目次
学生がFXを始める前に気を付けるべき6つの心得!
学生がFXを始める前にはあらかじめFXの基本的な仕組みを理解する必要があります。
「FXを始める」と「FXで利益を出す」は、イコールではありません。大学生がFXを始めるにあたり注意すべき点を、しっかり押さえておきましょう。
学生がFXを始める前に気をつけるべきポイント6つ
- ①資金に大幅なマイナスが起こることも想定し余剰資金で行おう
- ②デモトレードでFXの取引を実践的に身につけよう
- ③ハイレバレッジ・強制ロスカットには気を付けよう
- ④金融庁無登録の海外FX業者は避けよう
- ⑤扶養や確定申告で親ともめる可能性も?親に伝えてから始めよう
- ⑥学業をおろそかにしないようにしよう
①資金に大幅なマイナスが起こることも想定し余剰資金で行おう
FXを含むすべての投資にいえることですが、投資は利益を出せる保証はなく、損失になることもあります。場合によっては資金をすべて失う可能性もあります。
アルバイトのように働けば必ず給与をもらえるわけではないので、もしも決まった金額のお金を必要としているのであれば、FXはおすすめできません。
また、安定して益を出せるようになるためには、たくさんの経験・勉強が必要です。始めてすぐに利益を出せるようになるケースはごくまれで、一般的には年単位で上達していくことを想定しておいた方がいいでしょう。
そしてもっとも注意しておきたいのは、「いずれ支払う必要があるお金」を、投資資金にしないこと。家賃や食費などの生活費、学費など、支払う予定がある資金を投資に使ってしまうのはNGです。「余剰資金でやる」というのは、あらゆる投資の大前提であると肝に銘じておきましょう。
②デモトレードでFXの取引を実践的に身につけよう
FX会社の多くは、自社のサービスを体験できるように「デモトレード」を提供しています。
デモトレードとは「実際の取引ツールとほぼ同じ環境で、仮想の資金を使ってトレードできる」というもので、「リアルなFXゲーム」ともいえます。
FXを始めるなら、まずはこのデモトレードでFXの基本的な取引の仕組みを身につけましょう。デモトレードで使用する資金はあくまで仮想のものなので、リスクなく取引の練習ができます。
ただし「どうせゲームだろう」と雑な取引ばかりしていると、リアルトレードの練習になりません。実際の資金を使っていることを想像しながら、真面目に練習するのがポイントです。
デモトレードの詳細は、こちらのデモトレードで身に付くスキルの記事をご覧ください。
③ハイレバレッジ・強制ロスカットには気を付けよう
最小取引単位のところでも少し触れていますが、FXには「レバレッジ」という仕組みがあるため、少ない資金でも取引をすることが可能です。
しかし必要証拠金ギリギリ(ハイレバレッジ)の状態だと、予想に反して相場が逆行したときに、すぐに強制ロスカットになってしまいます(つまり負けトレードとして損失が確定する)
上でも解説しているとおり、初心者は必要証拠金の4~5倍くらいの資金を想定しておいた方がいいでしょう。
④金融庁無登録の海外FX業者は避けよう
FX会社選びをしていると、海外業者の広告を目にすることがあるかもしれません。海外業者は、日本の法律で定められているレバレッジ(最大25倍)よりも高いレバレッジで取引できることを売り文句にしていることが多いですが、結論としてこれらの海外業者は避けた方がいいでしょう。
日本の居住者を対象に金融商品を取り扱う場合、金融庁の登録が必要です。登録をしていない業者は違法であり、金融庁の監督下にもありません。「口座から出金できなくなった」「問い合わせても回答がない」といったトラブルが起きても、泣き寝入りすることになってしまいます。
また当然ながら、FXで利益を出せるかどうかは「相場を予想できるか」にかかっています。高いレバレッジで相場が有利に動くようなことは決してなく、わざわざリスクを冒して海外業者を選ぶメリットはありません。
当サイトで紹介しているFX会社はすべて金融庁に登録されている企業ですが、無登録の海外業者(レバレッジ25倍以上の会社はすべて無登録)を選ばないように注意しましょう。
⑤扶養や確定申告で親ともめる可能性がある?親に伝えてから始めよう
大学生や専門学校生など、一般的に多くの学生は親の扶養家族になっていると思います。収入のある親が収入のない(もしくは少ない)子を扶養している場合、その負担を軽減する意味合いで税の控除があります。これを、扶養控除といいます。
扶養家族の学生、アルバイト収入など他の収入がない人が年間に48万円を超える利益を出すと基礎控除の範囲を超えるため、確定申告と納税の義務が生じます。アルバイトなどの収入がある学生の場合は、103万円がボーダーラインです。このボーダーラインを超えると、学生といえども確定申告と納税が必要です。
また、これらのボーダーラインを超えると扶養家族から外れてしまうことから親の扶養控除がなくなるため、親の税負担が増えてしまう可能性があります。扶養控除額は、子の年齢によって異なります。
扶養控除額の種類 | 控除額 |
---|---|
一般 | 38万円 |
特定扶養親族(19歳以上23歳未満) | 63万円 |
