目次
スマホアプリ DMM FXの特徴
注文方法 | テクニカル指標 | 描画ツール |
---|---|---|
成行、ストリーミング、 指値・逆指値、IFD、OCO、IFDOCO、FIFO系、両建て、 一括決済 |
トレンド系 6種類 オシレーター系 5種類 |
垂直線、水平線、マグネット、 トレンドライン、チャンネルライン |
ニュース | 動作環境 | チャート注文 |
時事通信社 | iPhone、Android、iPad | 不可 |
スマホアプリ DMM FXの特徴は、洗練された画面デザインと充実した機能にあります。
本アプリの良い点と使いづらい点はどこにあるのか、それぞれについて見ていきましょう。
スマホアプリ DMM FXの良い点
スマホアプリ DMM FXの良い点を、以下4点にまとめました。
- 基本操作の部分はスワイプなどを効果的に使いスムーズな操作
- 1つの画面に多くの情報をまとめているため他の画面を開かなくてもよい
- トレードの判断に使える情報を数多く提供
- これまでのトレードを振り返ることができる機能も提供
注文画面のチャートの操作性は、スワイプやピンチイン・ピンチアウトでの拡大縮小もサポート。
通常のスマホアプリと同等レベルの操作性の良さで、サクサク注文も出しやすくなっています。
チャートはテクニカル指標を数多く重ねることができ、1画面に4つのチャートを同時に表示することも可能です。
4つのチャートは、それぞれ違う通貨ペアで関連性をチェック、あるいは同じ通貨ペアの別足種(5分足・15分足など)を表示しての分析、という使い方も。
チャートグラフの縦軸・横軸の数字部分をタップすると、垂直線・水平線が出てチャートの特定部分のレートを確認できるなど、細かい点の配慮が行き届いています。
また、トレードの判断材料に使える情報を多く提供している点も本アプリの良い点です。
ニュースや経済指標などのマーケット情報はもちろん、DMM FXユーザーの売買比率を、注文比率と人数比率の両方で見られるようにしています。
また、過去のトレード履歴を年間・月間損益照会や売買実績照会で振り返ることができる点も本アプリの特徴です。
トレードのPDCAサイクルを回せるように、トレード計画に必要な情報提供だけでなく、トレード結果の振り返りができるようにしているのです。
Plan・Do・Check・Actionの略。業務を進める際やマーケティングの効果をより高めるためなど、さまざまな場面で使われている考え方。計画して実行した後、その結果をチェックして次のアクションに生かすという意味です。
【NEW】アプリがアップデートされました 2020.09
- チャートの描画機能に、トレンドラインとチャネルラインが追加
- チャートの描画ツールにズーム機能・マグネット機能が追加
- レート一覧からレートアラート設定画面への遷移が可能に!
1.チャートの描画機能が追加
今回は描画機能に「トレンドライン」と「チャネルライン」が追加されました。 これにより垂直線、水平線に加えて合計4つの描画機能をご利用いただけるようになりました。
引用:DMM FX公式サイト「チャートにトレンドラインとチャネルラインを引けるようになりました」20/09/19
2.チャートの描画ツールに、ズーム機能・マグネット機能が追加
チャートにラインを引くときの補助機能として、ズーム機能・マグネット機能が追加されました。 指で画面が隠れていても、ズーム画面で確認しながら描画できます。 マグネット機能をONにすると、ラインを高値・安値・始値・終値に吸着できます。
引用:DMM FX公式サイト「チャートの描画ツールに、ズーム機能・マグネット機能が追加されました」20/09/19
3.レート一覧からレートアラート設定画面への遷移を可能に
レート一覧画面にレートアラート設定に遷移するアラートマークを設置し、レートアラート機能の設定画面へすぐに遷移できるようになりました。
※これまで通り、下記からの設定も可能です。
画面左上部のメニュー>[その他]>[設定]>[一般設定]>[レートアラート]
引用:DMM FX公式サイト「レート一覧からレートアラート設定画面へ遷移できるようになりました」20/09/19
