこテクニカルは、外貨NEXTNEOにはない売買シグナルや未来を予測したチャートなどが確認できます。