22歳までは特定扶養親族になるため、例えば大学生でFXをやっている人の利益が一定額以上になると、親の所得から本来控除できる63万円を控除できなくなるため、その分親の所得税が増えることになります。
そのため、親に内緒でFXを始めると扶養控除が適用されなくなったことで発覚したり、申告の義務があるのに放置していたことで税務署から指摘を受けて発覚することも考えられます。これらの事態が思わぬ家庭内のトラブルになりかねないので、学生がFXを始める際には親にもそのことを伝えて、同意を得てから取り組むことを強くおすすめします。
⑥学業をおろそかにしないようにしよう
FXの取引は世界で24時間行われています。そのため、時間意識が薄れてしまい、生活習慣が崩れてしまう可能性があります。スマホさえあればいつでもどこでもトレードすることができる時代なので、学業がおろそかにならないように注意しましょう。
FXを始める前に気を付けるべき6つの心得を理解していただいたところで、次にFXを始める際に必要なものを説明します。
学生がFXを始める際に必要なもの
FX会社に口座開設をする際には
- 資金
- 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証など)
が必要です。
それぞれの書類について詳しく解説しますが、基本的にFX会社が求めている必要書類は法令に準拠したものなので
「求められる書類はどこの会社でも同じ」と思っていていいでしょう。
資金
ごく普通に考えて、「FX資金が数百万円ある」といった大学生はまれでしょう。「数万円程度ならどうにか…」とか、「できればもっと少額から始めたい」といった人が多いのではないでしょうか。
そこで、具体的にいくらくらいの資金を用意したらいいのか解説します。
最小取引単位が1,000通貨の会社なら、2~3万円が目安
FX会社はそれぞれ「最低いくらから取引できるか」のラインを設定しています。現在は多くの会社が少額トレードに対応しており、主流は「1,000通貨」となっています。
1,000通貨というのは、米ドルでいえば1,000ドル。日本円に換算すれば13万6,000円ほどになります(2023年4月時の円相場)。
「13万円以上?自分にとっては全然少額じゃないよ」と思うかもしれませんが、FXには
「レバレッジ」という仕組みがあるので、それよりもずっと少ない資金でも取引が可能です。
日本では、取引するための最低資金は25分の1までと決められているので、2024年4月の円相場で考えると13万6,000円÷25、つまり5,440円の資金があれば取引が可能ということになります。
ただしこれは、あくまでも「限界ギリギリの最低資金」。実際にこれだけで取引をすると相場の逆行に耐えることができずすぐにロスカット(強制的に決済)されてしまうので、現実的にはこの4~5倍の資金を最低ラインと考えておいた方がいいでしょう。
というわけで、最小取引単位が1,000通貨の会社で口座開設をするなら、最低資金の目安は2~3万円くらいとなります。これなら、アルバイト代から捻出することも可能なラインではないでしょうか。
最小取引単位が「1通貨」の会社なら、100円程度の資金でも取引可能
すでに解説している通り、現在の最小取引単位の主流は1,000通貨ですが、中には1,000通貨以下での取引ができるFX会社もあります。
例えば松井証券 FXは、業界最小の「1通貨」からの取引が可能。これは米ドルでいえば1ドルなので、150円の資金があれば(2024年4月時点)、レバレッジなしの取引ができます。参考までにレバレッジを最大に効かせた状態の最低資金を紹介すると、約6円です。
「自分にとっては1,000通貨でも大きすぎる。もっと少額から始めたい」という人は、最小取引単位が1,000通貨以下の会社を選びましょう。
必要書類
必要書類は、具体的には「本人確認書類」と「マイナンバー確認書類」の2つです。
本人確認書類*
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 各種年金手帳
- その他、官公庁から発行・発給された本人確認書類
*顔写真付きのものなら1点、写真がないものは2点必要になることが多い
マイナンバー確認書類
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- マイナンバー通知カード
- 個人番号付きの住民票の写し
マイナンバーカードがあれば1枚で2つを兼ねることができるので、この際に作っておくのもいいでしょう。
また上記の書類をアップロードした後の「本人確認」については、現在多くの会社が「スマホでの本人確認」に対応しています。
従来は郵送書類のやり取りが必要だったため口座開設に数日を要していましたが、スマホによる本人確認が普及した結果、最短即日の会社が多くなりました。
大学生であればほとんどの人がスマホを持っているでしょうから、特に理由がないのならスマホによる本人確認を行うとスピーディに口座開設ができます。
口座開設の具体的な手順に関しては、以下の記事でも詳しく解説しているのでご覧ください。 FX口座開設してみた!審査基準・注意点とおすすめFX3口座を徹底解説
学生証は本人確認書類になる?