具体的な操作説明についてはDMM FX公式の「操作マニュアル」にてご確認ください。
スマホアプリ DMM FXの便利な機能
スマホアプリ DMM FXは、さまざまな機能を備えている多機能アプリです。
その中でも特徴的で便利な機能について紹介します。
証拠金シミュレーション
証拠金シミュレーション機能は、条件によって必要証拠金などを確認することができるツールです。
通貨ペアとレート、そして取引数量、純資産額を入力することで、必要証拠金はいくらでロスカットラインはいくらかを算出します。
さまざまな通貨ペアで計算できるようになっているので、口座に入れておくべき金額がわからないときに活用したいツールです。
自己資金には余裕をもって、ロスカットにならないように資金管理をしましょう。
ポイント通帳
ポイント通帳とは、取引応援ポイントサービスのポイント履歴を見ることができる画面です。
ポイントは1ポイント1円に交換でき、1,000ポイント以上貯まると交換できます。
ポイントの有効期限は1年間です。
1年間で1,000Lot以上の取引をする場合は、有効期限切れになる前にポイントを現金として交換します。
FXの場合は、新規取引1Lotごとにポイントが付与される制度。ユーザーランクがブロンズ、シルバー、ゴールドとあり、ブロンズは1Lot1ポイント、シルバーは2ポイントなど、ランクによって付与されるポイント数は増えます。
ポイント通帳は、直接FXトレードと関係はありません。
ただ定期的にポイント履歴を確認して、ポイントが交換できそうなら無駄なく交換しておきましょう。
スワップ振替
スワップ振替とは、ポジションを決済せずにスワップだけを受け取ることができる機能です。
貯まったスワップポイントを受け取ってそのまま再投資できるため、スワップポイント狙いで投資をしている人で、スワップポイントを一部受け取りたいという方やスワップポイントを再投資に回したい人にとっては、とても助かる機能といえます。
経済指標アラート
経済指標アラートをきめ細かく設定できる機能も便利です。
何分前ぐらいにアラートを出すか、重要度を絞ってアラートを出すか、といったことが設定可能です。
自分に必要な情報だけを必要なタイミングで送るように設定できるため、経済指標を利用したトレードをする場合には上手に使いこなして、準備時間などを計算に入れアラートを出すようにするとよいでしょう。
端末操作ロック解除
端末ロックをしていないと防犯上のリスクが高まるため端末ロックを利用しているという人は多いのではないでしょうか。
しかし、スマートフォンのアプリでFXトレードをしている場合、一定時間操作しないと発生する端末操作ロックは不便に感じるものです。
この機能をオンにしておくと、本アプリ起動中は端末にロックがかからなくなります。
トレード中はロックがかからないようにしたいという人に向いている機能です。
スマホアプリ DMM FXに向いている人とトレードスタイル
スマホアプリ DMM FXに向いている人とはどんな人なのか、また、本アプリに向いているトレードスタイルとはどういうスタイルなのでしょうか。
ここまでの話も踏まえながら解説します。
スマホアプリ DMM FXに向いている人
スマホアプリ DMM FXを使ってのFXトレードに向いている人は以下の3パターンです。
- スマホでもワンクリックですばやく注文を進めたい人
- 複数のチャートを1画面内で確認しながらトレードしたい人
- トレードのPDCAサイクルをしっかり回しながらトレードの成果を上げたい人
- 操作性のよいスマホアプリを使いたい人
トレード履歴から自分のトレードを見直して次のトレードに生かしたいと考えている人にとって、本アプリの機能はフィットしているといえます。
また、操作性のよいアプリでスムーズにトレードを進めたいという人にも、かなり使い勝手はよいのではないでしょうか。
スマホアプリ DMM FXを使ったトレードスタイル
スマホアプリ DMM FXでやりやすいトレードスタイルは以下のとおりです。
- 定期的にスワップ振替をして再投資する長期トレード
- すばやい反応が必要なスキャルピング
- 日頃忙しいため、時間のあるときに外出先でスイングトレード
