DMM FXスタンダードの特徴と便利な機能
DMM FXスタンダードのチャートは、大画面で見やすく、画面上部に通貨切り替えのボタンが大きくあるので通貨ペアの切り替えも簡単です。そのため、初めて使う方にも操作が覚えやすいと言えるでしょう。
注文が簡単に進められるようにも配慮されており、新規注文時には「決済同時発注」が可能。新規注文と同時に注文をすることにより、損切りの設定や利食いの設定を忘れずに入れることができます。
さらに、DMM FXはデモ口座を用意しているので、初心者の方は実際の取引を始める前に操作感をつかむことができます。
通貨ペアの注文ボードとチャートをワンクリックで切り替え
DMM FXスタンダードは、画面上部に4種類の通貨ペアを並べておき、ワンクリックで注文したい通貨ペアのチャートに切り替えられる機能が付いています。このおかげで、自身が選択している4種類の通貨が一目で確認可能。
また、通貨の右隣のボタンをクリックすると発注画面に進めることができ、ストレスないFXトレードを進めやすい仕様となっています。選択中の通貨ペアはパネルが濃いグレーで表示されるため、どの通貨ペアを表示しているかも一目瞭然です。
新規注文時の決済同時発注
前述のとおり、DMM FXスタンダードはOCO注文以外の新規注文では、決済注文を同時発注できます。
損失を限定的にしておきたい場合に発注する損切り注文や、利益を確定したいときの利食い注文が同時に発注できると、別途注文する必要がありません。自分でリスク管理を一括してできるので、初心者にとっても便利な機能と言えます。
初心者用のデモ口座
DMM FXはデモ口座が用意されており、メールアドレスを登録するだけでDMM FXスタンダードの操作感を試すことができます。
初期状態では資金として500万円が指定されているので、初心者はチャートの切り替えやさまざまな注文方法を試してみるとよいでしょう。
DMM FXスタンダードを使うメリット2つ
DMM FXスタンダードを使うメリットは2点あります。1点めは、上級者向けのツールとは違い画面がシンプルにまとまっているため、自身の行いたい操作が一目でわかりやすいデザインになっていること。
2点めは、レイアウトが常に同じため、操作に迷いづらく誤操作を防げるようになっていることです。それぞれ詳しく解説していきましょう。
画面がシンプルにまとまっているため操作しやすい
DMM FXスタンダードは、チャート・レート表示・注文パネルがわかりやすく配置され、初心者でも操作しやすいようにまとまっています。発注状況やポジション一覧はトップ画面下部に表示欄が設けられ、画面を切り替えなくても見られるようになっている親切な設計です。
画面の切り替えが多いと、慣れないうちはどこから見たい画面に行きつけるのかわからなくなることもありますが、そのような混乱を可能なかぎりなくし、1つの画面で主要機能をすべて表示している点は、DMM FXスタンダードならではの使いやすさです。
常に同じレイアウトなので操作を覚えやすい
DMM FXスタンダードは、画面の各パーツが固定なので、すぐに慣れることができるでしょう。DMM FXスタンダードは、画面のカスタマイズができない仕様になっているので、誤操作によってレイアウトが変わってしまうことがありません。
カスタマイズ性の高い取引ツールは、上級者にとっては便利ですが、初心者がとまどう場面も少なくありません。例えば、ある画面を間違って閉じてしまうと、その画面をもう一度表示したい場合にそのメニューが見つからず苦労する場合があります。
その点、レイアウトが常に変わらないのは、慣れていない利用者にとって使いやすいと言えるでしょう。
DMM FXスタンダードを使うデメリット
DMM FXスタンダードを使うデメリットは、テクニカル分析のチャート数が少なく、より深い分析をしたい時に他のツールを併用しなくてはいけないことです。
テクニカル分析のチャート数は5種類と少ないため、初心者が慣れてきて利便性を追求したくなった場合は、DMM FXプラスに切り替えるのも良いでしょう。
チャート機能が上級者向けに比べると劣っている
DMM FXスタンダードのチャート表示機能は、標準的な情報と時間足の種類については十分です。
しかし、チャートの種類は5種類のみで、描画ツールは使えないなど、テクニカル分析をするには少々物足りません。DMM FXにはチャートツールの「プレミアチャート」があるため、そちらも併用してテクニカル分析を進めましょう。
DMM FXスタンダードを使う際の注意点
DMM FXスタンダードにはさまざまな初期設定があるので、何か不具合を感じたときには、これらの初期設定を再確認してみることも大切です。
例えば、損切りや利食い注文のpips数などの設定です。これらの設定は変更できますので、損失が重なってしまったり、得られていたであろう利益を失ったりしてしまうことが多い場合は、再設定も考えてみましょう。
損切り注文を入れておけば、保有しているポジションの含み損が拡大したときに、指定した価格で自動的に損切りをしてくれます。これは、損切りをせずに放置していた場合、さらに損益が拡大するのを防ぐための注文方法です。
利食い注文は、取引において利益が出る価格まで変動した場合、得られるであろう利益が価格の変動によって減ってしまうのを防ぐための注文方法です。これらの設定は、注文ボードの決済同時発注ボタンのところでpips数を変えることで設定できます。
このように、損切り注文・利食い注文などの設定は、自分自身の取引ルールに合っているかどうかを検討し設定するようにしましょう。