本人確認書類として「学生証は使える?」と思う人もいるかもしれませんが、残念ながら学生証は該当しません。マイナンバーカードなど上記に紹介したものを用意しましょう。
学生がFX会社を選ぶ際のポイント
ここでは、会社選びをする際に特に気にしたほうがいいポイントについて2つ紹介します。
- 大手で信頼性があること
- 小額から始められること
大手で信頼性があること
学生を含む投資初心者がまず重視すべきなのは、信頼性です。先ほども述べましたが、海外のFX会社は日本の法律を超えたレバレッジを売り文句にしていることがあります。
FX口座を開設する際は、日本の金融庁に登録され、多くの人が口座を持っている会社を選びをましょう。
小額から始められること
ほとんどの場合、学生のうちからFXに大金を費やすことはできないはずです。
すでに解説しているとおり現在ほとんどのFX会社では1,000通貨からの取引が可能なので少額トレードが可能ですが、それよりもさらに最小取引単位が小さい、1通貨から始められる会社もあります。
自分の生活において投資に回せる余剰資金はいくらかを考え、資金量に見合った取引が可能なFX会社を選びましょう。
実際に口座開設して分かった!学生におすすめのFX会社5選
上記のポイントをもとに選んだ会社で、編集部学生スタッフが実際に口座開設をしてみた結果、以下の5社が開設できました。
実際に大学生のスタッフが登録をした際に記載した情報は以下の通りです。
口座開設時の学生の基本情報
- 年齢:20歳(大学2年生)
- 年収:100万円以上200万円未満
- 金融資産:100万円以上200万円未満
- 投資可能金額:30万円以上100万円未満
- FX取引経験:未経験
- マイナンバーカード所持
GMOクリック証券:業界最大手の口座数を誇りビギナーからベテランまで対応
GMOクリック証券の基本情報
GMOクリック証券の基本スペック | |
---|---|
3,000人のおすすめ度 | 第1位(全21社中) |
口座開設できる最低年齢(高校生可/不可) | 18歳(可) |
親の同意書の有無(20歳未満の場合) | 不要 |
口座数 | 798,465口座 |
スマホアプリのスペック | テクニカル指標 12種類 |
スワップポイント *米ドル/円1万通貨あたり |
228円 |
取引単位(最低資金の目安※) | 1,000通貨(3万円) |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭* |
通貨ペア数 | 20通貨ペア |
口座開設の最短日数 | 即日 |
デモトレード | ◯ |
電話問い合わせの時間 | 月曜日8:00~金曜日17:00 |
キャッシュバック特典 | 新規口座開設+取引量に応じて最大554,000円 |
スプレッドは原則固定、例外あり
GMOクリック証券はFX口座数78万以上(2023年3月時点)と、国内ではトップクラスの規模を誇る証券会社です。
また、最小取引単位が1,000通貨(0.1Lot)からのため、少額取引も可能な口座です。
さらに、GMOクリック証券は、東証一部上場中の「GMOグループ」の一社です。 複数の金融商品を一つのアカウントで取引できるシングルサインオンを採用しており、FXをしながら他の金融商品での投資も可能な会社です。
GMOクリック証券の登録は、マイナンバー登録でPDF対応していなかったため、PDFへの変更に少し手間がかかりました。
GMOクリック証券のメリット・デメリット
◎ メリット | × デメリット |
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・口座数78万以上の業界最大手 ・少額取引も可能 ・スマホアプリの機能性が高い ・スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も優秀 |
・強制ロスカットで手数料が発生 |
GMOクリック証券の良い評判・口コミ
50代男性FX歴:5年以上
全体的にスペックが高い
スプレッドが狭く、スワップポイントが高め、約定力も高く総合力に優れている
30代男性FX歴:2〜3年
専用ツールのプラチナチャートがとても便利。豊富な描写やテクニカルで初心者から上級者まで利用しやすいです。
40代男性FX歴:5年
スプレッドが狭く、スワップが高い