多くの機能がそろっているため、裁量トレードならどのトレードスタイルでも使えるのですが、スワップ振替を利用して再投資する長期トレードが特に向いています。
スマホアプリ DMM FXを利用してみての感想
スマホアプリ DMM FXは、デザインがかなり洗練されているので気に入っています。
非常に機能が盛りだくさんですが、単純にスマホを使ってFXトレードを進める場合、とてもスムーズに操作できるのが気持ちいいですね。
注文の種類はスワイプで切り替えられて、チャートも詳しく見たい部分は指でささっと広げられるのでストレスなく操作できています。
私は、テーマカラーの切り替えでホワイトベースにし、気分を変えてトレードすることもあります。
今となっては使いやすくなりましたが、最初はチャート画面でスピード注文ボタンを表示させると、別の画面への切り替えがわからなくて混乱しました。
スピード注文ボタンを消さないといけないんですね。
その点以外は、特に戸惑うことはありませんでしたよ。
スマホアプリ DMM FXの使い方
スマホアプリ DMM FXの使い方について、ログイン→入金→レート一覧→チャート表示→注文画面→出金の流れを追って解説します。
1. ログイン
まずは、DMM FXの口座開設を行います。
アプリをダウンロードすると、アプリからも口座開設の手続きを進めることができます。
口座開設が終了したら、ログインIDとパスワードを入力してログインしましょう。
ログイン画面では、IDとパスワードの情報を保存できる他、自動ログインも設定可能です。
2. 入金
入金は、ホーム画面の「入出金」ボタンをタップするか、画面左上のメニューリストから「入出金」メニュー以下のクイック入金または振替入出金を選びます。
クイック入金の場合は、5,000円以上を入金する必要があるため、あらかじめ口座には必要なお金を準備しておきましょう。
3. 新規注文とスピード注文
ホーム画面からは、レート一覧・トレード画面などに直接飛べるようになっています。
「トレード」を選ぶと新規注文ができるトレード画面へ。
左上に表示されている通貨ペアをタップすると、自分の取引したい通貨ペアに変更できます。
トレード画面上部は注文レートが表示され、画面下部はポジションサマリなどの一覧が表示されるという画面レイアウトになっています。
注文レート部分をタップすると、新規の即時(ストリーミング)注文画面へ。
画面中央部をスワイプして、「指値・逆指値」「IFD」などの注文方式を変更し、必要情報を入力したら発注可能です。
あらかじめ、メニュー画面の「注文設定」で取引数量やFIFOのON/OFF、決済同時発注の損切り・利食いpipsを設定しておくことも可能です。
初期設定をしておくと、これらの情報をいちいち入力せずに済むため注文が楽になります。
ただし、ストリーミング注文の場合、利食い設定は有効にならない点には注意しましょう。
スピード注文画面は、画面下部中央付近にある「スピード注文」アイコンをタップすることで表示可能です。
スピード注文画面では、ワンクリックで注文が確定する他、売建玉や買建玉の一括決済、全決済ボタンもあります。
ただし、初期表示時には一括決済機能はOFFになっているため、右下のトグルボタンを右側に動かして使えるようにしましょう。
4. チャート表示して注文
画面下右から3番目の「チャート」を選択すると、チャート画面が表示されます。
表示したいテクニカル指標は、チャート画面の右上「チャート設定」で変更可能です。
チャート画面下部にスピード注文パネルを表示したい場合は、チャート設定の右横にある「スピード注文」を選択しましょう。
チャートは縦横表示可能で、画面の傾きにより切り替わります。
チャート画面の上部右側の「注文」をタップすると、縦表示の場合は画面下に注文ボタンが表示されます。
横表示の場合、注文ボタンは画面右側に表示されます。
縦横は端末を傾けて切り替えましょう。
すでにポジションを保有している場合、注文レートボタンの下側に数量と概算損益(円)が表示されます。
5. 出金予約
出金予約は、入金と同様「ホーム」画面あるいは画面左上のメニューからから「入出金」メニューの下にある「出金予約」メニューをタップして行います。
スマホアプリ DMM FXを使ううえでの注意点は?
