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【注文方法が豊富】DMMFX PLUSの使い方を徹底解説

男性のイラスト

現在使用している注文ツールに不満が出てきたんだけど、自分に合ったツールはないのかな。

DMMFX PLUSは注文方法が豊富な取引ツールです。

この記事ではDMMFX PLUSで使える注文方法や使う際に気をつけるべき点を紹介しています。

※本記事は、提携する企業のPR情報が含まれます。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。

DMMFX PLUSの概要

DMM FXでは、発注が可能なパソコン向けの取引ツールが2種類あります。

今回紹介するDMMFX PLUSは、機能豊富な取引ツールです。

もう一つのDMMFX STANDARDは、シンプルな操作で使いやすい、入門用の取引ツールです。

DMMFX PLUSの大きな特徴は、チャート上からの注文が可能な点。

チャートでテクニカル分析をして、その延長線上で注文ができます。

また、画面内のさまざまな情報パーツを別画面として切り出せるポップイン・ポップアウト機能もサポート。

必要な情報だけを常にデスクトップ上に表示しておいて、パソコンで別の仕事をしていても、トレードの好機を見逃さない、という使い方ができます。

DMMFX STANDARDのようにiPadでの利用ができませんが、PCならWindows・Mac両方で動作します。

DMMFX PLUSのおもな注文方法

では、DMMFX PLUSで可能な注文の中でも、利用頻度が高い注文方式について解説します。

おもな注文方式

新規注文・決済注文のうち、おもな注文方式についてピックアップして解説します。

ストリーミング注文

ストリーミング注文とは、現在の提示レートを画面でクリックして発注する注文形式で、新規および決済注文で使えます。

注文画面には、取引可能目安ロット数と1ロット当たりで必要となる証拠金目安が記載されています。

DMM FXでは、1ロット=1万通貨です。

メイン画面の右上部に表示されている口座状況を確認しながら、発注数量を決めて指定。

設定に問題がなければ、そのまま「売り」または「買い」ボタンをクリックして発注完了です。

成行注文に近い形ですが、不利なレートで約定しないよう、発注前に「スリッページ」の指定も可能です。

スリッページとは、注文ボードから発注したタイミングのレートと、サーバー側で成約するタイミングのレートに生じるズレのことです。

DMMFXPLUSのストリーミング画面

ストリーミング画面ではスリッページの他にも損切注文を出しておくことができます。

スリッページや損切のpips値は、注文レート右上の歯車アイコンより初期設定画面を呼び出して、あらかじめ指定しておきます。

ストリーミング注文では、FIFOをON・OFFにする指定も可能です。

FIFO注文については、後ほどもう少し詳しく説明します。

IFO注文

IFO注文とは、IFD OCO注文の略語で、IFD注文とOCO注文両方の長所を取り入れた注文方法です。

1つの新規注文(指値・逆指値どちらでも可能)、2つの決済注文(損切用の決済注文と利益確定用の決済注文)、合計3つの注文を1回で行います。

損切注文と利益確定注文の両方を指定するため、損益ともに制御でき、相場を見ていなくても自動で決済まで進められる点がこの注文方式の特徴です。

クイック決済注文

クイック決済注文とは、すでに発注している決済注文よりも優先的に、指定したポジションを成行で即時決済する注文方法です。

保持しているポジションは、ポジション一覧で確認できます。

ポジション一覧の左側に表示されている「クイック決済」ボタンを押すと、即時決済完了です。

すでに発注していた当該ポジションの決済注文は取り消しとなります。

クイック決済は、すばやい決済が可能で便利ですが、スリッページを指定できない点には留意してください。

クイック決済を利用すると、想定以上に不利なレートで約定する可能性もある点には注意しましょう。

一括決済注文

一括決済注文は、保持しているポジションのうち、同一通貨ぺアかつ同一のポジション(売りまたは買い)単位で、一括して成行決済する注文方法です。

一括決済注文が可能な画面は、ポジションサマリ画面と新規注文画面。

どちらも、通貨ペアとポジションの売り・買い単位で一括決済のボタンが用意されているので、まとめて決済できるようになっています。

ただし、100ロット以上の一括決済は受け付けられませんので、その点は留意しておきましょう。

FIFO注文

FIFO注文とは、新規・決済の区別がなく、通貨ペアと売りまたは買い・取引数量の指定だけで注文できる方法です。

FIFO注文で買い注文を出したとき、同一通貨ペアの売り注文がある場合、成約日時の古いポジションから順番に決済されます。

FIFO注文のメリットは、決済注文でわざわざポジションを指定しなくて済む分、注文操作全体の手数が少なくなる点です。