スプレッドが非常に狭くてスワップポイントが高いので、無駄なコストを抑えながら取引ができ助かっています。
GMOクリック証券の悪い評判・口コミ
20代男性FX歴:1年未満
最小取引単位が10,000通貨となっているため(※アンケート調査時)、ある程度のまとまったお金が必要になってくる点が不満です。
40代男性FX歴:5年
10,000通貨からしか取引を行うことができず(※アンケート調査時。現在は1,000通貨取引が可能です)、少額の取引ができないのは不便です。
30代男性FX歴:1年以上〜3年未満
取引時のロスカットが発生したとき、手数料が上乗せされてしまうという部分だけは、非常に残念な箇所だといつも感じています。
GMO外貨:少額取引&レバレッジのコントロールが可能
GMO外貨の基本情報
GMO外貨の基本スペック | |
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3,000人のおすすめ度 | 第7位(全21社中) |
口座開設できる最低年齢(高校生可/不可) | 18歳(可) |
親の同意書の有無(20歳未満の場合) | 不要 |
口座数 | 458,193口座(2023年11月末) |
スマホアプリのスペック | テクニカル指標 15種類 |
スワップポイント *米ドル/円1万通貨あたり |
231円 |
取引単位(最低資金の目安) | 1,000通貨(3万円) |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭* |
通貨ペア数 | 24通貨ペア |
口座開設の最短日数 | 即日 |
デモトレード | ◯ |
電話の問い合わせ時間 | 平日・祝日 8:00~17:00 |
キャッシュバックキャンペーン | 新規口座開設+取引量に応じて最大55万円 |
スプレッドは原則固定、例外あり
GMO外貨の最小取引単位は1,000通貨なので、2~3万円の資金があればさほどハイレバレッジにならない状態で取引できます。
またGMO外貨は、最大レバレッジを1倍・10倍・25倍から選択することができるので「知らず知らずのうちにハイレバレッジの取引をしていた」という失敗を避けることもできます。
少額から始められることができ、GMOインターネットグループの会社であるため信頼性も高く、学生におすすめのFX口座といえるでしょう。
申請の際に、免許証とマイナンバーの登録がスムーズでした。
GMO外貨のメリット・デメリット
◎ メリット | × デメリット |
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・レバレッジを「1倍・10倍・25倍」から選択可能 | ・2022年にMT4のサービスが終了 |
GMO外貨の良い評判・口コミ
50代女性FX歴:1年以上〜3年未満
少額から始められるのが良いです。
30代男性FX歴:5年以上
レバレッジを3種類から自分で設定出来るので使い勝手がいいですし、ツールも非常に性能が良くて取引しやすいです。
40代男性FX歴:1年以上〜3年未満
スマホでもパソコンと同じくらいの機能があり、画面が見やすいです。
20代男性FX歴:1年以上〜3年未満
スワップポイントがあまり高くないなと感じたので、その物足りなさが不満です。
GMO外貨の悪い評判・口コミ
20代男性FX歴:1年以上〜3年未満
スワップポイントがあまり高くないなと感じたので、その物足りなさが不満です。
外為どっとコム:高性能なスマホアプリと充実した情報コンテンツを提供
外為どっとコムの基本情報
外為どっとコムの基本スペック | |
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3,000人のおすすめ度 | 第5位(全21社中) |
口座開設できる最低年齢(高校生可/不可) | 18歳(可) |
親の同意書の有無(20歳未満の場合) | 不要 |
口座数 | 598,238口座 |
スマホアプリのスペック | テクニカル指標 22種類 |
スワップポイント *米ドル/円1万通貨あたり |
220円 |
取引単位(最低資金の目安) | 1,000通貨(3万円) |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭* |
通貨ペア数 | 30通貨ペア |
口座開設の最短日数 | 即日 |
デモトレード | ◯ |
電話の問い合わせ時間 | 月曜日~金曜日 7:00~23:00 |
キャッシュバックキャンペーン | 新規口座開設+取引量に応じて最大1,002,000円+ |
スプレッドは原則固定、例外あり
外為どっとコムはFX業界では老舗の存在で、特に「情報コンテンツが充実したFX会社」として支持されています。
オンラインセミナーや「マネ育チャンネル」という情報サイトなど、初心者向けの勉強コンテンツも豊富。最小取引単位も1,000通貨なので、少額取引も可能です
学生でFXについて学びながら取引したいと思っている方におすすめです。
外為どっとコムは申請から承認までのスピードが一番早く、即日開設でした。また、書類がマイナンバーの提出だけでよく、開設の手間もかかりませんでした。
外為どっとコムのメリット・デメリット
◎ メリット | × デメリット |
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・FXの情報収集や勉強がしやすい ・スマホアプリ外貨NEXT neo GFXが使いやすい |
・支払いのスワップポイントがやや大きい |
外為どっとコムの良い評判・口コミ
30代男性FX歴:5年以上
外為どっとコムを魅力的に感じている点は、「情報力の高さ」です。外為どっとコムには、「外為情報ナビ」という、外国為替ニュース・アナリストレポート・動画・情報ツールなど様々な情報を提供してくれる情報コンテンツがあります。投資するのに参考にしています。
20代男性1年以上~3年未満
スプレッドが随一の狭さで、スワップポイントも高く、キャンペーンのキャッシュバック額も高いという、メリットが多いバランスのとれたFX会社です。
外為どっとコムの悪い評判・口コミ
20代男性FX歴:1年以上~3年未満
(PC用ツールは)専門的すぎて見づらいので使っていなかった。多機能なのだろうが、初心者には難しいと思った。
みんなのFX:スワップポイントが高水準で自動売買も可能
みんなのFXの基本情報
みんなのFXの基本スペック | |
---|---|
3,000人のおすすめ度 | 第9位(全21社中) |
口座開設できる最低年齢(高校生可/不可) | 18歳(不可) |
親の同意書の有無(20歳未満の場合) | 必要 |
口座数 | 478,361口座 |
スマホアプリのスペック *TradingView |
テクニカル指標 85種類 |
スワップポイント *米ドル/円1万通貨あたり |
220円 |
取引単位(最低資金の目安) | 1,000通貨(3万円) |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭* |
通貨ペア数 | 34通貨ペア |
口座開設の最短日数 | 即日(最短1営業日) |
デモトレード | ◯ |
電話問い合わせの時間 | 平日 7:00~22:00 |
キャッシュバックキャンペーン | 新規口座開設+取引量に応じて最大100万円 |
スプレッドは原則固定、例外あり
公式サイトはこちらみんなのFXは、トレイダーズ証券が提供しているFXサービス。同社は他にも「LIGHT FX」というFXブランドを展開しています。
LIGHT FXは裁量トレードに特化したシンプルなサービスですが、みんなのFXは自動売買も提供。裁量トレード以外にも興味がある人なら、みんなのFXがおすすめです。
みんなのFXの登録は、顔写真の撮影がいらず、本人確認もすべてPDFのアップロードでできスムーズでした。
みんなのFXのメリット・デメリット
◎ メリット | × デメリット |
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・自動売買を取り扱っている ・TradingViewが使える ・売りと買いのスワップポイントが同額 |
・スマホアプリのスペックが若干劣る |
みんなのFXの良い評判・口コミ
40代男性FX歴:5年
スワップポイントが高いのでスワップポイント狙いのトレードに魅力を感じています。スプレッドも比較的狭くなっている点も魅力的です。
30代女性FX歴:1年以上~3年未満
取引ツールなどが豊富で扱いがやりやすく、初心者の自分でも取引がしやすいです!