最後に、スマホアプリ DMM FXを使ううえでの注意点について解説します。
ロット数の単位に注意
スマホアプリで入力する取引数量は、最低取引単位によって大きく異なります。
スマホアプリ DMM FXの場合、1Lotは10,000通貨のことです。
他社アプリでは1Lotが1,000通貨の場合もあるため、取引数量の単位を勘違いしないようによく注意して取引を進めましょう。
慣れないうちはデモ口座を開設してテストトレードを繰り返しておくと、このようなミスは事前に防げます。
ストリーミング注文では確認ダイアログが出ない
ストリーミング注文やスピード注文は、注文確認ダイアログが表示されずすぐに発注となります。
注文確認を表示する設定もなく、初期利用時の注意喚起ダイアログも「次回から表示しない」とすると表示されなくなります。
スピード感のある注文ができる点では便利なのですが、誤発注のリスクが高くなるので注意してください。
大量数量・短時間のスキャルピングに注意
非常に使いやすくスキャルピングにも最適なスマホアプリ DMM FX。
しかし、大量の取引数量で短時間に何度もスキャルピングを繰り返すことは、DMM FXの規約に違反していると見なされる可能性もあります。
取引数量や取引回数には注意して、規約に違反するトレードとならないように気をつけましょう。
スピード感のある注文ができる点では便利なのですが、誤発注のリスクはその分高くなるので注意してください。
DMM FX「スマホアプリ DMM FX」の機能
最後に、DMM FX「スマホアプリ DMM FX」の機能について一覧表としてまとめました。
機能名 | 詳細機能 | 有無 | 機能詳細 |
---|---|---|---|
動作環境 | iPhone | 〇 | iOS 8.0以降( iPhone5以上推奨 ) |
Android | 〇 | Android OS 5.0以降 | |
iPad | 〇 | iOS 8.0以降 | |
Android タブレット |
× | ||
その他 | × | ||
注文系機能 | 成行 | 〇 | 一括決済 |
ストリーミング | 〇 | ||
指値・逆指値 | 〇 | ||
IFD | 〇 | ||
OCO | 〇 | ||
IFDOCO | 〇 | IFO | |
FIFO系 | 〇 | スピード注文のみ設定可能 | |
トレール | × | ||
自動売買系 | × | ||
両建て可否 | 〇 | 両建てのON/OFF機能はないが両建ては可能 | |
一括決済 | 〇 | ・通貨ペア ・買建玉 ・売建玉 *保有ポジションの数量が100Lotを超える場合、一括決済は利用不可。 |
|
注文の初期設定 | 設定単位の選択 | 〇 | 通貨ペア |
スリッページ | 〇 | 0~99.9pips | |
損切り設定 | 〇 | 5.0~99.9pips | |
利益確定設定 | 〇 | 5.0~99.9pips | |
取引数量 | 〇 | 1Lot=10,000通貨(1~100Lotの範囲内で注文) | |
両建て | × | 両建てのON・OFF設定はない | |
チャート表示 | 足種 | 〇 | 11種類 Tick/1分/5分/15分/30分/1時間/4時間/8時間/日/週/月 |
チャートの種類 | 〇 | 4種類 ローソク足/バーチャート/ラインチャート/平均足 |
|
テクニカル指標 | 〇 | 全11種類 トレンド系 6種類 移動平均/指数平滑移動平均/一目均衡表/ボリンジャーバンド /スーパーボリンジャー /スパンモデル オシレーター系 5種類 MACD/RSI/DMI/ADX/スローストキャスティクス/RCI |
|
描画ツール | ○ | 水平線/垂直線 マグネット/トレンドライン/チャネルライン |
|
比較チャート | × | ||
複数のチャート画面を表示 | 〇 | 4画面 | |
現在レートライン表示 | 〇 | ||
保有建玉の平均レート表示 | × | ||
チャート上からの注文 | × | ||
口座状況情報表示関連 | 〇 | 【口座照会】 ・建玉可能額 ・出金可能額 ・証拠金維持率 ・追加証拠金額 ・純資産額 ・約定評価損益 ・建玉評価損益 ・スワップポイント ・預託証拠金残高 ・ポジション必要証拠金 ・注文証拠金 ・出金予約額 |
|
マーケット情報表示関連 | ニュース | 〇 | 時事通信社 |
経済指標 | 〇 | ページ表示 | |
スワップポイント | 〇 | [スワップ/証拠金]のメニュー内に表示 | |
画面レイアウトのカスタマイズ関連 | × | ||
画面の横表示対応 | 〇 | スマホを横向きにすると横画面チャートが表示 | |
入出金関連 | 対応金融機関数 | 〇 | 約340行 |
入金関連 | 〇 | クイック入金 24時間リアルタイム反映 振込入金 |
|
クイック入金 | 〇 | 約380行 5,000円以上が条件 |
|
出金関連 | 〇 | 平日15時までの出金予約は翌金融機関営業日に出金。 平日15時以降および土日祝日の出金予約は翌々金融機関営業日に出金。 2,000円以上が条件 |
|
レート通知アラート | 〇 | ||
デモ取引 | 〇 | ||
操作性 | 〇 | チャート画面でのスワイプによるスクロールに対応。 | |
その他独自性のある機能 | 〇 | 経済指標アラート ポイント通帳 証拠金シミュレーション テーマカラー設定 スワップ振替 |