そもそも「eKYC」って何?
「KYC」というのは「Know Your Customer(顧客を知る)」の略で、要は本人確認手続きのこと。
これを電子的に行えるようにしたのが「eKYC」です。
従来は「個人情報の書類を提出する→FX会社が審査→IDやパスワードが郵送される」という方法で本人確認が行われていましたが、eKYCでは本人確認がAI判定によって完了するため、この手続きがスマホで完結します。
ちなみにこのサービスをどのような名称で呼んでいるかはFX会社によって違い、DMM FXでは「スマホでスピード本人確認」と呼称しています。
「スマホでスピード本人確認」に必要なもの
手続きにあたっては、スマホと本人確認書類が必要なのですが「具体的にどんな書類を用意すればいいか?」については2パターンあります。
市区町村に申請してマイナンバーカード(個人番号カード)を取得している人なら、それだけでOK。
マイナンバーカードを持ってない場合は、「マイナンバー通知カード+運転免許証」の2つがあれば条件を満たすことができます。
ちなみにマイナンバー通知カードは、住民票のあるすべての住民に対して簡易書留で送られているものなので、紛失さえしていなければ持っているはずです。
これらのパターンによって口座開設にかかる時間に違いがあるかもしれないので、今回は2名のスタッフが、それぞれの方法で手続きをしてみました。
本人確認書類をそろえたら、口座開設へいってみよう!
入力~本人確認書類の提出までは13分で完了
まずは本人確認書類が2つ必要(マイナンバー通知カード+運転免許証)のパターンでやってみます。
公式サイトの申し込みボタンから専用フォームに入り、個人情報を入力していきます。
これが完了するといよいよeKYCによる本人確認。
といっても何も難しいことはなく、基本的には「指示されたとおりにスマホで撮影していく」という流れです。
マイナンバー通知カード、免許証、そして自分自身の顔(要は自撮り)などを撮影していきます。
ちなみに免許証は、表面だけでなく厚みのわかる写真や、「免許証を持った自分の写真」なども必要です。
初めてやると「ずいぶんいろんな写真を求められるんだな」と思うかもしれませんが、第三者による「なりすまし」を防ぐためにも必要な手順なので、しっかり対応しましょう。
撮影する写真はいろいろあるものの、面倒なレベルではありません。
今回の調査では、口座開設ボタンを押してから本人確認書類の提出が完了するまでの所要時間は「13分」でした。
個人情報の入力や撮影などをもっとサクサク進めていけば、10分程度で終わるのではないかと思います。
このような画面が表示されたら、あとはFX会社からのメールが届くのを待つだけ。
文面には「近日中」とありますが…はたしてどのくらいで完了するでしょうか?
結論:バラつきもあり?しかし「最短1時間」は本当だった
最初に触れているとおり、まず実験したのは「マイナンバー通知カード+運転免許証」の組み合わせでした。
実はこのとき、メールが到着したのは「5時間後」。
14時20分ごろに手続きが完了し、メールが届いたのは19時20分ごろという結果でした。
まぁ即日開設はできているので、もちろん郵送よりはずっと早いのですが、このときは「最短」とはいかなかったようです。
そこで後日、今度は別のスタッフが「マイナンバーカードのみ」で実験したところ…。
メールが届いたのは「約55分後」でした。
11時20分ごろに入力・書類提出が完了し、メールが到着したのが12時14分。
あとは「クイック入金」で口座に資金を入れれば、トレードができます。
まとめ
というわけで、今回のスタッフの体験では「1時間での口座開設は本当に可能」という結果になりました。
もちろん、「マイナンバー通知カード+免許証」のパターンのときは5時間を要したので、「最短」1時間という限定表現が付くのも事実です。
しかし、マイナンバーカードだけで手続きをした際は本当に1時間で口座開設できたのも事実。
「FX始めてみたい!」「別の口座を持ちたい!」と思い立つときは大概、気持ちが盛り上がっているときですよね。
そんなときも、DMM FXならスムーズに口座開設が可能です。
これまで「口座開設は手続きに時間がかかりそう」などと二の足を踏んでいた人は、DMM FXを試してみてはいかがでしょうか。
1時間以内で口座開設できるんだね!さっそく僕もやってみよう!