みんなのFXの悪い評判・口コミ
40代男性FX歴:5年
相場が荒れている時にはスプレッドが広がることが結構あるので、スプレッドが安定しない点が不満です。それとマーケット情報が他社と比べると少ないのも不満です。
松井証券:「1通貨」に対応しているもう一つのFX口座
松井証券の基本情報
松井証券の基本スペック | |
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3,000人のおすすめ度 | 第6位(全21社中) |
口座開設できる最低年齢(高校生可/不可) | 18歳(可・未成年口座あり) |
親の同意書の有無(20歳未満の場合) | 必要 |
口座数 | 121,155口座 |
スマホアプリのスペック | テクニカル指標 28種類 |
スワップポイント *米ドル/円1万通貨あたり |
207円 |
取引単位(最低資金の目安) | 1通貨(30円) |
スプレッド(ドル/円) | 0.2~1.6銭* |
通貨ペア数 | 20通貨ペア |
口座開設の最短日数 | 即日 |
デモトレード | ◯ |
電話問い合わせの時間 | 平日 8:30〜17:00 |
キャッシュバックキャンペーン | 新規口座開設+取引量に応じて最大100万円 |
スプレッドは原則固定、例外あり
*他社に比べて機能制限あり
証券会社として100年以上の歴史があるネット証券大手の松井証券。
「1通貨」からの取引が可能なため広告でお馴染みの約100円から取引することができます。
トレード面以外では、動画コンテンツの充実ぶりも注目したいポイントの1つ。松井証券の公式YouTubeチャンネルでは、M-1グランプリ2020覇者のマヂカルラブリーがFXや投資を学ぶ「松井証券 資産運用 学べるラブリー」シリーズがあり初心者でも勉強できる環境が整っています。
他の会社に比べ、申請から口座開設までは遅かったです。
松井証券のメリット・デメリット
◎ メリット | × デメリット |
---|---|
・レバレッジのコースを4つのコースから選べる | ・デモトレードの機能に制限がある |
松井証券(MATSUI FX)についての良い評判・口コミ
20代男性FX歴:1年以上~3年未満
1通貨から取引出来るのが最大の魅力かと思います。他の証券会社が1000通貨や10000通貨の中、松井証券のFXは1通貨から取引出来るため、少額投資で始めることが出来ます。デモトレードではなく、リアルマネーで練習するにはもってこいの証券会社だと思います。
30代男性FX歴:5年
最小取引単位が1通貨からなので少額での取引が行えますし、リニューアルをされてからスプレッドも低くなったので、とても助かります。また、パソコン用はもちろんスマホのツールもチャートなど非常に見易いですし、直感的に操作ができ情報量も多くて大変使い勝手がいいです。
松井証券(MATSUI FX)についての悪い評判・口コミ
40代女性FX歴:5年
電話での問い合わせが週末はやっていなくて平日のみになってしまうのが残念です。平日は忙しいので週末にまとめて電話で直接相談できます。
FX口座開設の基礎知識|具体的にどんな手順が必要?
FXの口座開設は、多くのFX会社でほぼ共通しています。
会社によって多少の違いはあるかもしれませんが、具体的には以下のような流れになります。一見、手間がかかるように見えるかもしれませんが、現在は多くの会社で「最短即日」の口座開設が可能です。
- 公式サイトで個人情報等を入力する
- 必要書類をアップロードし、本人確認が行われる
- FX会社による審査が行われる
- 審査に通ると、ID・パスワードが送られてくる
- 口座に入金して取引開始
②のところで「必要書類のアップロード」という手順がありますが、この必要書類というのは、具体的には「本人確認書類」と「マイナンバー確認書類」の2つです。
本人確認書類*
*顔写真付きのものなら1点、写真がないものは2点必要になることが多い
マイナンバー確認書類
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- マイナンバー通知カード
- 個人番号付きの住民票の写し
マイナンバーカードがあれば1枚で2つを兼ねることができるので、この際に作っておくのもいいでしょう。
また上記の書類をアップロードした後の「本人確認」については、現在多くの会社が「スマホでの本人確認」に対応しています。
従来は郵送書類のやり取りが必要だったため口座開設に数日を要していましたが、スマホによる本人確認が普及した結果、最短即日の会社が多くなりました。
大学生であればほとんどの人がスマホを持っているでしょうから、特に理由がないのならスマホによる本人確認を行うとスピーディに口座開設ができます。
学生証は本人確認書類になる?
本人確認書類として「学生証は使える?」と思う人もいるかもしれませんが、残念ながら学生証は該当しません。マイナンバーカードなど上記に紹介したものを用意しましょう。
FXを始めようとしている学生に関するよくある質問
最後に、多くの学生が疑問を持っている質問にQ&A方式で回答していきます。
扶養の問題は?何万円利益が出たら確定申告を出す必要があるの?