特にスキャルピングのような超短期のトレードでは、注文操作が少し複雑なだけでも取引に大きな影響があります。

保有ポジションの決済を成約日時の古い順ではなく、損益を確認しながら判断したい場合や両建てを有効にしたい場合には、FIFO注文はせず他の注文方法を利用します。

チャート上からの注文

DMMFX PLUSでは、チャートから直接注文を出すことができます。

テクニカル指標を駆使して分析を行い、売場ポイントが定まったら画面を切り替えることなく即座に発注できるため、テクニカル分析から発注までの操作がスムーズです。

また、チャート上のレートが自動的に注文画面に反映されるため、注文時にレートの入力を間違える確率も下がります。

操作の手間が減るだけでなく、レートの入力ミスによって発注ミスに至るという危険性も軽減できる点もチャート上から注文するメリットです。

DMMFX PLUSの便利な機能

DMMFX PLUSは豊富な機能や情報収集などで、FXトレードをサポートしてくれるツールです。

ここでは、DMMFX PLUSが備えている便利な機能をいくつかピックアップして紹介します。

比較チャート機能

DMMFX PLUSの比較チャートは、複数のチャートを選択し、1つのチャート画面にまとめて表示する機能です。

比較チャートでは、基準日を0%として価格の変動を指数化します。

このようにすることで、価格帯が大きく異なる通貨ペアでも価格の変動を同列で比較でき、通貨ペアの相関関係・逆相関関係を確認することができます。

画面のポップイン&ポップアウト

注文画面やチャート画面など、画面の右上にポップイン・ポップアウトのアイコンが表示されている場合は、ポップイン&ポップアウト機能が使えます。

ポップイン・ポップアウトアイコンを〇で分かるようにした画面キャプチャ

アイコンをクリックすることで、画面を別ウィンドウに切り離したり、切り離した画面をもとの画面に統合したりすることが可能です。

気になる画面だけを切り離しておき、他の作業をしながら相場の動向を確認する、といった使い方に向いています。

ただし、本機能はIEおよびMicrosoft Edgeは未対応です。

ニュース画面や経済指標画面のように、ポップイン・ポップアウトのアイコンが右上に表示されていない画面は、本機能に対応していません。

ポップイン・ポップアウトアイコンがないということを示すニュース一覧の画面キャプチャ

また、ポップアップブロック機能によって使えない場合もあるので、うまく動作しない場合は、Webブラウザの設定を確認しましょう。

豊富な通知機能

DMMFX PLUSは、FXトレードに有効活用できるニュースや経済指標のスケジュールなども、すぐに確認することができます。

画面上部の、左側に直近発表予定の経済指標のリンク、右側には最新のヘッドラインニュースを1行で表示。

どちらもリンクをクリックすることで、経済指標一覧画面・ニュース一覧画面が表示され、一覧形式で他の情報もチェック可能です。

通知機能では、設定したレートになったら電子メールを送信するといった機能があります。

メール通知の設定で複数のメールアドレスを登録して、メールアドレスごとにどのような通知を送るかをきめ細やかに設定できます。

DMMFX PLUSを利用していない時間でもメールでレートなどの確認ができるので、外出先でも、相場の値動きがあったときに素早い対応が可能です。

売買比率やスワップカレンダーもメニューからすぐに確認

DMMFX PLUSでは、売買比率や、各通貨ペアのスワップカレンダーも、メニューから呼び出せるようになっています。

売買比率は、DMM FXユーザーが各通貨ペアをどれだけ保有しているかをグラフ形式で表示する画面で、相場の売られすぎ・買われすぎを判断する一つの目安となります。

スワップカレンダーは、各通貨ペアの買いポジション・売りポジションのスワップポイントをカレンダー形式で表示します。

どちらも、トレードの参考材料となる情報であり、取引ツールからすぐにアクセスできるのは便利です。

DMMFX PLUSのメリット4つ

DMMFX PLUSの機能をひと通り確認したところで、本ツールを使うメリットについて解説します。

カスタマイズ性が高く独自のレイアウトも可能

DMMFX PLUSは、ツール内の各画面パーツを好きなように組み合わせ、画面のサイズや配置も自由に変更可能。

自分が操作しやすいレイアウトに変更できます。

自分好みにつくったレイアウトは、保存・管理することもできます。

また標準のレイアウトとして、画面サイズに合わせたレイアウトが3種類チャート注文に適したレイアウトを1種類の合計4種類提供。

好きなレイアウトを選ぶこともできます。

ポジションライン表示+チャート発注が使いやすい

通貨ペアごとに、自身が保有している売りポジション・買いポジションの平均レートをポジションラインとして確認できる点は、DMMFX PLUSを使うメリットの一つです。

現在のポジションサマリと現在レートはどちらもラインとして表示され、視覚的にすぐ損益の状況がわかります。

また、ポジションサマリを見ながら発注でき、テクニカル分析をしながらすぐにトレードを進めることも可能です。

テクニカル分析に使える機能が豊富

DMMFX PLUSには、テクニカル分析に使える機能が豊富に備わっています。

複数のチャート画面を整列表示比較チャートの作成、テクニカル指標や描画ツールを使った分析など、どれもトレードを判断するのに役立つ機能です。

自身でFXトレードの勉強を進める中でテクニカル指標に関する知識が身についてくると、これらのツールを使いこなせるようになります。

DMMFX PLUSはヘルプやマニュアルもそろっているため、これらの資料を活用しつつ、豊富な機能を駆使してFXトレードを進めていけます。

デモ口座で操作感を試せる

DMMFX PLUSは、デモ口座で操作感を試すことができます。

メール通知設定画面など一部使えない機能もありますが、FXトレードに直接関わる機能はほとんど使用可能です。

デモを試してみることで、自分のパソコンでDMMFX PLUSが動くかどうかを確認できます

また、デモ環境でツールの操作感やFXトレードそのものの練習を十分積んでから、本番環境での取引ができるのも助かりますね。

DMMFX PLUSのデメリット2つ

では、逆にDMMFX PLUSを使う際にはどのようなデメリットがあるでしょうか。

2点にまとめましたのでご覧ください。

タブレット版はない

パソコンなら大抵は使えるDMMFX PLUSですが、残念ながらタブレット版がありません。

iPadを使いたい場合は、DMMFX STANDARDを使用しましょう。

最低取引通貨単位は1万通貨から

FXトレードに慣れない間は、自己資金をあまり多くかけずに慎重に取引を進めたいという人もいるでしょう。

しかし、DMMFXの最低取引通貨単位は1万通貨から。

1ドル=100円の場合、最低4万円の資金が必要です。ただし4万円というのはレバレッジ25倍の状態であり、ハイリスクすぎて現実的な目安とは言えません。レバレッジを5倍程度に抑えるのであれば、20万円ほどの資金が必要となります。

DMMFX PLUSを使ううえでのリスクや注意点は?

最後に、DMMFX PLUSを使ってFXトレードをする際の注意点を確認し、ツールを実際に使うときの参考にしてください。

自己資金は多めに準備

すでに触れたとおり、DMMFXの最低取引通貨単位は1万通貨から。レバレッジをかければ10万円以下の資金でもトレード可能ですが、ハイリスクな状態となるのでおすすめできません。資金は余裕を持って準備しておきたいところです。

また、ポジションを建てる際は、損切りの決済注文も同時に入れるようにしておくことで、損失が大きく広がる前に食い止めることができます。

DMMFX PLUSはそれが可能なので、新規注文時には損切決済注文も有効にしておきましょう。

ただし、損切注文も絶対ではありません。

相場が荒れているときは想定外に不利なレートで約定する可能性もあります。大きな経済指標や政治的なニュースなどで相場が荒れそうだとわかるような場合は、保有ポジションをいったん手仕舞いするなどの判断も必要になる点は忘れないようにしましょう。

レバレッジや証拠金比率に注意して資金管理を

DMMFX PLUSの画面右上には、口座状況が確認できる表示欄があり、証拠金維持率が確認できます。

DMM FXのロスカットは証拠金維持率が50%以下になったときに発生します。

また、証拠金維持率が100%を下回った場合は、追加の証拠金が必要です。

自己資金は多めに、保有ポジションは控えめにして、証拠金維持率やレバレッジの値には常に注意してください。

スキャルピングに注意

DMM FXでは、短期的に何度も大量の取引を行う行為を禁止しています。

何度も短時間に注文を行っていると禁止行為に抵触すると見なされ、最悪は口座凍結の可能性も。

スキャルピングのようなトレードスタイルではなく、もう少し長いスパンでのデイトレード心がけましょう。

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