親などの扶養家族になっている場合、アルバイトなどFX以外の収入があるかどうかによってボーダーラインが異なります。
他の収入がない場合は48万円、他の収入がある場合は103万円を超えると、確定申告と納税の義務が生じます。 また、これらのボーダーラインを超えると扶養から外れるため、親の扶養親族控除がなくなります。
子の年齢が19歳以上23歳未満であれば最大で63万円の控除が適用されなくなり、親の税金が増える可能性があります。
1日にどのようなスケジュール感で行う?
もちろん人によって異なりますが、編集部の学生スタッフは以下のスケジュールでFXを行っていました。結論からいうと、学生を含むFX初心者にはデイトレードもしくはスイングトレードがおすすめです。
▼スキャルピングをしていた時20時以降に1~2時間くらい(指標の発表は避けていました)。疲れるのであんまり長時間はできませんでした。
▼デイトレードをしていた時朝の8時過ぎくらいにニュースや米国などの経済指標などを確認して、その場でポジションを持っていました。ポジションを持ったら、1時間おきくらいにスマホで確認して、いい感じに含み益が出るか含み損が大きく出たら決済。
夜の8時くらいまでに値動きがほとんどなかったら、そのまま決済していました。(8時以降は指標などの発表があることが多かったので、8時までには決済していました。)
▼スイングトレードをしていた時取引は数週間に一度くらいしかしなかったので、やることはあまりなかったです。やることといえば、朝にニュースや米国などの経済指標とポジションの確認をするくらいでした。
FXの安全性は?詐欺にあう?
FXを利用した詐欺は多く報告されています。不特定多数に対して架空の海外FX業者を名乗り、口座開設と入金をさせた後に音信不通や出金拒否になるようなものが多いです。
金融庁に無登録の会社や、個人経由で紹介されたサイト、FX業者名が検索でヒットしないような会社への入金は避けましょう。
学生におすすめのFXの勉強法は?お金の知識がなくてもできる?
FXのおすすめの勉強法は本を読むことと、デモトレードを行うことです。
本は業界の著名人など実績のある人が執筆しているため信頼性も高く、難しいFX特有の知識も体系的に理解することができます。また、デモトレードをすることでお金をかけずに実践して学ぶということができます。
FXをするのなら、世界経済や金融情報について常に把握しておく必要があります。さらに、FX特有の基礎知識や専門用語、チャートの見方や分析方法、注文方法などを学ぶ必要もあります。
利益を出すために覚えなければならないことは多く、真面目に勉強しようとする姿勢が大切です。
FXをしている学生は平均でどのくらい利益を上げられているのか?
編集部のアンケートによると、約3割が「利益を出した」と回答しています。「おそらく利益を出した」という人も含めると7割を超える学生が利益を出したという結果になります。
もちろんこれは編集部が行ったアンケートの結果であり、一般的には損益をプラスにできるトレーダーの割合は5割~6割程度と言われています。そう考えると、今回のアンケートの結果は少々例外的な結果が出たともいえるでしょう。
FXは誰もが利益を出せるものではなく、約半分のトレーダーが損失になる世界だという認識は持っておきましょう。
この会社はやめておいたほうがいいというところはあるか?
上記でも述べたように、海外業者は危険な可能性が高いです。海外業者は、日本の法律で定められているレバレッジ(最大25倍)よりも高いレバレッジで取引できることを売り文句にしていることが多いですが、総合的に考えてこれらの業者を選ぶメリットはありません。海外業者は避けた方がいいでしょう。
学生がFXをするメリットとデメリットは何か?
学生がFXをすることのメリットは2点あります。1点目は、24時間取引ができるため学生でも取引の機会が多いことです。2点目は、経済や税金などのお金などの勉強になることです。
一方で、デメリットは3点あります。1点目は、資金が大幅なマイナスになる可能性、リスクがあることです。2点目は、学業に支障をきたす可能性があることです。3点目は、扶養等で親との問題になる可能性があることです。
この記事のまとめ
- 大学生でもFX口座は開設できる
- 申し込み時に見栄を張る必要はなく、正直に記入すればOK
- 万が一、審査に落ちた場合は他社で申し込みをしてみる
- 少額で始めたいのなら、最小取引単位が1,000通貨以下の会社を選ぶ
- 投資はアルバイトとは違うことに注意